なんでも良くない？！

基本・・・『なんでもいいよ』で通してきたかもしれない？
良く言えば，臨機応変？・・・結果オーライ？
悪く言えば，無節操？・・・優柔不断？

『譲れないものはあるの？』
・・・と言われても・・ちょっと考えますな？

しかし，人を説得するというのは
大事なことであります。
理解してもらえるように努力することを
怠ってしまうと・・・
怒りや恨みを買ったり，
ほんと，ろくなことにならない(^^;

『説得することをあきらめる』って，
相手に失礼なんじゃないかと？
そういうこと・・・
この年になって少し考えたり，反省します。

『個性』という言葉あって，好きなんですけど・・・
誰しも，『個性』があって，
良いところであり，悪いところあり・・・
その個性の出し方も人それぞれ（笑）
そのような個性があって，
人間社会が成り立っているんだと
思いまする。
みんなスーパーマンじゃつまらないしね？(^^;

とはいえ，どうしても社会活動・・・
特に日本では・・・公の場ではできるだけ
個性を出さない方を重んじる傾向があります。
しかし，自分の意見をきちんというって
やはり『個性』を出すことなのでは？と思う。

まっ・・・そんなことを思わせてくれた，
作品（「東京メトロ文学館」）を今朝拝見しましたのでご紹介。

『　朝の混合う車中の人々は

　深い眠りに引き戻されそうに

　揺れに身を任せていた

　若い小柄な女性が楽譜を数枚胸に抱いて

　眼鏡の奥の下をくりくりさせていた

　一人だけが表情を持って

　紙に書かれた言葉を

　心に再現させているようだった


　どんよりとした空の下には

　家屋がどこまでも軒をつらねていた

　蜂や蟻は分業の中で

　社会を作っているように感じられるが

　私たちも個を死なせて

　分業のなかに生きているようだった

　電車のなかの 一人の女性の覚醒が

　私の力となっていくようだった　』

　(「覚醒」：市川市/木ノ内博道さん61歳)

作者の方が，団塊の世代の方でがむしゃらに
働いてきた方なのかもしれませんけど，
なんとなく気持ちが良くわかります。

男女同権の時代ではありますが・・・
今でも・・・
男性より，女性の方が
『個（例えば，家族だったり，友人だったり？）』
を大事にするんじゃないかな？
と個人的に感じています。
それが女性らしさじゃないかと？
『母は強し』もそんなところが起源？

しかし，多少個性を押しつぶしても，
そんな女性たちを守るのが，
『男らしさ』なのかも知れませんね？

とりあえず・・・今日感じたこと，
答えのないテーマの徒然でした～（爆）

何はともあれ・・・皆に幸あれ♪