私の70代

愈々90代に足を踏み入れ、人生の最終ラウンドに入った想いです。野菜作りとパソコンにも向き合っていきます。
 

シイタケと Wiimdows 7

2010年11月26日 | 野菜つくり
 天気が良ければ毎日のように畑に出ています。とりたてて大きな作業はありませんが、細かい仕事で2~3時間は過ごします。昨日は午後から、来年の西瓜・南瓜の敷きわら用の「ビール麦」を蒔きました。6㍍ほどの畝10列です。ビール麦は茎が長くて重宝しています。夕方になって畑の隣の山林のシイタケが出ているのに気付いて今朝早めに収穫しました。

  

              
 15年ほど前に、放任してあった山林の木を切った時に「シイタケ菌」を植えて、以後2~4年置きに、枝を切ったり、木を頂いたりしてシイタケを栽培(自家用)してきました。しかし、淋しいですが、」これで終わりにしょうと思っています。チェーンソーを使ったり、重いものをなぶる危険な作業があるからです。
 歳をとるということは、ある意味「引くこと」だと思っています。が「野菜作りは現状維持、パソコンは少し前向きに!」と考えています。

 Wiimdows 7
 パソコンを買い換えました。2002年に生産停止になっていたXPを使っていましたが、10月に入って「フォトチャンネル」を開設して、「パフォーマンス警告」が出るようにになり、調べてみたらXPはパソコンの容量がMBの段階であり、7はGBで、格段の力の差がある事を知りました。とまどいもありましたが、先のことを考えると思い切って決断しました。
 これで10年はいけますね!!。今後とも”よろしくお願いします”・・・(この投稿はXPです。)

 

プロヘェッショナル

2010年11月22日 | Weblog
 朝起きてみると地面が濡れていました。「予報より早く降り始めたんだ!」待ちこがれた雨です。11月に入ってほとんど雨は降っていませんでしたから、玉葱を植えましたが2回ほど水を撒いていました。
 今も”シトシト”降っており、すべての植物が生気を得た感じです。

        
 庭の”どうだん”の紅葉が雨に濡れて美しく見えます。4日前の寂光院の紅葉を思い浮かべながら「とぶ鳥の脾腹(ひばら)をこがす紅葉かな」(芭蕉)養老の滝も紅葉の名所で「雨の日、傘をさして紅葉の下を歩くと、傘が赤く染まる」そんな詩を習った事を思い出しました。{昔の10代の頃ですから、不確実なところがあるかも知れません。そのころはすべて番傘でした。今は洋傘になってそんな情緒も味わえません}

 昔は「おしめり休み」と言っていましたが、朝からパソコンを開いています。そして最近感動した映像をだしてきました。
 11月7日(日)お昼近くテレビをつけて、くいいるように見た番組”プロヘェッショナル”がありました。感動するとその映像をカメラに納める癖があります。その思いを投稿したいと考えました。
 真結子さん6才が難病に罹り、懸命に生きる姿と家族愛、治療に当たる医者、伊達先生の小さな(時間にすると短い)物語です。
 
 
        
 
真結子さんは、肺が次第に硬直化していく難病だそうです。その硬直化したところを切り取って、お母さんの肺(半分)を移植する、世界でもまれで困難な肺移植手術受けます。
 写真は、手術室に入る前の真結子ちゃんと介護士・伊達先生との「命と絆の信頼を」確かめ合う場面です。 

        
 伊達先生は笑顔が素敵な先生と思いました。しかし難病で困難な手術で断られた真結子ちゃんを手術する決断をされた先生は、手術中も決断される場面があったことが画面から伝わってきました。15分程度の放映でしたが、涙をポルポロ流すことはなかったです。しかし、身体が”じぃ~”と熱くなって瞼に涙を一杯ためて見ていました。

 この映像を見て先ず感じたことは、真結子ちゃんとその家族に心から声援と幸運を送りたいと思います。そして私の身内の健康に”有難い”と感謝しています。
 伊達先生の「プロヘェッショナルと云う事は解りませんが、人の出来ないことに挑戦していきたいと思っています」に感銘を受けました。先生の心の百分の一でも私の心にして、生きていきたいと思っています。


