隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

8分半の曲を全部流してくれる番組!~「テツヤと漫遊記」

2020年01月07日 02時03分06秒 | スピッツ


2020.1.5 21:00

「草野マサムネのロック大陸漫遊記」
 at TOKYO FM


 https://www.tfm.co.jp/manyuki/


 2020年からFM FUKUOKAが加わって、フルネットなんだそうです。よくわからない・・・。
 でもなんだか、おめでたい!
 草野「ワタクシ草野の趣味的側面が強い番組ではありますが、さらにおもしろい番組に・・・」
 と新年のご挨拶。
 (趣味的側面、どんどん強くなってもいいですけど・・・と一リスナーの私から)

 そして、今日から数回にわたって、スピッツメンバーを招いての番組進行。
 「スピッツメンバーで漫遊記・2020初春」・・・、そして第一回は、「三輪テツヤ編:LIVE音源で漫遊記」だそうです。
 「ギター弾いてる三輪です。今年もよろしくお願いします。」とご挨拶。
 草野「ツアー中で、ちょっと楽したいところもあるんですが」
 テツヤ「いやいや、オレらもたまに出ないとね」
 と優しいやりとり(笑)。


 オンエア曲
 01 どんどどん(スピッツ)
 02 夢の中でしか(THE GROOVERS)
 03 Highway Star(Deep Purple)
 04 Only You Can Rock Me(UFO)
 05 Deuce(Kiss)
 06 ヴァージニティー(REBECCA)


 漫遊前の一曲は、スピッツで「どんどどん」(2010年、13thアルバム『とげまる』)。
 テツヤ選曲が長めの曲ばかりなので、ここは「短い曲」を選んだとか。
 セルフプロデュースのカッコよさがあらわれた作品。かわいい・・・。
 草野「久しぶりに聴いたね」
 テツヤ「終わりがあんななってたって」
 草野「忘れてた」(笑)
 そんなもんか、つくったほうは・・・。


 テーマも選曲もメンバーに頼んだそうで、テツヤくんが選んだのは・・・。
 最初の曲は、「日本屈指のスリーピースバンド」、THE GROOVERSの「夢の中でしか」(2007年、初のライブアルバム『ROUGH TRIANGLE -THE GROOVERS LIVE-』)。
 (サビを聴くたびに、なんでこんなに響くんだろう、と思う。ギターもベースもドラムスもくっきり聴こえてステキだ。8分越えのライブバージョン・・・、スピッツではありえない)
 

 今夜のテーマは、テツヤくんが実際に行ったライブや、若い頃から好きなアーティストのライブ盤から、セレクトしたそうだ。
 草野「オレも前にやろうと思ってた。でもかぶってなかった」
 ライブ盤ってたくさんあるからね~と。
 (個人的には、ライブ盤大好き。とくに洋楽で好きなのが何枚かあって、これはときどき聴きます。古いのでは、次に紹介されるDeep Purpleのライブ盤や『WINGS OVER AMERICA』)
 テツヤ「だけど、8分半の曲を流してもらえるっていうね・・・」
 なかなか、そんな番組ないです(笑)。
 「ライブ盤は全部聴いてこそ!」と。
 テツヤ「ホントはアルバム全部流してほしいくらいなんだけどね」
 草野くん、苦笑。
 テツヤくん、出演するたびにグルーヴァーズかけてるんだけど、「しょうがないの、別にグルーヴァーズに頼まれてるわけじゃなくて、単純にオレが日本のバンドでいちばん好きだから」。
 最高の賛辞!
 草野「3人のアンサンブルがいいよね~。ライブだととくにわかりやすい」
 そして、2人ともギターをひくからこそ、
 草野「(藤井)一彦くんのギターはすごい」
 テツヤ「マネできないよね~。マネできないからこそ、好きなんだけどね」
 草野「そうだよね、純粋にファンになれる」
 「ライブにぜひ行ってほしい」とテツヤくん。

 次は、Deep Purpleで「Highway Star」(1972年、初来日ライブアルバム『Made in Japan』)。
 テツヤ「これも名盤だよ」
 草野「オレも結構聴いた」
 (私と相方がかつて2人とも購入していたアルバムというのが何枚かあるんだけど、これはその中の1枚です。どちらも処分できずにいまだに2枚ずつある)。
 ジャケットは武道館だけれど、音源は大阪フェスティバルホールで録られたものが多い(wiki見たら結構ややこしい)。
 

 テツヤ「これも結構長いよ」
 6分くらいあるそうだ。
 (「Highway Star」、泣きたくなるほど懐かしい)
 曲終わりで、
 
テツヤ「これ、オレらが5歳のときなんだね、行ってないね」
 
草野「行ってないっていうか、ディープ・パープルの存在も知らなかったね」(笑)
 
