小鳥をはじめペットショップに売られている小動物はあまり好きではない (犬猫蛇以外)
特に鳥は幼少期実家には鳥専用の部屋が家の中にあり、学生時代はその鳥籠の掃除をやらされていたためである。
父は近所でも有名なくらいだったため、傷を負った野鳥もいた。鳥籠を掃除する時に突かれるのが嫌だった。
いつの日か、家のまえに落ちてきたトンビをみた父は専用の鉄籠を作り、傷を負ったトンビを治療し飼い慣らそうと。
掃除は俺の役目であり、傷を負ったトンビは飛ぶこともできず、さらに暴れることもできないほど弱っていた。
餌やりは、近所のスーパーでもらった魚の内臓とかの廃棄する物。
火バサミでそれらを口元に差し出し、食べてもらえるように促す事をやっていた。
最後は素手で触れるくらいまで慣れて、もうそろそろ飛べるんじゃないかと思い鉄小屋から出すと元気よく飛んで行きました。
野鳥、特に猛禽類の寿命は人間と同じくらい生きる。毎年盆の墓参りに行った時、実家があった近くの堤防へ行くと二羽のトンビが必ずやってきます。其のつがいの一羽が実家で看病した時のトンビじゃないかと毎年思うのです。
毎年3月中旬頃から、ヒシクイやマガンの飛来地になっている宮島沼へ行くと、唯一好きなトンビが、幼鳥を狙いに来るのです。
少々残酷ではありますが野生の世界なので。
夕方の陽が沈み沢山の水鳥が帰ってきてねぐらに着く頃、トンビの狩りが始まります。
何度か見ましたが高感度カメラじゃないと撮影できないです
。
これは2年前に行った時の写真。
低空飛行で狙いを定めているように思えます。
初めてここに行った時、近くにいた方曰く、328なら撮れる!っておしゃってました。その方はにいーにいーでした。
2017/04/09撮影