もんろーの部屋

音楽について自分について哲学しちゃうページ・・・美味しいものもちょっと

日本音楽コンクールガラコンサート

2012-02-06 | 音楽
松之助のアップルパイ
良くも悪くもアメリカンスタイル。
洋菓子は私、フレンチ系が良いな、やっぱり。

昨日は、ガラコンへ行きました。
私は舘野さんが好きです。
須川さんも、良かった。

司会の滑舌が良くなく、ちょっと興ざめでしたの。
隣の席のご婦人もそう仰ってたから、そう感じたのは私だけでは無かったらしい。
BSプレミアで放送があるのでご覧ください。

日本音楽コンクール80周年ガラ・コンサート

「さわり」佐宮圭著

2012-02-05 | 音楽
一宿一飯の恩義を忘れたく無い(特に一飯)身としては、一飯以上確実にご馳走になった鶴田先生には、やはり恩義があると思う。
その鶴田錦史先生の人生を描いたというノンフィクション「さわり」が、ノンフィクション優秀賞を受賞し、最近あちらこちらで書評が出ている。

ご本人を知る身としての読後感は、「決して、こんなものじゃないはず」とも正直思う。
関係者が、御存命のうちは書けない事もあるかもしれないし、また故人に確かめられない事実もあるかも知れず、ノンフィクションという分野の限界も感じる。

『ノーヴェンバーステップス』を築き上げる過程や、NYでの初演シーンはこの作品のヤマ。
こういう形で多くの方に知られる事は、本当に本当に良かったと思う。

晩年の鶴田先生は、色白餅肌で、ぷっくり。
ステージでの厳しさとは対照的で、不思議な感じがした。

いずれ映画やドラマに、という書評があったけれど、誰が演じるのかしらね。
樹木希林とか?室井滋?
横山先生は…渡辺謙とか、役所広司?背が足りないけど、香川照之あたり。
草刈正雄みたいな容姿で生まれたかった先生だけれど…やっぱり草刈正雄じゃない気がする。

さわり: 佐宮 圭

パッタイ

2011-10-02 | 音楽
パッタイ。
アジアンフードが好きです。
暑すぎた夏は、よく食べたな。

8月、レッスン生さんの71歳のお母様が亡くなりました。
翌月から、レッスン復帰した彼女とのレッスン。

「レッスンで、エネルギーチャージするわぁ!」と、張り切って来てくださいますが…。
秋めいたメロディーを聴いては泣き…。
ジブリ系のテキスト、【いのち】とか【想いで】とかで泣き…。
毎回、レッスン室でふたり、たっぷり泣き笑いの時間になっています。
それがとても嬉しくもある。

わんぱく達の気丈な母でもある彼女は、娘として母の死に対し、大泣き出来る日常は無く、こんな時間が重要なのだと思う。
こうした日々を、繰り返しながら、人の死は、遺された者に受け入れられていくのではないか。
私もそれを共有しながら、メロディーの中に、テキストの中に身を置いている。

人は古から、嬉しくて歌い、寂しくて歌い、想い出して歌って来たのだね。

歌になりたいと思う。


冷やし坦々

2011-06-13 | 音楽
先週某日、香家にて、冷やし坦々。

坦々も、とうとう冷やしになりました。

「サリエリに捧ぐ」という記載のあるシューベルトの譜をたくさん発見しました。
モーツァルトには早死にされたものの、お次にシューベルトが登場!
その才能が多分ビンビン理解できたサリエリって、毎日毎日針のむしろだったでしょうね。
気の毒な人。

「音楽は、ひとつの言葉ですね。」

2011-05-17 | 音楽
先週も、いろいろなレッスンをしていました。

そんな中、S山さんが、仰った言葉。
「先生、音楽はひとつの言葉なんですね。それが、よくわかりました。」と。

あの日から2か月、同じようで、全く違ったそれぞれの日々が続いています。

S山さんは、いろいろな報道や映像に心を痛め、また持病の腰痛にも悩まされ・・・そんな日々の中で、その言いようのない気持ちを、曲にしたらどうかな?と考えられた。
メロディーラインを五線譜にパラパラと書きつけていく。

余震、本震、原発問題、がれきの山、飼い主を求め徘徊するペット・・・祈り。

和声をアドバイスしたり、調性をお話したり、テンポの調整や・・・そして、いくつかの曲が出来た。
そして、帰り際に仰ったのが、音楽はひとつの言葉ですね、と。

言葉では言い切れないものを、いう為のひとつの言葉。
それを、「音楽」という事がありますね。


今日のおやつは「あやめ」。
あ、今日の夜、森八がテレビで放映されるみたい。
見てみよう。
       

気づき

2011-04-29 | 音楽
世の中GWに入りました。
お休みじゃない方もたくさんいますね。

朝からざっくりお掃除をして(きちんとやれ!)、レッスンしております。

今週は、不順な天候だった事もあり、イマイチなレッスン生さんも多かったです。
身体というのは不思議ですね。

先月からレッスンをしている女性。
身体の気づきが鋭くて、楽しい方なのだけれど看護の世界の方でした。
お仕事がらもあるのだろう・・・。

「声って、精神的なものが、とっても関連すると思う。」とか
「毎日歌を歌ってもらうと、高齢者の食欲が増すんです。」とかおっしゃって、他にもいろいろな歌体験を話して下さった。
精神疾患の方の話や、産婦人科での赤ちゃん達へのアプローチ。
その、不思議現象に関して、論理的に語れる部分は私もお話したり・・・。

もっと歌を活用したら、QOLって上がるよね。
きちんと勉強した人たちが、そういう事、考えていかないとね、いけないんじゃないかなと思う。

おやつは麩饅頭。
季節は夏に向かう。