もんろーの部屋

音楽について自分について哲学しちゃうページ・・・美味しいものもちょっと

木下航志ライブ

2004-10-10 | エンターテーメント
念願だった木下航志くんのライブに行きました。
ほんとに、驚き!いや、凄いです!
あの才能・・・。努力だけではないものを、凄く凄く感じるんですね。そういう人には、こちらとしては、無条件に脱帽です。
航志君は、15歳の盲目の少年です。彼のことは今年のGW、NHKで放送したドキュメンタリー番組で知りました。ノックアウトされましたね、あの時は・・・。レイ・チャールズ再来みたいな少年です(「我が心のジョージア」も歌ってくれた)。
私は勿論、「目が見えないのに凄いねえ・・・」と、言っているつもりはありません。音楽という上においては、それは関係ありませんから(私だっていつも、「下顎の付き方が違っていたら」とか「あと5センチ背が高かったら」とか、思ってる)。なんなんだ、この子・・・とただただ驚いたんですね、TVを見たときは・・・。うらやましいほどの才能。そして、目が見えないことによって、また違った感覚が研ぎ澄まされているだろうことも感じました。
何とか、生を聴きたいと思っていたのですが、とうとう聴けた。それも、最前列!!

で、感想なんだけど・・・

やはり「人間」と言うことを感じました。音楽は「人間」がするものですね。
たった15年しか生きていない航志君ですが、大変豊かな人間性と知性、品格を感じてしまう。
その、音の選び方、歌声、合間のトーク・・・。本当に大人で、強いんですね。そう、かっこいいのよね、はっきし言って・・・。彼を育てたお母様も、非常に素敵で、美しい人なんだけど。
かっこいい人しか、いい音楽は出来ないんだな・・・
彼はこれから、どんな大人、どんな音楽になって行くんだろう。追っかけますっ!

覚えておいて下さい。木下航志君の事を。