吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

2024 ( 令和6 )年 十二月 の 世の中や世情 暦 と 自分の(浩) 気

2024年12月20日 | Weblog
「十二月」( 師走 ) は、何かと気忙しい” 月” 。赤い羽根や 歳末助け合い運動などで始まる月。 人権週間や”こと納め” の時期でもある。12月 7日は 二十四節気の” 大雪 ” と、冷たい北風や 初雪(関東) の時季。

世界は 相変わらずの” 対立・分断・敵視” と 国と国のいがみ合い情況にあり、国(国内)は 政治界にあって” 不記載・不作為・不透明” の「3不」にある。巷は 春の5Kからの花粉・黄砂の2K外しの 強烈な「3K」にある( 強風・乾燥・寒暖差)。

12月中旬の只今  何かにつけての「納めの時季」だというのに、巷の人々は 師走の ”トリプル デミック”( 3つの寒中症)に 右往左往。 この時季の「インフルエンザ」と「マイコプラズマ肺炎」と「新型コロナ」の大流行だ。気忙しさが増す。

とてもじゃないが、「五徳」( 仁・義・礼・智・信 )まで 気が回らないだけじゃなく、孟子の「四端」( 惻隠、羞悪、辞譲、是非 ) のキザシにさえ触れられない。せめて ”仁の端”と言われる「惻隠」の心ぐらい伸ばそうと思うこの歳末。

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原水爆被害者団体 ( 日本被団協 ) 「ノーベル平和賞」授賞式の祝報 (オスロ12/10 ) に寄せる誌

2024年12月15日 | Weblog
広島・長崎が 被爆してから七十九年。日本原水爆被害者団体協議会( 日本被団協 ) の 活動が評価されて、ノーベル平和賞を受賞された。2024年12月10日(現地) 。 ノルウェー・オスロ。

広島・長崎合わせて二十万人余の大量被爆者と市域他の被爆焼土を受けて79年。現在(2024年) 被爆者健康手帳を保持されている被爆者は 10万人を超えているという( 平均年齢85.6歳)。

必ずしも ”国” の核兵器禁止条約(未加盟) 批准や「被団協」支援などが十分でない中、原水爆核兵器の非保持( 非核三原則 ) 運動に尽力してきた日本被団協に敬意を払うものです。
1970-80年頃の ”三ない運動” は どちらかというと ” 選挙( 寄付 ) "などへの「贈らない、求めない、受け取らない」や、高校生あたりへの” バイク” 免許を「取らせない、バイクを買わない、運転させないなどだった。
実は いわゆる” 非核三原則” ( 核兵器を ) 「 持たず、造らず、持ち込ませず」も、この頃発の 国の活動だった。今後の ”運動” の盛り上がりを願う。

しかし、国は未だ(2021年国連発効の) 核兵器禁止条約に未加盟なのだ。この条約はいわゆる核保有国( ロシア、中国、フランス、イギリス、インドなど) や日本など核の傘にある国は、未加盟なのだ。  このような世界情勢の中での 日本被団協の " ノーベル平和賞” までのご努力に” あっぱれ " と、祝詞を贈りたい。
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12月12日 は 「漢字の日」。ことしの漢字 (「金」ほか ) からの 寸話 。

2024年12月13日 | Weblog
12月12日 は、" いい( 1 ) 字( 2 ) いち字(12 ) " の 漢字の日ぐらいに思っていたら、12月12日は午後2時過ぎ あの京都は 清水寺で、ことし(2024年) の漢字が ドでかい毛筆で 描かれた。日本漢字検定協会 発表の「 金 」。
 
毎年のことだが ”ことしの漢字” に「金」が選ばれること(年) は 多い。オリンピック( 金メダル ) が あった年や新札や金利変動や景気が絡む年。ことしは パリ五輪(金)に MLB ドジャースの大谷翔平の活躍や裏金(問題) などが 後押ししたようだ。
 
