■眠りの前に
意気地なしの証明
垂れ流しの言葉
紡いだ優しさ
帰らぬ日々
駐車場の片隅に仲間を探して
あの夜もボクは一人だった
確実に背負える悲しみだけ
ボクは偉そうに歌っている
ためらう心を無視しながら
今日も眠りにつく臆病者
空の果てに見えそうな
そんな手ごたえが欲しい夜
無意識の涙
繰り返しの毎日
忘れた約束
崩れた心
優しかった友達を切り捨てた夏
そんなことがボクにできたなんて
恐れたのは孤独ではなく
そのあとに続く永遠の日々
許されるならば,もう一度だけ
すべてを返すよと言いたいんだ
だけど今は逆まわりには
ボクは生きてはいけないだろう
ためらう心を無視しながら
今日も眠りにつく臆病者
空の果てに見えそうな
そんな手ごたえが欲しい夜