ブルーモーメント                                               

チラシの裏にでも書いていればいい日常と考えていることを書いているブログです。

マゼンタ色に光る温室

2024-10-20 00:05:16 | 日記
  

夜まで仕事をしていた時
山の中の会社にランプが灯っている。

  

  
ピンボケだけど私にとってはアート。

その隣には温室がありマゼンタ色のライトが点いている。
これもアートだがマゼンタの温室は科学的なことを考える材料になった。

  

  


何故マゼンタなのか?

そういえば高校の生物で光合成の補色ナントカとかいうのがあったのを思い出した。

葉緑素の緑の補色は(緑にも幅はあるが)RGB体系だとマゼンタになる。
もしかしてそれでマゼンタのライトを灯しているのか?

本当はその前に小学生の時に学研の科学に「赤の好きなサツマイモ」という特集記事を読んだことがある。
サツマイモに何色かのセロファンを被せ、どの色がよく育つかという実験をしていた。
それで一番よく育ったのはセロファンを被せないサツマイモで
その次が赤いセロファンを被せたサツマイモだった。
だからサツマイモは赤が好きだという結論だった。

基本的に物質は補色を吸収しそれ以外を反射することで発色している。
白や銀色は全部等しく反射し黒はほとんど全部を等しく吸収する。

吸収した光は熱となるのだが
葉緑素は吸収した光エネルギーの一部を熱ではなく水と二酸化炭素からブドウ糖を作るのに使うことが出来る。

それでその補色ナントカというのを調べてみたら
補色適応とか補色順化というのがあった。

古代生物のシアノバクテリアがどうたらこうたらとか書いてあるが
温室の中の植物もサツマイモも現代の被子植物や裸子植物やシダ類だ。
古代のことはどうでもいい。

でも、実際にこの温室が何で夜にマゼンタのライトを点けているのかは分かりません。

ついでに検索中に出て来たYoutubeです。
地上でなく水中の藻の話です。
 高校生物「藻類に含まれる光合成色素」

ちなみに藻類は水中だけではなく地上にも生息します。
よく木や石に生えているコケのように見えるのは
コケ類ではなく菌類のカビと藻類が共生しているものが多々あります。
ちなみにこの知識は中1の国語の教科書で得ました。
現実問題としてコケ類のコケが木や石に生えるのは、よほど条件が整わないと大変です。
それはコケの身になって考えてみればよく解ります。




コメント
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