元日を中心とした正月(大正月・おおしょうがつ)」に対し、1月15日を「小正月(こしょうがつ)」と言います。「月」を暦の基準にしていた大昔の日本では、「満月から次の満月まで」が一カ月でした。昔の人は満月をめでたいものの象徴としていたようで、一年で初めての満月の日を「正月」にしていました。これが「小正月」の起源です。
元日が正月として定着すると、小正月は豊作を占ったり、鬼追いをしたりと、大正月とは違う特殊な行事が中心になりました。また小正月は、お嫁さんが里帰りしたり、大正月に忙しく立ち働いた女性たちも一休みすることができるので、「女正月」とも言われています。
小正月の代表的な行事に豊作祈願の意味を込めた「餅花」や、正月飾りを燃やす悪霊払いの行事「どんと焼き」などがあります。一般的に小正月の終わりは20日とする地域が多いようですが、元々は悪霊払いだった「どんと焼き」が、やがて正月にやって来た年神さまを天に送り返す火と見るようになり、これをもって正月(大正月・小正月)の終わりと位置づける見方も生まれてきました。その期間を関西では「松の内」としています。
松の内とは、正月の松飾り(門松)を飾っておく期間です。もともとは元日から1月15日までの期間を指しますが、関東では七草がゆを食べる1月7日くらいまでを指すこともあるようです。年神様や先祖を迎える行事を行う大正月に対して、小正月は家庭的な行事を行う正月で、盆と同様に大切な節目でした。
我が家の一五日正月は?
一五日正月のいわれを知る者は、我が家(七人家族)では、私と女房だけという感じになりました。父方母方の一族でも最高齢なっており、平成生まれの孫やひ孫が過半数を占めるようになってきました。淋しい事ですが、それが現実です。
正月の鏡餅も、七日を過ぎると下げてきて、切り餅にしてしまいました。家で餅つきをしなかったぶん、3キロ(2升)の切り餅を買ってきましたが、まだ食べきれていません。食生活が変わったことと、食べる量が大変少なくなってきました。二人とも・・・?、心配ありません、体重は維持していますから・・・。
小正月の花 大正月の花
「十五日正月」が過ぎたからと、心の中で思いながら床の間の模様替えをしました。正月の花を基本的には残して・・・、庭の「千両」を二枝ほど新しいのに変えました。全く節約型ですが自己満足しています。