阪神淡路大震災から20年。改めて亡くなった方へご冥福をお祈り致します。 合掌。
震災後の粉塵や解体時の建材の中には石綿(アスベスト)が含まれていたでしょう。
その頃は、石綿被害の知識もなく必死に震災復旧工事に働いていた方や、解体現場のお近くに
何も知らずに住んでおられた方が多かったと思います。
震災後20年と同じく、石綿も潜伏期間がちょうど20年前後程度で、中皮腫や肺がんの発生の
最も多くなっていく時期と言われています。
石綿が原因の中皮腫、肺がん、石綿肺、びまん性胸膜肥厚等の疾病にかかった方や
ご遺族の方は、労災保険等の対象とならない場合でも「石綿健康被害救済制度」により、
医療費、弔慰金等の救済給付が受けられます。
まずは、下記にお問い合わせ、相談できることを、知っておいてください。
フリーダイヤル(電話無料) 0120-389-931 (独法)環境再生保全機構
午前9:30~午後17:30までが受付時間です。
認定に際しては、疾病が判定基準を満たしているなどの一定の条件がありますが、
まずは相談されることが一番と思われます。