犬山・寂光院 紅葉

2010年11月20日 | 風景
 昨日11月19日は、朝今年一番の冷え込みになりました。畑の仕事も一段落ついて、朝早めに(9時前に)犬山・寂光院に出かけました。約30年ぶりに訪れたことになります。
 山の中腹にある寺院という印象のみで、詳しい環境はほとんど頭にありませんでした。山麓までは迷うことなくついて、木曽川辺りの小さな駐車場に車を止めて一人坂道を歩き始めました。途中「参道」の標識があり、自動車道をはずれてその小さな険しい道(昔の参道)を登って行きました。下の方に木々の隙間から自動車が見えて「此所に駐車場」があるんだ・・・と思いましたが、紅葉の時期で大きくない駐車場に入るが為車の列が出来ており、下の方に止めたのは正解でした。


       
 中央アルプスに源を発し、山間や渓谷を流れてきた木曽川は鉄橋の先1㎞で広大な濃尾平野に出ます。川右手が岐阜県で左が愛知県です。左に黒く、僅かに見える山を登って寂光院に行きます。

           
 正式名称は、継鹿尾山 八葉蓮台寺 寂光院といいます。(真言宗)
 寺伝によれば、白雉5年(654)飛鳥時代、孝徳天皇の勅願によって創建された寺院です。

 
 旧参道を登り詰めると広場に出て多くの参拝者に出会いました。朝早いつもりでしたが、登る人、帰る人があって内心驚きました。
 新参道は急な長い石段になっていました。「ゆっくり登ると五分、あわてて登ると十五分かかります」の立て札がありました。(足の悪い人には小さなゴンドラがあります)
 老いたご夫婦、ご婦人ばかりのグループが目にとまりました。
 

       

       

       

       

       

       
 80代の私にも石段は大丈夫で、素敵な紅葉でした。手近な所でお進めします!是非自分の目で確かめて下さい。私は、もうお昼には帰ってパソコンに写真を取り入れました。

11月の畑

2010年11月17日 | 野菜つくり
 今朝は、寒いと思うあさを迎えました。当地は、もう2回ほど霜が降りましたが日中は暖かいです。その暖かさもあって、昨日は小さな仕事ですが午前午後と畑に出ました。今年の夏が暑かっただけに、秋は順調に訪れていると言った感じで、庭の一部の木ですが紅葉が始まっています。
 柿をとったり、大根を抜いて干したり、玉葱の苗を植えたりした作業でした。


  
 昨日甘柿(富有)を収穫しました。3本の内2本が駄目(隔年結果)で1本の木から80個ほどとれました。

         
 もう2週間前から食べていますが、大きくなってきて漬け物ように30本抜いて干しました。大根から水分が抜けて、Uの字形に曲がる程になると、塩を多めにして(長持ちする)漬け物にします。抜いて直ぐ漬ける”浅漬け”は、2回目に蒔いた大根でします。大根漬けは、すべて女房の担当です。今の若い人は、大根の漬けものを食べなくなりました。大根を家で漬ける事は私達の年代で終わりになるようです。

                
 柚子(ゆず)です。今秋はきれいに色づきました。料理にも出る感じですが、冬になると風呂に浮かべるのが印象にあり、風邪にいいと昔から言われています。

里の紅葉  (漆と菊)

2010年11月14日 | 風景
 今回は、身近な事で楽な気分で投稿させていただきます。前の興福寺・薬師寺の投稿では私なりに苦労いたしました。まだ完璧ではありませんが、フォトチャンネルを始めたこともあって頭が疲れました。それが、畑に半日出ると”癒やされる”単純さ?特技?環境”があって有難いと思っています。 
 私は興福寺・薬師寺のような投稿では、見たままを淡々と紹介するよりも、感じたものを少しでも入ったらいいなーと思っています。しかし自分の文章を自分で評価するととは出来ません。それに、日頃小さな事でも(小さな美)気がつく感性(磨かれた鏡)をこれからも持ちたいと念願しています。問題は老いですね!!
 
