私の70代

愈々90代に足を踏み入れ、人生の最終ラウンドに入った想いです。野菜作りとパソコンにも向き合っていきます。
 

10月の畑 (夕日に映えて)

2013年10月29日 | 野菜つくり

 10月に入ってから来た5っの台風も、私の所では大過なく過ぎて、26日27日28日と秋晴れが続きました。朝方は、小寒むくって・・・10時頃になると”日差し”を受けて暖かくなる陽気です。そんな陽気にさそわれて、作業密度は薄いですが午前午後と畑に出るようになりました。

 昨日も柿の収穫をしていたら、生け垣の向こうに車が止まりました。見知らぬご婦人が降りて見えて「柿をわけてください!」「ウンー」「子供に食べさせたいからー」「うちは、売らないですよ!」・・・・・「じゃ少しさし上げよう・・・」という事になりました。甘柿5個と、渋柿2個を手渡すと「お金とって下さい!」「お金出すんだったら・・・柿返してください!」そんなやり取りがあって、渋柿の説明をしておきました。生け垣の向こうの車の中からご主人の声「ありがとう!!」女の子の姿も見えました・・・。

 昨日はそんなことが、もう一組ありました。仕事の手を休めて話をしていたら、一昨年夏スイカの収穫をしていたら、わけてくださいの申し込みがあって・・・結果は、ひび割れた小玉スイカを2個さし上げた人で、私もその記憶がよみがえりました。甘柿と渋柿を5個さし上げました。

 実は、前に採ってあった多くの渋柿が一度に渋がぬけると、それを消費(さばく)のに連れが苦労しているのが現状です。かと言って、一日に柿を2個も3個も食べるのも健康上問題で、困っている実情が根底にあります。畑では、こんな状況がまま起きる訳ではありませんが、採れた野菜を含めて年2~3度起きますかね―。散歩する人を含めて案外「人との出会い」があります。

 昨日は、夕方になって残っていたキャベツとレタスの2本のトンネルを外していると、夕日が差してきました。暖かい、包み込むような夕日に映える野菜をカメラにおさめました。

     
      キャベツ                       ブロッコリー

     
       菜花                        つまみ菜

     
       サニーレタス                    レタス

 


食欲の秋

2013年10月28日 | 随想

 案じた台風27号は、予想よりも尚東寄りになり、結果は本土よりも400キロ離れた洋上を進むコースになりました。25日夜から26日未明にかけては、風はともかく雨は覚悟していました。寝る前には、窓を開けて雨の音に聞き耳を立ててみましたが、全く静かでよく寝れました。朝5時半頃に外に出てみましたが弱い雨が降っていました。しかし水溜りは出来ていませんでした。

 夜が明けると、雨はすぐ止んで9時半ごろには青空が見えるようになりました。10月に入ってからの台風24号を初め、25号26号そして今度の27号28号を振り返ってみると、体感被害は次第に小さくなってきた・・・という思いで、27号に関しては「風は、無風・・・雨は、霧雨・・・」が実感でした。ありがたい事で心の中で呟いています。

 怪しげだった空模様で、5日間ほど畑にでれませんでしたが、27日(日)午後から畑にでました。一番最初に蒔いた早採り野菜は、ほぼ食べつくして、3回目のチンゲン菜、水菜、小松菜を蒔きました。畑には小さい草が目について、これも取らねばなりませんが、先送りしていた甘柿、渋柿が結構色づいていました。畑も季節も”秋最中になってきた”といった感じで…午後から柿の収穫でもしようかと考えています。

 天高く、馬肥ゆる季節と言いますが、80代半ばになった私達には一つの課題が出てきました。結論からいうと”食べ過ぎない”ことです。
 最近健康診断の結果を先生から聞きました。指摘されたのは、連れが「中性脂肪」が基準値の倍近くあり、2年間改善されていないことでした。
 私の場合1年前が212、今年が117、連れの場合2年とも278で(基準値が149以下)倍近くある訳です。この二人が一緒に食事をするわけで、私の場合良くご飯を残すわけですが、お互いに”世話をやかれて節制する”よりも、自覚をもって自然にできるようになりたいと思っています。
 二人とも「自立できる老後を(介護のない)」念願している訳ですから・・・

  
 


