(社)日本潜水協会の港湾潜水技士の5年に1回の免許更新講習。
国土交通省より、平成28年4月1日より
社団法人などの行う民間資格登録制度で担当技術者登録時に
港湾潜水技士1~3級を持つ者が潜水を伴う調査業務、作業計画
などを行い、潜水日毎の記録(5年保存)をすることとなっている。
平成26年2月以前の厚生労働省の高気圧作業安全衛生規則(高圧則)
では、今までの日本の減圧表(通称:別表2と言われていた)などが欧米諸国
などに比べて減圧時間が短いことで減圧症(潜水病)にかかる潜水士やニューマチック
ケーソンで働く作業員達が他国より多いことがデーター収集、蓄積により判明し、
平成26年2月高圧則改正に至った。現在、使われている厚労省告示457号、日本の
減圧計算表はカナダの海軍が参考ベースとなって、改良されており、計算式は
ビュールマンの方法(ZH-L16モデル)で算定されている。
改めて減圧症防止管理を再認識した。