2021年や2023年は「税」だったが、前回オリンピック年の2000年も「金」だったことを思うと、オリンピックでの「金メダル」話題などは 結構その年のイメージを引っ張るようだ。ことしの2位「災」などは 正月の能登地震とその後の大雨や日本各地の自然災害からの印象だと納得。
 
それにしても「税」。ことしも 2023年に続けて「 税」かなと思ったが、明るいイメージの「金」。散々 騒いだ 103万円の壁や 130万円の崖壁など ” 壁か選 ”あたりの浮上をイメージしたが 「税」に負けた。
 
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「栴檀は 二葉より芳し」から"白檀(ビャクダン)と栴檀(センダン)" と二葉(双葉) の小話

2024年12月12日 | Weblog
「栴檀(せんだん) は 二葉より芳(かんば)し」という諺は、広く知られる ( 中国では 白檀を栴檀と言ったらしいが) 。( 将来 ) ”大成する人は、幼少の頃からその片鱗を覗わせる” という意。要は 何事につけても(人間教育も) 、二葉(発芽時の2枚の幼葉)のうち大事ということ。

確かに(中国での) " 香木” 白檀(ビャクダン) は 二葉の頃も”いい匂い”だと聞くが、これを 主に家具など建材に使われる栴檀(センダン) と”ごっちゃ”にしたようだが、栴檀( センダン科の落葉高木 ) と 白檀( ビャクダン科の常緑中低木 ) の違いに目をつぶれば  ” 幼いうち( 二葉)からの教育は 大切 ” だと思う。

二葉や双葉( ふたば ) とは、”発芽して最初に出る2枚葉” ( 双子葉植物 ) .。あるいは( 植物ではないが ) 人間の幼少の頃や物事の初め などをいう。二葉柿や双葉葵とか二幅(ふたの) や二軒(ふたのき) などに加え、2月8日を”二(双) 葉の日 ” としたりする。

”植物” の基本(構造) や要素は、発芽最初の葉(二葉) にあるわけではない。根・茎(枝・木) ・葉が 三要素。根は 水や養分の吸収や配送をし、自らを支える。茎は体を支えて、養分や水の配管役割。葉は 光合成を行い養分を作るほか、蒸散をする。
ただし、” 2枚の幼葉で発芽”出来なければ、"陽の目" を見ない。二葉発芽が すべての最初なのだ。・・・二葉に続けてその間に出る”本場”も、大変大事。無事の成育を見守ろう!
   
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2024 ( 令和6 ) 年 11-12月ー晩秋・初冬の詠句 ( 私撰 ) 16 句 と 節季コラムー2/2

2024年12月11日 | Weblog
秋と聞くと、紅葉やコスモスと雨・風やその他お天気などを 想起する。とくに、色々な”風”言葉が 浮んでくる。  風の声や風の音 と 風の便りや風の噂 や風聞。風声や風韻や風勢などもある。ここで 詠んだ「風の声」は どのような声か?・・・静かにご推察ください。
・風の声 耳に爽やか 昼休み              ・無職なり 一人家居の 冬安居

4)晩秋初冬の ” 節気 ” 探し;
この時季 ( 晩秋初冬 ) 、山を越えて来る風( 北西風の乾気) を上州や遠州の「からっ風」というが 、関東も入る。木の(枯) 葉が このような風に当り散ることに例えて、年寄りの頭髪が多く抜けたり その頭髪姿を「木の葉髪」(このはがみ) という。
・木の葉髪 北風強し 帽子買ふ             ・空っ風 吐く息白く バスに乗る

10月11月は ”菊まつり” の時節。ここ関東の菊の開花の時季 に重なる。2024年11月19日は 茨城県は 笠間市へのバス・ツアー。吐く息白く( 東京は ) 丸ビル前より(ツアー) バスに乗る。茨城県陶芸美術館から ”菊まつり”の笠間稲荷神社などを観光して、同日夕刻 帰京。
・極寒や 脱いで又着る ヒートテック     ・菊まつり 笠間神社の バス・ツアー

                                                                                                         ( 了 )

   








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2024 ( 令和6 ) 年 11-12月ー晩秋・初冬の詠句 ( 私撰 ) 16 句 と 節季コラムー1/2

