これで久しぶりにブログの記事書こう!・・・
と、思って張り切って買ってきたタチウオ・・・5月末くらいです。
今更(7月)で申し訳ありません・・・
まず寿司
タチウオってこの時期抱卵してるけど脂があって旨い
味はかなりいいです・・・
それから期待してなかったけど寿司の見た目も悪くない。
寿司の場合皮が硬いのがやや難点・・・。
鏡みたいにギラギラした銀色の新鮮なものなら皮も柔らかいらしいんだけど・・・
そんな上等なものは食べたことありません。
きっとそれは産地にお住いの方や釣り人にだけ許される贅沢でしょう。
刺し身
身の中に脂が混ざり込んでてほんと豊かな味わい。
うん・・・
文句つけようが無い、十分に旨い。
アラの出汁・・・
歩留まりいいのも文句なし
脂がにじみ出てる・・・
刺身用にできる鮮度だったら出汁はクセとか臭みは皆無
逆になんの出汁だかわからないくらい
出汁は野菜スープに・・・
そして塩焼き・・・
ほろっと崩れる柔らかい身、
全体に巡ってる脂、ほのかに感じる太刀魚の香り・・・
太刀魚の塩焼きって魚の塩焼きの中でも完璧クラスに属する一種だと思う・・・。
玄米って和食っぽい食べ物・・・
って気がしますがパサつく焼き魚とか干物とはかなり相性悪いと思います。
その点柔らかくて脂のあるタチウオの塩焼きは文句なし、
白米に、玄米に、酒の肴で・・・
なんでも卒なくこなせる実力・・・
タチウオ料理でなんか記事書こう!
・・・と思って張り切ってかってきたんですけどー・・・
刺身も塩焼きも足りないものが無いって言うか・・・
話しのネタにするような余計な事する余地が無い・・・
タチウオ料理は刺身と塩焼きで十分・・・という結論に(苦笑)
”料理”
・・・っていう漢字のもともとの意味は
”処理をする”
という意味だそうです・・・食事とは全く関係ないです。
・・・で、これが日本に伝わって食べ物に対する調理・・・
つまり料理・・・という意味で使われるようになりました。
・・・でも・・・
今は漢字の国、中国に日本料理という単語が逆輸入されたりしてます・・・。
日本料理=和食 という感じです。
ただ、”料理”自体は中国語で今でも処理をするって意味になります
・・・が、現代中国語で普段使う言葉ではなくなっています。
技術、経験、知識・・・どれも大したことのない自分が
料理がどうの、と語るのは大変おこがましいですが・・・
料理=処理をする
・・・っていう意味と
和食のシンプルだけど丁寧な調理法って重なる部分あるよな・・・
と、何となく思います。
小さくて身が薄い、脂もないタチウオなら・・・
あれこれ手を加えたほうがいいのかもしれないけど・・・
タチウオって単純に旨い魚・・・余計な事する余地無し。
タチウオに余計な足し算して「旨ぇー!」
・・・っていうのわぁ・・・
料理って言葉から外れるよな・・・と自分は思います。
こちらは銀製の太刀魚ペンダント
タチウオそのものの形をかなり精巧に再現出来てると思います。
さらに強度、デザイン性、使いやすさ等々も考慮されています。
料理はたいしたことないんですが・・・
こっちの貴金属加工の腕はなかなかです
・・・自分で言っちゃった(笑)
↓こちらでご覧になれます。
creema 海珠堂ショップページ
精巧な作品を作っているのは・・・
・・・可愛いもの作る才能が無いから(苦笑)。
無理してやってみてもセンスいい人には敵わない・・・
という結論から精巧なものを目指すようになりました。
「生き物の形には無駄が無い、だからそのまま作るのが正道!可愛くするとか邪道だから!!」
・・・将来はこんな風に言い張るつもりです(笑)
翌日は思いつきでやってみた太刀魚のなめろう
悪くないけど個性に欠けるかも・・・
切り刻むんで皮の硬さは気にならなくなります。
捌いてすぐ皮をあぶっておいたもの
4日目なんだけどまだ刺身で大丈夫
