隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

読み方ムズいバンドたち!

2022年05月24日 18時41分29秒 | スピッツ

2022.05.22
「草野マサムネのロック大陸漫遊記」
FM TOKYO



 5月も4週目。(ああ、もうすぐ6月だ・・・)
 草野マサムネのこだわり、「『ん』の音になるべく音符を与えない」。
 「『ん』は小さい『っ』と同じで、つなぎの音だと思っている」
 ここでZO-3で「大好物」の「君の大好きな物なら 多分明日には僕も好き♪」を歌って、「た~ぶん」は「ぶん」で1音になっている、と。
 「ん」を頑張って歌うと「う~」になってしまって、「それがイヤ、というか苦手」。
 そこで、気になるのはアニメの「ドラえもん」の主題歌!
 「ドラえもん」と「ん」の音がかなりはっきり強調されている。
 「これは作るときに、どういう意図があったのか?」と草野くんはすごく気になっていたわけで。でも最近は、「子どもたちが一生懸命に『ドラえもんー』と歌うとかわいいから?」とポジティブな解釈をしているそうだ。
 (こだわりマサムネくんはみんな大好きだから、ファンとしてはこれからもこまごまとこだわり続けてほしいですよね)
 でも、「スピッツにも、『えいえのさ~よなら』(「コスモス」)のように、思いきり『ん』に音符を与えてるじゃん、という曲、あるんですけどね」と。

 そして、今日は【読み方ムズいバンドで漫遊記】。
 世の中には読み方が難しいバンド、結構あります、ジャニーズのSixTONESは「シックストーンズ」じゃなくて「ストーンズ」とか。
 (つい最近まで知らなかった・・・)
 「L'Arc〜en〜Ciel」も「Official髭男dism」も「最初はなかなか読めなかった」。
 そんな読み方が難しいロックバンドを「洋楽邦楽混ぜ混ぜで」。


 オンエア曲
 01 YM71D(スピッツ)
 02 Do Rite With Me Tonite(Babaganouj)
 03 GOLDEN KING(口ロロ)
 04 Serbia Drums(!!!)
 05 Rolling(8otto)
 06 A(100s)
 07 シンデレラボーイ(Saucy Dog)
 08 DIVE(一十三十一)

 
 漫遊前の一曲は、スピッツで「YM71D」(2019年、16thアルバム『見っけ』)。
 「やめないで・・・」
 (リズムも弾む感じがステキ。歌詞もおもしろい。間奏のベースラインも気持ちいい)
 
 最初の曲は、「オーストラリア、ブリスベンを拠点とするバンド」、Babaganoujの「Do Rite With Me Tonite」(2016年配信、デビューEP)。
 Babaganoujは「バブガニューシュ」と読む。これは「アラビア料理の名前で、ナスを使った前菜」のこと。焼きナスとニンニクと胡麻ペーストとレモン、オリーブオイルを使った料理で、「たぶん、オレが好きな料理ですね」。
 草野くんはこのバンドをタワレコのrecommendで知って試聴もして「いいな」と思って購入したそうです。「ジャケもかわいい」と。
 
 (ストリーミングのジャケットも、躍動感と若さにあふれていてステキなのばかり) 
 しばらくの間、なんて読むのかわからないまま、字面だけ覚えて聴いていたそうです。「いまだに、これ、なんだっけ、バブガ・・・なんだっけ」と。
 Babaganouj - Too Late For Love (Official Video)


 かつては、Led Zeppelinだって、「レッド・ツェッペリン」じゃなく「レッド・チェッペリン」だったし、Mötley Crüeも最初は「モトリー・クルー」じゃなく「モトレイ・キュア」と書いてあった。「海外のたいがいのバンドは、読み方ムズいのかもしれない」
 前にこの番組でも、「夕闇に誘いし漆黒の天使達」というバンドの「いざないし(誘いし)」を「さそいし」と読んでしまった草野くんです。
 (ココで・・・かな?)。「その節はすみませんでした」


 次の曲は、口ロロの「GOLDEN KING」(2007年、2ndシングル/2007年、4thアルバム『GOLDEN LOVE』)。
 「クチロロ」と読むそうだ。「『読み方ムズいバンド』というテーマでは欠かせない」と。
 草野くんは「クチロロ」という音でバンドを知って、あとから「こういう表記なんだ~」となったそうです。
 「サウンドはね、かなりオシャレです」と。
 □□□(クチロロ) 「ふたりは恋人」MUSIC VIDEO

 次の曲は、!!!の「Serbia Drums」(2019年、8thアルバム『Wallop』)。
 !!!で「チック・チック・チック」と読む。
 記号だけではGoogle検索に引っかからないので、「思いきったバンド名をつけたな」。
 (たしかに、!!!だけではダメで、「チック・チック・チック」を併記すると検索できる)
 アフリカの少数民族の言葉の発音が難しくて、「!」で表されていたのが、バンド名となる由来。
 サウンドは、ポップでオシャレなんだけど、この名前から入り口が狭くなりがちで、「一言さんお断り」的なことがおこったりするのかな?と草野君は危惧します。「でも、このバンド、なんて読むの?」というところからバズることもありそうだし、「そっちを狙って名前をつけたのかな?」
 草野「バンド名が難しいバンドって、オシャレだったり、音楽的にもこだわりが強い人が多かったりするのかな」

