吉澤兄一のブログ

お江戸のど真ん中、平河町から、市井のトピックスを日記風につづりたいと思います。

籔椿(ヤブツバキ)雑話

2017年09月12日 | Weblog
宮崎県は延岡市に縁を持つ友人が多いせいで、ヤブツバキ(籔椿)についての会話をよくする。彩々な薮椿が自生する延岡の城山公園あたりを故郷にする友人も多い。ツバキ(椿)というと、大島のツバキや椿油などしかイメージ想起できなかった自分には、城山に自生する薮椿の多種多彩は、大きな発見だった。

わたしの生家の庭横には、円周1メートルにもなろうかという椿の大木があった。裏山にも、所どころ山椿をみた。しかし、城山の薮椿のように紅白桃色や斑の花や房咲き一重咲きなど多様多彩なツバキは見なかった。どれもこれも、大島ツバキなどのような山椿だった。だから、城山に自生するという多様多彩なヤブツバキは、発見だった。

北限を青森(椿山)あたりと言われるツバキの自生だが、薮椿自生地の多くは九州や中国地方あたり。一部、島根県の松江や千葉県のいすみ(大原)あたりが挙げられるが、自生地とは言えなさそうだ。とまれ、きょう(9/12)は、その延岡を故郷にする岡田さんと、谷内田さんの城山の薮椿絵を囲んでの3人ランチ会。他の墨彩画や花の絵でもそうだが、友人谷内田孝画伯の薮椿絵はすばらしい。

谷内田さんご本人が「見色明心」と賛を入れてくれた紅白桃斑の四点椿絵をいただいて帰宅。オシャベリの2時間でした。多謝。
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