私はカントリーミュージックには興味はなかったのだけれど
ラスベガス銃乱射事件がカントリーミュージックのフェスティバルを狙ったものであったことと
そのためにカントリーに対する発言もされていて
その中には問題になったモノもあるのでほとんど初めて興味を持ち調べてみた。
当初5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)で
カントリーファンは白人が多く犯人の恋人もフィリピン人であることから
有色人種の差別ではないだろうというたった1つの書き込みが目についた。
そしてもう一つはCBS幹部によるフェイスブックでの発言
「私は犠牲となった人たちに、全く同情などしていない。なぜなら、カントリー音楽ファンのほとんどは、拳銃に狂った共和党支持者だからだ。」でして
その幹部はクビになったようだがニュースでも取り上げられています。
カントリーファンは白人は多いのか、そしてほとんどが共和党支持者なのか。
この2点が気になったわけです。
現場の画像や映像はすぐに出回ってましたが私が見た限り全て白人です。
あとは共和党なのかが気になったので毎度ですがWikipediaで見てみると
「それでもファンやミュージシャンには白人系が圧倒的に多く、アメリカ南部やアパラチア発祥の音楽のため、一部では「人種差別と関係が深い音楽」と誤解されがちである。
実際、戦前や少し古い時代の曲の中には人種差別的な歌詞が入ったものや、
現在でもアンダーグラウンドな演奏場所では、差別用語・放送禁止用語を連発する過激な歌手も一部に存在する。
しかしながら、あくまでもそれは一部の心ない人間がおこなっているものであり、
カントリーは共和党系で保守的ではあっても、人種差別を目的とした音楽ではない。」
ということが出典なしで記載されている。
出典がないということは編集者のP.O.V.(独自的観点)か
または社会的に周知されているかのどちらかだが、多分後者なのだろう。
そのため出典のリンクは貼りません。
アメリカでは銃規制にたいして民主党は賛成、共和党は反対ということですが
今回規制反対の共和党が多いカントリーファンが被害に遭ったというのは
皮肉というより意図されたものかもしれませんね。
実際に銃撃犯はアンティファで(反ファシズム)、アンティファ団体が犯行声明もだしているようです。
まだ確定はしてませんが。
銃規制反対派が提唱する防御や銃犯罪抑制のためとかいうのが
今回の事件に当てはまるのか、銃を持っていても防いだり反撃できたとは思えませんが。
銃所持の「自由の代償」という言葉は現在使われているようですが
個人レベルから手段レベルに上げた代償で、日本でよく言われる自己責任論みたいなものでしょうか。
ところで「同情しない」という言葉
TPOによって民衆の感情を激しく逆なですることもあり
大手メディアの幹部が言ってはやはりまずいでしょう。
ただ私の場合、もし日本で同じようなことが起こり
その被害者のほとんどが安倍支持者や小池支持者だったら、
やはり同情はしませんし、そう書くかもしれません。
「ざまあみやがれ」と書けば侮辱になるでしょうが
同情するしないは個人の自由であり、同情はあくまでもオプションに過ぎませんから。