8日のモリッシー「The Late Show with David Letterman」でのライブを
見て、かいなってぃーは胸のピンバッジが気になって気になって仕方ありません
でした。
↓これ
お友達に聞いてもわからなかったし、石原良純ばりに
パソコンで調べまくってもよくわからなかった。
(★イメージ画像:「太陽にほえろ」のマイコン刑事)
(マイコンて死語…)
もちろん、タウンページで調べてもわからなかった。
(当たり前…。)
「STOP」と書いてあるのは読める・・・
STOP Animal testing?
STOP Animal abuse?
STOP ASAD??
STOP!!ひばりくん??
ぜってーちがうっ!
バッジに描かれているのがかろうじて見える絵は、
この絵は、
ファクトリーレコードのロゴ???
STOP Factory Record!?
「トニーです!ストップファクトリーレコード??
ひっぱたいてやるっ!!」
…そんなわけはないので大丈夫…
「STOP Factory」で検索してみると…出てきた!!
C&C Music Factory の「Don't Stop The Music」
「違う違う!そうじゃ!そうじゃな~い~♪」
←C&Cのひと。(おや…?似ている…!?)
…と、また脱線!!いかんいかん。
実は、「Stop」「factory」の検索により
という運動があることを見つけたのです。
ニュージーランドの「SAFE The voice for aLL animals」
という団体が行っています。
SAFEのHP トップからたどっていくと
The Cruelty Free Shop
というオンラインショップのこのキャンペーン関連商品ページ
があり、
あった~!
モリッシーと同じのあった~!!
ひとつ2ドル。
みんな大好き、エコバッグやTシャツもあるよ!!
よく見ると、豚が飛んでいる。
元ネタはこれ↓かしら!?
ピンクフロイドの「アニマルズ」ジャケット。
これは、「工場」じゃなくて、ロンドンの
バタシー発電所だけども。
(バタシーといえば1997年にモリッシーここでライブ
やってますね。Fattyの歌詞にも出てくるし、ここバックに
写真も撮ったり、モリッシー名所~)
このキャンペーンの糾弾しているFactory Farmingについて。
Factory Farmingとは、「工場畜産」のこと。
食肉生産は1950年から500%も増加!!
肉、足りね!!
今日、殆どの動物たちは、産業的「工場農家」で育てられているそうです。
牛肉の43%、豚肉と鶏肉の半分以上は、工場畜産によって生産されています。
世界の「産業農家」では、数千頭の動物が、不衛生な環境に押し込まれて、
一生を日光や牧草地のない屋内で過ごす…。
「動物かわいそう!」というだけでなく、この工場畜産は主に
発展途上国におしつけられ、また結果的な「搾取」や環境被害も生み、
地球にとってよくない、まったく「エコ」じゃない。
(今、出てこなくていいです!!)
…と
いろいろ問題ありまくりみたいです。
モリッシーは筋金入りの動物愛護主義者であり、
「動物虐待」は戦争と同じ、「食肉産業」は「核兵器」であると
80年代から一貫した主張を持っています。
人間も動物も「肉」を食う必要はない。
「スマーティー」(チョコのお菓子)とベークドビーンズだけで
生きていける!!と主張。
(かいなってぃーはm&m'sと納豆ばかり食べているので
これは合格かな…)
モリッシーがいくらそう言うからって「みんな、肉喰うな!」
と言う気もないし、主義や思想に対する立場は
「ひとそれぞれ」だと思います。
ただ、モリッシーがどのような思想のどのような運動に賛同し、
多くの人が目にするTV出演時に
このキャンペーンのバッジを「あえて」つけて
「Action is my middle name」
という歌を歌ったかについて、
理解する一助になると思いますのでこのキャンペーンのプロモビデオ
をはっておきますね。
よく「恋愛」はひとを探偵にする、とは言いますが、
モリッシーを好きなことも手がかりとメッセージをたぐりよせる
地道な刑事の捜査活動のよう。
モリッシーの行動や主張はとてつもない一貫性を
持ち、必ずや「意味」があるから…おもしろくてやめられない!
今日もかいなってぃー刑事はゆく・・・
(☆イメージ画像:時々こうゆうコート着て歩いてます…)