吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

現場(実態)知らずが、現場(対策)語る昨今

2015年02月07日 | Weblog
情報化や管理社会化がすすむと、現場が遠くなる。本社や本部やスタッフルームにいる者が、現場管理をし指示する。ちょっと見の画像や情報にふれて、すべて解った顔して指示する。対策する。そして、この度のマクドナルドのような結果を招く。

本日(2/7)のNHKは、週刊ニュース「深読み」の 血液が不足するー献血の課題・対策ーもこの類だ。このような番組を司会する小野文恵アナウンサーは献血をしたことがないという。それだけではない。この番組を司会する前に”一度献血に行ってみよう”と思わなかったのか?いそぎ、現場に触れてみようと思わなかったのか?

だからか、ただいまの不足現状や展望をインセンティブ不足問題に振る。ゲストの高田さん、安田さんなども一度も献血をしたことがないのだという。献血の実情に触れていないから、ポイント制やインセンティブなどに偏向した意見しか出ない。ためしてガッテンなどの司会などもされている小野さんだけに、もっと担当問題に真摯に取り組んでほしいと願う。

きょうの番組(深読み)で光ったのは、前園さん。地道に活動しておられるかたの発言は違う。”献血”を推進するには、一にも二にも広報活動。その工夫だ。たとえばお天気予報やマップではないが、「きょうの献血マップ」とか「血液不足予報」みたいな仕組みをつくり、発信したりするのはどうか? 少子化高齢化に逃げる時期ではない。
コメント
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