最近「農薬の残留基準の緩和に”待った”」の記事が目に留まりました。 私は「家庭菜園」程度の野菜作りをしています。しかし、我が家の野菜ばかりでなく、子供たちを含めて4~5軒分の野菜を作っている・・・?自覚をもっていますが、100パーセント補給している訳ではありません。
だから、相手が畑に採りに来たり、持って行ってやったり、折々送ったりしています。しかし、身内が食べる野菜という事もあって、使用する農薬については、一つの考え方をもっています。
私は、無農薬栽培主義者ではありません。事実有機リン系の「マラソン乳剤」500ml1本を持っています。農薬の指定使用方法ですが、作物によって違いはありますが、「倍液2~3000倍、最終使用は、収穫14日前から収穫前日まで、使用回数は4回まで」(収穫前日までが理解できない)となっています。具体的に、ほうれん草でみると、「2~3000倍液で、収穫14日前までに、他の農薬使用を含めて4回まで使用可」となっています。(ラベルに書いてある、農薬使用基準)
しかし私の場合、年間を通して、里芋(アブラムシ)白菜(アオムシ)トウモロコシ(アワノガメイチュウ)に各2回程度使用する程度で、(昨年は、里芋にアブラムシがつかなかった)マラソン乳剤」500mlで3~4年位あります。これは、栽培方法に工夫をしており、「畝間、株間隔を広くとって風通しを良くすることを心掛けているから」と考えています。それに「土つくり、有機農法」も大切だと考えています。具体的には、「ミミズのいる畑」です。
その心ですが、作物には必ず残留農薬があり、孫やひ孫が生まれてくるようになると、永年その野菜を摂取すると、体に異常が発生する確率が高いと考えていることです。
余生をこの考え方を通していきたいと考えています。そこで今作っている野菜をカ写真に撮ってみました。
過去農薬を使った記憶はありませんが、現在の畑のほうれん草です。虫食いの無くきれいです。どちらかというと、「アクの強い野菜で虫も好まない野菜!」という印象です。
同じ場所に作ってあるチンゲン菜です。虫食いの痕がある株が少し見えます。この程度では我が家では、普通で平気で食べます。
同じく小松菜です。チンゲン菜と同じ感覚でいただいています。上記3種類は、無農薬です。
私が作っている野菜は、市場では絶対に受け入れてもらえないとおもいます。ところが、自分が手をかけて作ると、容易に且つ安心して受け入れられることを経験しています。マラソン乳剤も、散布すると表面に付着するだけでなく浸透性があります。(植物体内に取り入れられる)これからの野菜作りは、農薬の残留を、限りなくゼロに近づけるよう、極力減農薬につとめていきたいと考えています。