調査ボーリングは市街地や山中やトンネルの中や、
河川や海上など、あらゆる所でも行なわれています。
弊社では、深さも5~10mから、深い所では200~300m以上も。
角度も、垂直から斜孔、水平、上方とマチマチです。
削孔媒体も、水だけでなく、エアーミスト、気泡、無公害の
ジェル状の物から、泥水まで施工環境に合わした削孔方式です。
調査ボーリングではありませんが、温泉ボーリングでは
1500m級を掘った経験もあったりします。
日本の調査ボーリングは土質屋(粘土や砂質土系)と、
岩盤屋(硬い花崗岩や砂岩など)と得意分野が分かれたり
するときがあったりしますが、弊社ではどちらでも対応しています。
建物や構造物は、基礎が肝心。造ってしまってから沈下や変位が
始まったり、地震で断層が動いたりすると、全てが狂ってしまいます。
日本には、目に見えない未発見の活断層が沢山隠れています。
日本自体が、大きな大陸プレートがひしめき合う境界面の分岐点にあり、
太古に中国大陸から分離して離れた列島です。火山大国、地震大国です。
土質には、富士山や阿蘇山、桜島などが昔に噴火して溶岩、火山灰
や火砕流、土石流などで堆積したもののコアサンプルを見ると、
一気に数千年前、数万年以上前にタイムワープした世界に触れられます。
また地質の中には、未知のバクテリアが存在していて、人間の役に立つ
未発見のバクテリアが沢山隠れていると言われています。
サンプリングされた地質を真空パックしてバクテリア研究されている大学に
運んだこともあります。またある時は、深部の地下水を採取して検査機関
に色んな可能性を秘めて持ち込んだりしたことも。
夢のある仕事に自分たちが関与して働けることは自分たちの生き甲斐
でもあります。 ワクワク、ドキドキした仕事をしてるときはみんな子供です。