  今一つ、こうした旅行記みたいな物を投稿する場合、色々調べて投稿しますが”カメラを持って見物してくる”だけよりも、格段に頭の中に入ります。おそらく生涯忘れないような気がします。

 今畑はそんなに忙しくありません。午後から畑に出て”隣の畑の「漆の木」の紅葉が美しくてカメラを取りに帰り、序でに畑の菊を撮りました。




              
 この畑は耕作放棄されており雑草が背丈ほどに伸びています。鳥の糞に混じって撒かれた種で2種類の灌木「せんだんとうるし」が伸びてきました。2種類ともで大きくなる前に切ります。



       

               



       

              
 畑で「仏花」用に作った小菊です。こうして見ると美しいですね・・・。

奈良・薬師寺 散策

2010年11月11日 | 旅行
 もう三週間も経ってしまいましたが、京都での3泊4日の日程の最終日は10月24日月曜日でした。その日は朝からの小雨になり、小さな仕事もキャンセルして、時間的余裕も出来て家に帰るには、早すぎて薬師寺に寄ることにしました。
 薬師寺は今回で4回目、いや5回目かな?、最初に訪れたのは40代はじめ、40年前になり、斑鳩・西の京の寺院はよく訪れたほうです。グループでの旅行がほとんどでした。がその中で、中宮寺・薬師寺の仏像の印象が頭の中に残っていました。その仏像に「惹かれる感じ」で薬師寺を訪れたといってもいいです。
 
 大海人皇子(おおあまのみこ)は、壬申の乱で勝利をおさめ、天武天皇として即位し、680年(天武9年)皇后の病気平癒を祈願し、建立を発願されたのが薬師寺のはじまりです。7年後薬師寺は完成せず、天武天皇は亡くなられてしまいました。続いて即位された皇后、持統天皇によって698年(文武2年)薬師寺七堂伽藍は完成されました。
 その後いくたびかの盛衰を繰り返し、1528年(享禄元年)兵火により金堂、講堂、中門、西塔、僧坊、回廊などが悉く焼失してしまい、東塔(三重の塔)のみが創建当時の面影を残すのみとなっていました。

 1967年(昭和42年)高田好胤和尚の「写経勧進」による復興発願により、近年相次いで大伽藍が完成し、1998年(平成10年)世界遺産に登録されています。


       
 薬師寺全景です。西塔(写真左・昭和56年再建)建立以後に、娘夫婦と訪れていますが、こんな偉容は感じませんでした。二基の塔を備えて築かれた様式は「薬師寺式」といわれて極めて珍しいです。塔には6枚の屋根が見えますが三重の塔です。下から一段・三段・五段目の小さく見える屋根は風雨から壁面を守るための「裳階」と呼ばれている屋根です。
       

             
 金堂(上)と金堂内陣の”薬師如来坐像と日光菩薩像(右)月光菩薩像(左)です。40年前の仮金堂のイメージを思うと壮大な金堂でした。仏像のイメージは変わらず新鮮でした。(金堂・昭和51年再建)
       
 大講堂から、金堂そして東塔、西塔を撮っています。最初の写真と比べると裏側(北)から撮りました。

       

       
 大講堂(上)と大講堂の内陣弥勒三尊像です。確か仮金堂の裏に仮堂と仏像があった記憶ですが、それが吹き飛んでしまった程の今世紀最大級の木造建築物と華やかな内陣です。(大講堂・平成15年再建」)
               
       
 薬師寺大伽藍を囲む、朱塗りの回廊外側東にある東院堂です。
 奈良時代の養老年間(717~724)に元明天皇の菩提を弔うために、娘になる吉備内親王が発願・建立され平安後期に焼失しますが、鎌倉時代の1285年(弘安4年)再建されました。日本最古の禅堂としても知られています。(回廊・平成7年再建)


       

  
 東院堂内陣(上)と聖観音菩薩像と四天王像です。

 小雨の中、多くの修学旅行生に混じっての薬師寺拝観でしたが、40年前と違った壮大な伽藍に圧倒されました。しかし、薬師如来・日光菩薩・月光菩薩・聖観音菩薩からは以前と変わらず、新たに強い印象を受けました。特に聖観音菩薩は最初に拝観したときから、強い印象を受けて好きになり「その仏に会いに」行ったと言っても過言ではありません。東院堂は今回で3回目の拝観です。薬師寺へ行ったら必ず訪れたという訳ではなく、少人数の時に行った記憶で、拝観コースから外れた、寂しい所にあった感じでした。今回は薬師寺の回廊からは外れていますが、直ぐ目にとまり、よく整備されていました。おだやかで慈悲深い、聖観音菩薩は、私の心の中に深く入っている感じです。是非おすすめしたいです。 いって良かったです。