台風27号と28号

2013年10月25日 | 随想

 台風26号が去って一週間も経たない内に台風27号そして28号が発生しました。特に26号が、伊豆大島に大きな被害をもたらし、その被害が癒えないうちにです。

 私の所では、近年いや今年に限っても、台風と雨による被害らしい被害はありませんでした。しかし27号が発生した時は、再々幸運に恵まれることは無く、初期の進路予報から東海地方に来る確率は高いと予想していました。

 「お父さん、10月に入ってからの台風は、海の上(太平洋)を行くから大丈夫!」連れの言葉も「うのみ」に出来ず、ここ4日ほどは、進路に関心を持ってきました。
 25日今朝になって、27号は予想よりも東よりのコースが決まったようで、風よりも雨による災害の報道になってきました。27号の特徴に”速度がゆっくり”であり、結果”雨の日が長い”ようで、その雨の日は3日間と考えています。

 明日26日が、東海地方に最も近づくようです。今朝(25日)は、弱い雨が降り始めた程度で、それが霧雨になったり、止んだりで午前中は終わる感じです。昨日は、一日どんより曇っていましたが、雨は降りませんでした。一昨日は、午後から”シトシト雨”が夕方まで続きましたが、これは台風には関係のない雨のようでした。
 明日にかけて、”この静けさ”で終わるとは考えておりませんが、10日前の26号よりも遠く太平洋上を行くようで少し安堵しています。
  

 台風28号は、27号とともに”アベック台風と言われ、両台風が接近すると”迷走する事があって危険”と言われていましたが、2日ほど前からその報道もなくなりました。やはり予想より東寄りのコースになったか、偏西風の加減 かと考えています。
 ただ28号は、風速が50mと強力で小笠原諸島や伊豆大島が万全の態勢で迎えるようー報道でも伺えます。

 

 私が災害で何時も思い浮かべるのは伊勢湾台風です。1959年9月最大風速75m夜の来襲でした。人的被害を含めて被害が大きかったのは、伊勢湾沿岸の海抜ゼロメートル地帯でしたが、この近所でも家屋が倒壊しました。
 地震では、歴史的には濃尾地震です。1891年岐阜県美濃地方と愛知県尾張地方を襲った大地震です。体験したのは、1944年12月東南海地震です。目の前で家が倒れるのを見ております。
 
その体験から、1980年(33年前、新建築基準法制定前)家を建てましたが、壁面を多くし、筋かいを多く入れてもらいました。それが安心の支えになっていますが・・・・。

                

             

 

 

 

 

 

 

 

 


あれや、これや

2013年10月19日 | 随想

 台風26号は、私の所では雨風とも軽微でほとんど被害はなく、ありがたい事でした。それに比べると、伊豆大島の被害には心を痛めます。
 私の所は愛知県北部に当たり、南の太平洋岸までは直線で約80キロと考えています。すぐ背後には岐阜県境の木曽川が流れていますが、400年前徳川家康によって築かれた「お囲い堤」があり、その堤もいく度か補修されて頑丈になり、且つ現代ではその内側にそれ以上の堤防が築かれています。二重の堤防に守られているところなど日本ではないのではないかと思っています。地盤も何万年もかかって積み上げられた木曽川の沖積土で地震にも強く、災害が起こりにくい環境と考えています。

 台風26号も予想よりも遥か南洋上を通ったのが良くて、15日は午後2時頃には晴れてきました。この日こそ外で働かなかったものの16日は、朝から活躍といった感じで・・・その主な事が”庭木の剪定”でした。一般的な庭と違って「緑いっぱいの林」を作っている感じで、庭師さんを入れなくて私が毎年刈り込んでいます。案外高い樹木があって、安全を考えて力と気を使い疲れる年になりましたり。

 それでも、少しの時間をみつけて色々の作業をしました・・・。

   
 写真左 最初に採った富士柿の焼酎で渋抜きしたものです。試験的に6個行ったもので、5日目でこんなに熟しました。

 写真右 昨日2回目の収穫をしました。焼酎で渋抜すると”一度に大量に仕上がり”困った経験から、籾殻に入れて「ゆっくり渋を抜こう」と考え考えました。殆どの柿をそうしましたが、上手くいくかな・・・?

