私の70代

愈々90代に足を踏み入れ、人生の最終ラウンドに入った想いです。野菜作りとパソコンにも向き合っていきます。
 

八十路の出来ごと

2014年01月16日 | 随想

 昨日は、朝一番にお医者さんに行って、帰路女房に頼まれた買い物があってスパーに寄りました。 
 しかし その他の時間は、殆ど部屋にいてだらだらと過ごしてしまいました。「こんな事では、駄目だ!!」の思いはもちろんありますが、「人生山あり、谷あり」程度に思って、深刻には考え無いようにしています。が「逃げてはいけない!」と思っています。

 ”だらだら”過ごしたのに、今朝は5時半に目覚めました。慌てて飛び起きて、部屋の空気の冷たさを感じて、寒暖計をみてみると7℃、外はマイナス3℃、厳しい冷え込みでした。6時を過ぎると夜が白々と明けはじめましたが、雲一つない空・・・日中は暖かい晴天を予測しました。「畑が凍てついているから午後からにしょう!」の段取りです。

 「実は、昨日朝一番にお医者さんにいきました」と 書きましたが、定期ですと月末に行けばいいですが(血圧を下げる薬をのんでいます)、ちょっと不安があって、半月余も早く行った訳です。具体的な自覚ですが「頭が一杯になって(或いは、頭がすーと空っぽになって)倒れるような気分?を味わったからです。「86歳、初めて味わう気分・・・」です。
 「野菜作りと、パソコン(ブログ)」が生活パターンでしたが、一年ほど前から「氏神の大修理」で出てきた「400年にわたる30枚の棟木札と、約30個の彫刻の記録。保存に携わるようになり、凄く頑張りました。前者は完成し、後者は9割がた出来あがった段階での出来事です。取り合えづ仲間に話して、担当から外していただきました。

 反省してみると、歳の認識が甘かったという事です。だが、前記の事に携わったことが、悪い訳でなく”この前兆をどう認識するか”と考えています。老化は確実に進んでいることを先ず認識したいです。しかし引っ込み思案にならずに・・・生きていきたいですが、「八十路は未知の領域と・・・」つくづく思います。

 上の写真ですが、氏神様の大修理完成式の時、カメラを持って見えたNさんに声をかけ、式典の次第を写真に撮っていただき、それが縁で仲間に入っていただきました。お付き合いはまだ数ヶ月程度ですが、仲間に入っていただいてありがたい人です。つい先日「故郷のものですが、どうぞ・・・」と戴きました。
「ぼんたん」初めて手にするもので、ついカメラにおさめました。