 まだ100%自分のものにしていませんが、フォトチャンネルを参照して下さい。

秋の味覚 芋掘り

2010年11月07日 | 野菜つくり
 11月4日5日6日と3日間かけて、さつまいも、里芋を掘り終えました。三日前から天気が良くなり、畑の土も乾いてきて、且つ好天が続く予報で”芋掘り”を決断しました。例年芋掘りだけは女房に手伝ってもらいます。他の野菜と違って芋類は、直ぐに穴を掘って貯蔵しなければならないからです。
 勿論芋を掘るのは男で朝早く露の乾かない内に仕事にかかります。女房は昼からで掘った芋の”かたづけ”の仕事です。 仕事にかかる前は5日間を予定していましたが、3日で済んだわけです。その分「私が頑張りすぎたと」と思っています。昨日は、夕方になって予定の仕事の0,7%を残しましたが、内心疲れたとという感じでした。夜になって体調を心配するほどでしたが、今朝は少し遅く目が覚めて(5時半)気分は普段通りでしたから、まだ回復力があるんだ!!と安心しています。

 来年は、こんな無理はしないでおこう! 女房が手伝ってくれなくなったら、作ることを少なくしょう!!と頭をかすめました。歳ですねー

         

            
 午前中に掘ると午後には芋は表面が白く乾いてくれます。こんな畝を8列作り約250本苗を植えています。9月から10月にかけて2列は食べました。(写真上) 顔は写さない約束で女房が持ってくれました。(下)

            
 今年の里芋は豊作です。その理由の一つは連作を避けたことだと考えています。こんな畝を6列作りました。約160株です。貯蔵する里芋は、竹ヘラで株に付いた土と根っこを落とさねばなりません。
 私達の子供の頃は、さつまいもは大切な「おやつ」でした。今は、若い者は(我が家でも)ほとんどさつまいもを食べません。(天ぷらにするとすこし食べるかな?) 
 芋を食べると”つうじ”が良くなります。これ本当の話・・・。

11月の虹と畑

2010年11月02日 | 野菜つくり
 京都から帰って1週間が立ちました。この間天気は、愚図ついた日が続き、雨間を縫って畑に出るようにしていましたが、一番時間と労力(頭)を使ったのは「興福寺」の投稿でした。特にフォトチャンネルは覚えて間もないだけに”写真を並べただけ”という感じで「すみません」といった思いです。教室で覚えるとか、説明書を読んでも”いっぱっ”で理解することが出来ず、体験を積み重ねていくタイプですから時間がかかります。写真のサイズ、配列など(編集)もっと勉強しなければと考えています。
 11月1日早朝(6時半頃)偶然外に出て「虹」がかっているのに出会い映像を得ました。本当に幸運だったと思っています。深夜に雷がなり、激しい雨音を聞きましたが、朝は雲は多かったが晴れていました。だから、ほんの短い時間で消えてしまいました。カメラを持ったついでに畑に行き、気分転換できたようで「すっきり」しました。


         
 子供の頃は、随分虹が出ていたような気がします。近くて巾の広い虹が?追いかけた記憶がありますが、勿論行きつけませんでした・・・。

 
 白菜です。一昨日カンレーシャ(網)を取り外しました。例年夜盗虫に悩ませれて居ましたが、今のところ1匹も居ません。蒔く約40日前に「石灰窒素」を散布し耕耘してあり、夜盗虫の卵を殺す目的です。減農薬につとめ見回りはします。
 それが夕方畑により、白菜を覗いてみたら夜盗を3匹捕りました。


        
        ミカンがこんなに色づいてきました。

                  
 昨日渋柿だけを収穫しました。80個ほどで、焼酎で渋抜きします。今年は、ミカン、柿とも成り(個数)は悪く、夏の暑さの影響と考えています。特に「イチジク」は悪く果実が成熟前に腐ってしまいました。