2024年12月10日 | Weblog
1)一人家居の " 夜長 " ライフ;
 2024年12月21日(土) は 二十四節気「冬至」。一年で、昼が最も短く/ 夜が最も長い日。冬至を過ぎれば 少しずつ ”日”が長くなるのだが、寒さは これからが本番。
・” 五七五 ”  五が定まらず 秋の夜      ・草稿を 書いて直すや 夜長かな
 
ホックホクの「かぼちゃ」を食し、あったか「柚子湯」に入れば 寒い冬も乗り切れるという。 ” カラダの健康にいい ” と云われる「柚子」は、丁度この時期( 12月中下旬)が 収穫期。
・しずけさや 一人家居の 秋の暮        ・曇天の いい風呂の日の 柚子湯かな
 
2)晩秋初冬の節気と風;
凩( 木枯らし) の 吹く時節。晩秋から初冬にかけて 枯れ木の葉を吹き散らすように吹く北風。日本海方面からくる冬の季節風が、列島山脈越えれば 乾燥した凩(こがらし) になる。
・前線の 雨風強く 冬ざるる                ・風強し 風に抗ふ 木の葉髪
 
庭先の 山茶花の花が真っ赤になると、 その木の元辺りの石蕗の花が 控え目の黄色い花をつける。厳寒の凩が、惻隠の心を掻き立てる。( 四端の” 惻隠 ” は 四徳の「仁」の端・ ・・四徳; 仁・義・礼・智 )
・山茶花の 花の紅きや 冬隣                 ・惻隠の 心育てて 石蕗の花
 
3)無職年金一人暮らしの晩秋;
 2024年11月15日(金) は 「七五三」。暦では 立冬(11/7) を過ぎた「初冬」ではあるが、リアルには 天高く 空青い時節。両親に連れられ氏神様神社に参拝する 晴れ着姿の ”七五三” 児が 眩しい。参道脇の赤い「青木の実」に 淑気を感ず。
・七五三 元気に育て 青木の実               ・そら(空)メシや 秋空の下 風の声
 

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この世界 ” 分断と対立 ” と ”危機 ” の時代ー どうする;世界の 為政者 たちよ!

2024年12月09日 | Weblog
ただいま(2020年代) 民主主義”危機” の時代 。それとも 人類や地球の”危機” の時代?  ”公平や公正” の危機? 人種・民族や宗教などの? ジェンダーや 貧富の格差 あるいは北と南、住む所などでの格差か。皆合わせて、同種の危機かも。
 
工業化や産業の発展や革新などによる国や人種の”発展”格差 および生活文化の違いなどが、”格差”を広げたのか?  アメリカのトランプ(関税) ショック、フランスのマクロン(2ヵ月内閣) ショック、韓国のユン(戒厳令) ショックや日本の石破(少数与党) ショックなどと、中東地域の止まない戦争。
 
少々戻って、2010年前後時代の” 迷走・漂流・不作為” 政治の日本。長引く”30年デフレ日本”に 輪をかけた「2020-'21- '22年 コロナ禍」を言い訳にする国のリーダーやトップたち。少数与党 石破内閣” ガンバレ ”と叫ぶ。

侵略や戦争。攻撃する方も攻撃される方も、どちらも国土&民が焦土化する。人も街や村も ”焼け野原”。荒廃した街や地域の復旧や復興の気力も失せる。何故、戦争を続けるのか、私には理解できない。あぁ・・危機の時代!