・・・味は新鮮なやつのほうがいいかも
4日目のタチウオは柔らかくなってなぜかマグロに似た食感・・・
魚の味って餌としているものとか住んでる環境とかに左右されると思うのでこれは関係ないかもしれませんが・・・
マグロとタチウオは共通の遠~い遠~い先祖をもつ同じサバ亜目の仲間
・・・見た目が全然似てないけど・・・
こういうこと研究して発見する学者の方々すごいな・・・と思います。
こちらはわたくしが製作したタチウオとカツオ
こうやって形を自分で作ってみると確かにサバ亜目として顔の作りとか共通する部分あるよな・・・と気づきます。
これは金工作家なりの魚へのアプローチかな(笑)
外に出る機会が本当に無くなってしまったので良くも悪くも製作に没頭してる・・・と最近感じます。
他にやることないしー・・・ほんと(苦笑)
去年最後のイベント出展が12月・・・
籠りきりですでに半年経過・・・
はじめは結構参ってたはずなんですが
半年も経つと引きこもったこの異常に孤独な環境に完全に慣れてしまっている・・・
・・・ただそれは・・・
また通常に戻ってまたあちこちのイベント、催事に行く事になったときのための準備がそれなりにはかどっている・・・っていうのがこの異常事態でもなんとかやっていけてる理由だろうな・・・と、思います。
毎日地道にコツコツとやって・・・って感じですが(苦笑)
イベントで毎年お会いするお客様、あちこちで顔を合わせる自分と同じ作家の方々、百貨店の方々、それからいろいろな方々・・・・・・
皆さんどうしてるかなぁ・・・とたまに考えたりします。
平常にもどってまた皆様にお会いすることを楽しみにしています。
みんな頑張ってね!
あらかぶの指輪k18かPTでの作成依頼できますでしょうか?
コメント有難うございます。
魚モチーフの銀のアクセサリーはみな型を作り、コピーを製作するような方法で作っています。新しく型を作る場合は小さなピアスの型でも製作に数日掛かってしまいます。オーダーメイドで1品物を製作する場合、新しく型を作るために掛かった時間を全て工賃として代金に入れることになります。・・・この場合かなり割高なものになってしまうため、オーダーメイドはお受けしておりません。ただし今あるもの(型)に手を加えて作れるものはオーダーをお受けしています。このタチウオの記事のなかのタチウオのペンダントの写真の下にある"creema海珠堂・・・"という場所をクリックして頂くとタチウオのペンダントの作品紹介のページが開きます。cremmaは手作り品の販売サイトです。たちうおペンダントのページの右側にある”その他の作品”というとこに進んで頂くと”かさごペンダント”という作品があります。これをベースにしたものであれば製作出来ます。例えば、頭の部分だけを使った指輪とか・・・内側になる半身を削り取ってしまって指輪に・・・というような感じでしたらオーダーをお受けいたします。・・・説明が長くなってしまって申し訳ございません。facebook、Twitter等でご質問頂ければ写真を添付してのお答えをさせて頂きます。
ご検討宜しくお願い致します。
タチウオの検索でたまたまヒットしてブログ拝見しました。
タチウオはタラみたいに淡白な魚なので、チリソース和えなんかも合います。
他にはシソに梅チューブでタチウオ巻いて楊枝で刺して天ぷら、揚げ焼きしておろしポン酢醤油、丸4日くらい陰干ししてスパイス効かせてジャーキーにしたりも美味しいですよ。
炙り刺身で食べるのでしたら食べる直前にバーナーで炙ったほうが香りと芳ばしさが全然違います、塩と胡麻油で炙り刺身もおすすめです。
コメントと多彩な太刀魚の調理法本当に有難うございます!魚って季節、大きさ等々でどう調理したらいいか全然変わってきますよね。ご教授頂いた調理法、次回のタチウオで是非試させて頂きます。