   
 写真 品種不明の柿は、2回とも、焼酎にヘタ部分をつけて、ハッポウスチロールの箱に詰めて密封しました。おそらく7~10日で渋が抜けると予想していますが、途中確認してみます。大量に採れたことを含めて初めての経験です。楽しい・・・気苦労・・・といった感じです。

          
          苺を70本定植しました。自家苗です。

          
  スズメ蜂の巣です。思案していましたが、中が確認したくて表面を切り取ってしまいました。四段になっているのを初めて見ることになりました。来年からは、もっと高い木に巣くってくれることを願っています。目につかないし、被害も予想されないし、結果駆除することもない訳ですから・・・・。
 

 


台風26号と柿の収穫

2013年10月15日 | Weblog

台風26号が近づいて来ています。14日夕方の情報では、本土に近づくにつれて東より向きを変え、東海地方か関東地方に上陸のコースをとるようです。今日(15日)早朝の放送でも同じで、コースに関しては一安心ですが、風速45m、瞬間最大風速55mを聞いて、柿の収穫をしょうと決めました。

 前日の判断では、まだ4~5日先でいいと決めていましたが、強い風にもまれて果実が痛む可能性があるからです。幸い午前中は曇り、午後からは雨という事で、早めに出かけました。甘柿の「富有」が採れるのはまだ先で、渋柿の「富士と品種不明」の二種類を約半分位を収穫しました。。

 午後からの放送では、大型の勢力を保って明日の朝にかけて関東地方に上陸と伝えました。東海地方は、この時間にかけて最接近して、風雨が強くなると伝えています。が、午前の11時頃から降り始めて午後3時現在「霧雨」のような雨が降り続いています。こんな雨で終わるとは思いませんが、作物の被害が”最小限ですむように!!”祈ります。

         

          
 上の柿を含めて”渋柿”ですぐ食べられません。焼酎で渋抜きをします。この作業を含めて後は女房の担当としています。勿論手伝いますが・・・・。  

         
 柿を採ったあと、田圃の方に廻って稲穂を撮ってきました。初めてです。私の地方は(尾張北部)95対5ぐらいの割合で田圃が極めて少ない所です。今の時代、田圃は耕作放棄地になったり、宅地化されてごく一部の人が自家用に米を作って見えるだけです。昔は(子供の頃)畑が多く麦を作って、普段は麦3割入りのご飯でした。米100パーセントのご飯を食べれるのは、正月かお盆ぐらいで,真っ白なご飯を食べることは”あこがれ”みたいな心情がありました。そんな郷愁みたいなものが混ざって、この写真になりました。

 この地方は、日本で一番田植がおそく、刈取りも一番遅いと言われてきました。この稲が水に浸からないように祈ります。


10月の畑 (2回蒔きの畑)

2013年10月13日 | 野菜つくり

 10月に入ると、確か30℃を超す夏日が来たことも事実ですが、体感して思うことは、やはり秋だと思います。もう畑には、飲み物もほとんど持っていかなくなりました。ちょっと重い仕事をすると肌にべっとりと汗をかきますが、ズボンやシャツに汗が滲み出ることもない、全く過ごしやすい陽気になりました。

 今日も午前中第2回蒔きの畑を中心に、除草・追肥を行っていました。夏ほどでないですが、まだ畑には小さな草が案外生えていますから、草取り・中耕・追肥をしながら3時間ほど過ごしてきました。私の野菜作りの心は、野菜が育つに良い環境を整えてやることと、美しい畑にしたいと念願していますが・・・?。
 こんな気持ちで、これからも野菜作りをしていきたいと思っています。

            

            

            
 
 3枚の写真で11種類の野菜を作っていますが、此処では品種の紹介は省きます。トンネルは玉ねぎとねぎの苗です。

 


10月の畑 (トンネルを外す)

2013年10月11日 | 野菜つくり

 10月5日(土)から三泊で京都の娘の所え行ってきました。例年の私の行事ですが、何時もの年を思うと一旬早く出かけたことになります。勿論畑は、「4~5日手をかけなくてもよい」区切り、余裕が出来た時を選んでです。
 主目的は娘の所の庭と、孫の所の花壇の手入れですが、私自身の楽しみもあって、その一つが、奈良か京都の寺院を回ること、今一つは、ひ孫に会えることです。先ずひ孫ですが、半年前と違って下の二人が「おじいちゃん!おじいちゃん!」と言って盛んに近寄って、膝にも上がってきます。夜は遊び(ゲーム)つき合わされて、カメラを向ける余裕すらありませんでした。庭の手入れなどは、今回はそんなに時間をかけなくて済み、具体的には1日と半日ですみ、3日の予定の後1.5日は、奈良西の京の薬師寺を訪ね,最後の日は、京都市内観光5時間コース(金閣寺、銀閣寺、清水寺)を楽しむことが出来ました。