 次は、「大阪出身のバンド」、8ottoの「Rolling」(2017年、5thアルバム『Dawn On』 プロデューサーはアジカンのGotch)。
 8ottoは「オットー」と読む。(たしかに、「エイトット」とか読みそうだけど)
 イタリア語で、数字の8は「オットー」と読むそうだ。
 草野「ドラムの方がボーカルで、YouTubeで見てほしいんですけど、すごくかっこいいバンドです」
 (ストレートな生音がいいです)
 It's All Right /8otto ライブ 11/26 @Fandango,osaka jyuso

 8ottoのツイート
  https://twitter.com/8otto/status/1528404106796118018
 8ottoのtoraさん
  https://twitter.com/8ottoTORA/status/1528388605235802113


 そして、メッセージコーナー。
 大学1年生で、ライブ未体験のリスナーさん。大学の前にあるライブハウスで好きなバンドのライブがあるんだけど、「しり込みしてしまう・・・」。
 頑張ってぜひ行ってほしいけど、「最初はみんな緊張するよね」。「一人」と言うのもハードル高い?
 「『私、ライブハウス初めてなんです』オーラをだしまくってOKなのでは?」と。わからないことがあったらスタッフや周囲のお客さんにききまくる。
 もしひとりで行けたら、「達成感はすごいと思うけどね」。
 でも大学生活も始まったばかりだし、そのうち一緒に行ってくれる友達もできるかもしれないね、とどこまでも優しい草野くんです。
 (行けるといいなあ。一度経験すれば、やみつきになるかもしれないし)
 そして、「もし行かれるならば、耳栓を忘れずに。耳をやられることがあるかもしれないから」。

 ミスチル・桜井さんのインタビューから。
 「サブスクに抵抗していた時期があったけれど、新しい時代の流れの中で、便利だとも感じているし・・・」と発言されていた。コレかな?
 「マサムネさんは今ではサブスクを利用しているようだけれど、どうとらえていますか」
 草野「サブスクや配信は、桜井くんと同じで、最初は違和感ありました。年齢的にも、変化に対応するのが遅くなるし」
 アメリカのベテランアーティストがそれについて、「これは100年前に戻っただけだから、あんまり気にしなくていいよ」と発言していた。
 つまり、レコードやCDなど、音を記録した、いわゆる音楽ソフトを商品にして売る文化というのは、せいぜい100年そこそこのもので、その前は生演奏しかなかった。その発言がストンと入ってきたそうで。

 ただ、ライブこそがミュージシャンの生きる道、と思っていた矢先に、コロナによってそれも思うようにできなくなった。だから音楽を聴く環境というのは時代によってさまざまに変わるだろうし、それはアップデートしていくしかないな、というところで、「バンドマンを続けています」と。


 次の曲は、100sの「A」(2004年、1stシングル/2005年、1stアルバム『OZ』)。

 (懐かしい。リリース当時、よく聴いたなあ)
 「ヒャクシキ」と読む、「中村一義くんのユニット」。
 草野「中村くんのソロのときよりロック色が強い印象で、すごいカッコいいな、と思う反面、当時は影響を受けてしまいそうで、聴きすぎないようにしていたバンドでもある」
 中村くんがらみは「影響を受けそうで危険」。(これ、あちこちで言ってますよね)

 最後は、Saucy Dogの「シンデレラボーイ」(2021年、メジャー3rd、通算5thのアルバム『レイジーサンデー』)。
 草野くんはずっと「ソーシードッグ」とよんでいたけれど、正確には「サウシードッグ」
 (saucy「生意気な」は、[sɔ́:si]だと思うんだけどね・・・)
 「生意気なイヌ」はスヌーピーのイメージらしいけど、この前、Zepp Nambaで対バンしたときに確認し忘れたらしい。
 スリーピースのシンプルなバンドだけど、「厚みを感じさせるアレンジだし、歌声もきれいだし、ホントにいいバンドだなと思いました」。
 草野「マカロニえんぴつもそうだけど、シンプルなバンドサウンドがちゃんと売れてると、ロックバンドやってるおじさんとしては、すごく安心しますね」
 (贅沢にも、VIVA LA ROCKでこの2つのバンドを体験できました。ココ


 特集の最後に。
 ほかにも「読み方ムズいバンド」は結構あるそうで、アンティック-珈琲店(アンティックカフェ)、アリス九號(アリスナイン)、四星球(スーシンチュウ)なども。
 これからもそういうバンドに出会うたびに「勉強していきたい」とさ。


 今回の「ちょっぴりタイムマシン」は、「このコーナーも読み方ムズい」、一十三十一の「DIVE」(2012年、5thアルバム『CITY DIVE』)。
 (イントロは、「ブチ」)
 札幌出身のシンガーソングライター。読み方は「ひとみとい」さん。
 草野「名前の見た感じがとてもオシャレ。横書きしてシンメトリーな名前ってなかなかないですよね」
 曲も、「そんなお名前を裏切らない、オシャレなシティーポップ」。
 一十三十一 「DIVE」ミュージック・ビデオ


 来週は、【チン&チャップマン(チンチャップ)で漫遊記】。
 「チン&チャップマン」は、1970年代に数多くのヒット曲を出した、イギリスのソングライターチーム。
 この番組でも紹介したSWEET、スージー・クワトロなどの曲が有名。

 そして、「草野さん、足ぐねるって方言なんですね」
 (ん? ぐねる? 「くじく、捻挫する」か~。)


                              


 ★『ロック大陸漫遊記』も貢献?
 「ビデオリサーチ首都圏ラジオ聴取率調査」によると・・・。
  https://www.oricon.co.jp/news/2235824/full/


 ★『ここからLIVEができるなら-spring lucky Monday-』のレポ
  https://spice.eplus.jp/articles/302379


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