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12月8日(2024) は「御事納め」(おこと納め)日。針供養や「納めの〇〇」が多い ”12月” の記。

2024年12月05日 | Weblog
12月8日(新暦) 行事欄には、こと納めや針供養および納めの薬師などが記されている(2024「令和六年神宮館九星本暦」)。十二月( 新暦)は 旧暦11月と同じ日送りのため、”事納め”など 何かと行事や供養や忌み・祭事などが多い。

「針供養」(12/8) も入っている。「事八日」としての  ”正月”を挟んで対になる12月8日と2月8日にある 物忌みや供養祭事風習のひとつ。事八日(ことようか)は、主に関西では 12/8に集中して、関東では 地域によって12月と2月の8日に分かれて行われる。八日節供や八日待や節供納め/始め なども同じ。

12月8日(2/8) の「針供養」とは、さんざん使用し使えなくなった針などを( 豆腐やこんにゃくなどに刺して) 供養し、針仕事の上達を祈願する行事。ふだんの生活に欠かせない ”衣”作りに欠かせない道具の”針”に感謝し、針仕事を休んで 供養祈願する。

針仕事や農作業など”仕事”の終り「御事納め」(12/8) と同じく、日々の生活仕事や行事の始まりに、その無事も含めた完成を祈願する「御事始め」をして 併せ ”始末”する行事が「事八日」(ことようか)なのだ。
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ことし(2024年) のユーキャン新語・流行語 大賞「ふてほど」と、年々の大賞他の小話。

2024年12月04日 | Weblog
2024年「ユーキャン新語・流行語大賞」( 現代用語の基礎知識選) が、12月2日発表された。2024年 年間大賞に選出されたのは「ふてほど」。ことし1月期に旋風を巻き起こしたTBS金曜ドラマ(阿部サダオ主演) 「不適切にもほどがある」の略称語。
 
ここ三年の同 年間大賞は、2021年「リアル二刀流/ ショータイム」(大谷翔平)、2022年「村神様」(ヤクルトスワローズ村上選手)、2023年「アレ(A,R,E)」( 阪神タイガーズ岡田監督/ 目標 敬意 力をつけて の英語頭文字)と、 野球界からの(話題) 選出語だったのに、今年(2024) は (TV) ドラマからだ。ドラマチックだ。
 
それにしても この「新語・流行語」大賞他は、年々の世相を振り返る”手助け”になる。ことしの「ふてほど」に続く選出語などをみると、おそらく”大賞かな”など思われた大谷翔平の「50-50」や裏金・・や初老・・を抑えての「ふてほど」。・・・「ふてくされるにも ほどがある」かも。
 
2023年の大賞「アレ(A,R,E)」も、”あらッ ”だが やはり 生成AIや闇バイトでは、”蛙化”するのかも。2022年は (優勝) ヤクルトS 村上選手の”村神様”だね。”  知らんけど”ね。その前の「ショータイム/ 二刀流」と親ガチャやZ世代を飛ばすと、2020年の大賞は「3密」( コロナ) でした。
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2024 (令和6) 年 「12月」もこの月で終り。12月という”月” ってどんな月? のあれこれ続話。

2024年12月03日 | Weblog
毎年巡ってくる「12月」。”ことしも 今月で終り”と 歳末を実感する月。師走や極月と 言われる。「いのちの日 や 世界エイズ デー」なる12月1日や 12月10日の「世界人権デー」など、人権や人間の生き方などを考える月かも知れない。

”一年を締めくくる月”でもあり、ことし一年の最後の月や年末を実感する月。暦をみれば、何かの ”納め”の日ばかり。12月4日から”世界人権デー”(12/10)までの「人権週間」内には、こと納め(12/8) と 納めの金毘羅(12/10) 。その後は 納めの観音(12/18) 、納めの大師(12/21)、納めの地蔵(12/24) 及び 納めの不動(12/28)など。

この間のメインは「人権週間」。世界人権デー(12/10) を最終日とするこの一週間( 12/4~12/10 ) を 人権週間とし、人権の啓発活動を強化しようと(わが)国が決めた。偏見や差別および(生きる) 悩みやいじめ(SNSなどでの)を無くそうとする啓発。

人間誰もが生まれながら持っている「人間らしく生きていくための権利」を 誰もが、誰からも侵されることがないとする基本的な権利。この権利が尊重されるという宣言や規約。これ(国連)らに基づく国や行政や社会づくりにつながると。

かような人権尊重を心に、ことし一年を反省し 新しい年の生き様を考えようとする2024年の12月です。
 

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