 台風24号は、帰った翌日9日10時ごろより雨が降り始めましたが、風雨とも弱く、時間も短く畑には”慈雨”と言った感じになりました。10日には快晴になり、5日間の間に盛りかえるように野菜たちが育って、8本のトンネル内6本を外してやりました。    

   
 柿が、目立つほど”色づいてきました。2本の柿の木が毎年美しい紅葉を見せてくれます。

   
 レタスとキャベツですが、この2本だけがトンネルを外せませんでした。

       
      白菜ですが、夜盗虫が5株ほど入っていました。手で駆除しました

       
   手前から、チンゲン菜、聖護院大根、蕪です。2枚の写真で12種類の野菜が育っています。全て第1回蒔
   きのものです。    

  


コスモスを撮る

2013年10月09日 | 風景

         

今年は、「3ケ所のところでコスモスを撮ろうー」ともくろんでいましたが、結局は去年と一緒の所になってしまいました。勿論他の二ヶ所に行っては見ましたが、1枚も撮ることは出来ませんでした。感ずるものがなかったからです。

 問題は、去年と比べてですが???~です。

コスモスを撮る


黒アゲハチョウと芋虫

2013年10月05日 | 観察

 畑に出るときに、カメラを持って出る確率は月に3~4回程度で目的があるときです。以前は、案外持っていきましたが、畑仕事は”砂ぼこり”があって、レンズの伸縮、シャッターの開け・閉じが出来なくなりもう3回も修繕(部品の取り換え)に出しています。だから慎重に成らざるを得ません。砂の手でカメラを弄ることはもってのほかで、写真を撮ろうと作業を中止し手を洗うなどして、且つ畑専用のカメラにしています。

 ここで紹介する映像は全く偶然に撮れたもので、目的などもなくパソコンにしまってあったものです。連れは「ワァー気持ち悪るい!!」といいますが、私には珍しいのと興味があって投稿する事にしました。

          
 クロアゲハ蝶です。夏から良く見かけましたが、動作が活発で写真に納めることが出来ませんでした。夏の花百日草に、ほんの2~3秒とまる(蜜を吸う)蝶を偶然とタイミングがあって二枚撮れましたが、発表できるのはこれ一枚です。クロアゲハ蝶にも翅に、宝石のようなブルーの模様があるものがいます。何時か撮りたいとおもっています。 

          
 芋虫です。この黒い色と模様の虫は初めて見ます。畑ではなく(里芋の畑)家の庭のコンクリートの上を歩いていました。どうも蛹になるための場所を探している感覚と推測しました。
          

          
 指先で突いてやると、頭部を縮めて動かなくなります。再度突いてやると体をUの字に丸めて死んだふりをするのかな?それとも「奇抜で派手な模様」で外敵を脅すのかな?
 こんな黒模様の芋虫は、記憶のある限りでは初めて見るものです。その場を離れて30分後にはもういませんでした。

 調べてみると、この芋虫は「蛾」になるようです。畑に出てるといろいろの観察ができます。

 

 

 

 

 

 

 

 


10月の畑 (8本のトンネル)

2013年10月03日 | 野菜つくり

 9月23日に「9月の畑」を投稿してから10日が経ちました。一昨日(1日)苗床に作ってあったキャベツ・ブロッコリー・レタス・サニーレタスを本圃に定植して8本のトンネル出来上がりました。これで秋野菜の大方の植え付けが終わって一安心と云ったところです。「大方」と云ったのは、秋野菜は多くが収穫が早くって、”2回目蒔き”ものによっては”3回目蒔き”をしなければならないからです。大根・ホウレンソウ・小松菜等は、2回目がもう蒔いてあり双葉が出ていますが、トンネルは2回目以降は原則しておりません。 

        
 8本のトンネルが出来た野菜畑の全景です。小松菜やチンゲン菜はもう収穫できるほどになりました。野菜が大きくなってくると、トンネルも順次外していき、10月末には取り除きます。

        
        白菜です。こんなに大きくなりました。

   
 大根です。今月末には収穫できます。            小松菜です。

   
 水菜です。                             チンゲン菜です。

 畑の野菜の一部を紹介しました。                 
                                      蕪です。