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高萩市「個人を尊重してもらいたい」→ ランドセルを市のイメージカラーの紺色に統一

2022-06-15 01:56:14 | ニュース

茨城・高萩市 配布ランドセル紺統一 平等の観点、23年度から
茨城新聞社 2022年6月13日(月)
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16546851989826

茨城県高萩市は、新小学1年生に配布するランドセルについて、2023年度以降は紺色に統一する。これまで男子は黒色、女子は赤色としてきたが、持続可能な開発目標(SDGs)が掲げるジェンダー平等の観点から変更を決めた。

色の統一は、男女共同参画を推進する市民団体「ハーモニーたかはぎ」と市の担当課による意見交換で、性別でランドセルの色を分けることを疑問視する声が上がったのがきっかけ。

同団体は20年11月、市内の当時小学6年生の児童217人を対象に「ランドセルの色を選べるとしたら何色がいいか」と聞いたアンケートを実施し、黒や紺を希望する声が多かった。これを受け市は、市章など市のイメージカラーが紺のため、紺に統一すると決めた。

アンケートでは「男は黒、女は赤と決めないで好きな色に」「男の子と女の子を区別されて精神的につらい人もいると思う」などの記述もあった。

市は1994年から、新小学1年生の入学祝い、保護者の負担軽減としてランドセルを無償配布してきた。新ランドセルは従来より一回り大きくし、学校で使っているタブレット端末の持ち帰りもしやすくなるという。来年度の新1年生は約180人の見込み。

市教育委員会教育総務課の担当者は「男子、女子(という区別)ではなく個人を尊重していってもらいたい」としている。



決めつけるなと言いいながら紺色に決めつけているのですか。

分けるなというのならその逆の統一になりますが、
個人を尊重といって統一とは、これはまた、矛盾を孕んだ話ですね。

アンケートで「男は黒、女は赤と決めないで好きな色に」というのがあったから
それを無視して「好きな色」にはさせず、イメージカラーの紺色に統一ですか。

黒や紺が多かったからという理由なら、ここでも少数派は無視されてます。

ジェンダー平等とは多様性を認めろということではなかったのでしょうか。

高萩市では多様性、個人の尊重より市のイメージカラーが優先されるべきということでしょうか。

ランドセルをタダで配ってるのだから文句言うなってことでしょうか。
それなら現金支給して好きなの買わせたほうがいいのではないでしょうか。

市のイメージカラーが第一ということですね。
ファシズムですね、高萩市は。

ところでもし、高萩市のイメージカラーが赤やピンクならどうなっていたのでしょうか。

一方こちらは紺色でなくオレンジ。

鳥取県米子市 スクール水着は「紺色」…ではなく「蛍光オレンジ」 理由は?
山陰放送 日付不明
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bss/69426?display=1

こちらはプールの水色の補色で目立つ色だからということで安全性を考慮してのことでした。
機能性を重視した意味のある話でした。

個人の尊重と言いながら、個を無視して市のイメージカラーを押し付ける高萩市とは天と地の差です。





コメント (4)
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