11月に入ると、本当に秋らしい日々が訪れるようになりました。夜の最低気温が10度以下、日中の最高気温が20度前後、大陽のない朝夕は、ちょっと小寒く感じますが、太陽が当たるようになるとぽかぽか陽気です。しかし一旬ごとに寒さを悟らなければならないのが秋です。
畑のほうも冬籠りに向かっての、里芋、さつま芋、じゃが芋の収穫が始まります。冬じゅういただく貯蔵野菜です。さつま芋と里芋は、原産地が暖かいところですから、冬を越すには、畑に深さ1メートル余、広さは適宜(収穫の量によって)ですが約1メートル四方の穴を掘り・・・、そこに入れて貯蔵します。外気の影響を受けないよう、私の場合「稲わら」で厚さ50センチ位を敷き・・・、適当な空間をおいてトタン板とシートで雨水が入らないようします。この深さですと年間を通じて低温がたもたれ、春先までの4ヶ月ぐらいを冬眠してもらうわけです。
里芋です。絶好の秋日和に恵まれて「今日は里芋を掘ろう!」と太陽の上がるのを待って出かけました。順次少なくしてきて、今年は「百もと」の作付です。9月(十五夜)から収獲しはじめ・・・今日までに、一列20株を消費しています。あと四列の内一列は12月にかけて順次収穫する予定(零下の寒波が来ないから)で三列60株を掘り終えました。
「絶対に無理な仕事をしないこと」の思いで掛かりましたが、2時間ほどで掘りあげてしました。丸い株の状態を維持して、余分の土と白根を取り除いて整え、穴は前もって掘ってありましたから、一輪車で運んで・・・前述したように貯蔵する事ができました。
里芋を掘る合い間に(何回も休憩をとり)成っているミカンで喉を潤しました。今年は、ミカンは過去にない豊作です。こんな木が四本あって・・・成りすぎのため果実は小粒です。本来摘果しなければいけないですが、野菜作りに追われて過去手を掛けていません。今年は、ミカンの色づきからも秋を感じます。
コスモス園を夢見たコスモスですが、休憩の合い間に健気に咲いてるコスモスに目を留めました。写真に撮ってみると美しい、自分で蒔いたからかな?やはり秋を感じます。