そして、
 
草野「名曲のライブって長いのが多いね」
 
テツヤ「聴いてるときはそんなに長く感じないとこがスゴイね」
 
草野「自分も観客の一人として聴いてるからね」
 
テツヤくんと田村くんはDeep Purple再結成後の来日公演を見ているそうだ。当時、クイーンと来日がかぶっていて、リッチーやイアン・ギランなどのオリジナルメンバーがほぼそろった彼らのライブをあえて選んだわけだけど、
 
テツヤ「今考えると・・・、クイーン選らんどきゃよかったかな、という気持ちも」(笑)
 
草野「オレもクイーン迷って行かなかったことがあるから、見とけばよかったかな、という気持ちはありますね」(笑)
 
テツヤ「教訓だね、『(ライブは)見たいときに見とけ!』」
 
草野くんは、ニルヴァーナのときも迷って行かなかったことがあり。カート・コバーンの衝撃的な最期を思うと、ですね。
 
(そうか、逃して二度と・・・ということ、あるからなあ、ライブは)


 質問コーナー。
 2人にとって「三大ギタリストは?」
 うーん、迷うね、と2人。
 テツヤくん、日本で言えば、「グルーヴァーズの藤井くん、コレクターズのコータローさん。それからベンジー(ご存じでしょうが、元BLANKEY JET CITYの浅井健一さん)」
 「ああ、いいねえ」と草野くん、相づち。
 草野「マイケル・シェンカーはオレも入るね」
 テツヤ「入るね。確実に入るね」
 草野「あとミック・ロンソンとかも好きなんだけど」
 テツヤ「ああ、デヴィッド・ボウイね」
 草野「3人目が難しいね。リッチー(・ブラックモア)もいるし、ジミヘンとかも」
 テツヤ「ジミー・ペイジとかもいるしね。あげたらきりがない」
 草野「ハードロック系じゃないけど、ジョニー・マーとかも好きだし」
 ココで、自分だけではなくテツヤも「マーさん」の影響を受けていると発言。
 ココでは、ジョニー・マーのかっこいい画像を集めている発言も。
 ココでは「ジョニー・マーさま」と言っている(笑)。
 ココでは、ジョニー・マーのアルペジオに聴き入った思い出を。
 (あ、どれも大したことは書いてないので、悪しからず。でも、どんだけ好きなんだ?という感じです)
 テツヤ「アンディー・サマーズ(ポリスのギタリストとしても有名)も好きだな」
 草野「アンディー・サマーズ、いいね~」
 そして、「三大ギタリストは?」という話題で一晩飲みながら話せる・・・と。
 (そういう存在は双方にとって宝だと思う)


 次は、マイケル・シェンカー在籍のUFOの「Only You Can Rock Me」(1979年、ライブアルバム『UFOライブ Strangers In The Night』)。
 「オレらの中での世界三大ギタリスト」、マイケル・シェンカー。
 一昨年、実際に会えてサインまでもらったそうで(前にもうれしそうに話していましたよね)。
 草野くんは「サインをもらいに行くとき、足がもつれてこけた」し、テツヤくんは「緊張して行けなかった」と。
 草野「かっこよかったよ」
 テツヤ「今がいちばんカッコいいかもよ」
 草野「そうだね、ちょうどいい具合に年を重ねて・・・」
 とファン同士のやりとり。
 このライブ盤は、テツヤ曰く「マイケル、本気出したらヤバいよ」という感じ。
 そのあとソロになって、「神」とか「神話」とか言われるようになった、その直前のライブ。
 テツヤ「UFOの中でもポップな曲を」
 ということで、「Only You Can Rock Me」。
 こちらは30年前のマイケル・シェンカー。
 Michael Schenker Group / Into the Arena - マイケル・シェンカー・グループ / イントゥ・ジ・アリーナ(ロック・パラスト 1981)

 次は10年くらい前。

マイケルシェンカー ROCK  BOTTOM 中野サンプラザ

 たしかにどちらもカッコいい。会場、野郎だらけだ。

 最後は、Kissで「Deuce」(1975年、ライブアルバム『ALIVE!  地獄の狂獣 キッス・ライヴ』)。
 再結成来日ライブは、「マサムネ以外の3人で行ったよ」と。今回の来日ライブには誰も行かなかったそうで。
 テツヤくんは、Kissのライブアルバム『Alive II』を中学・高校の頃、すごく聴いていたそうだ。
 
Kissのコピーバンドもやっていて、
 
草野「Kissはシンプルだから、コピーしたくなるよね」
 
それまでいろんなバンドをコピ―したけれど、「速弾きとか、どれもちゃんとできたためしがなくて」と。
 
草野「ヴァン・ヘイレンとか無理だもんね」
 
テツヤ「Kissは初めて、いい意味でしっくりきたんだよね」
 
草野くん曰く、「ヘビメタというよりロックンロールだもんね」
 
Kissのコピーは、「なんて言ったらいいのかな・・・。バンドで初めてちゃんと気持ちよくできた」と。
 
「独りよがりじゃなく、みんなでやってる感があった」とテツヤくん。
 
テツヤ「メロディーをなぞっていくシンプルなギターソロなんだけど、ハモっていく、みたいな」
 
草野「あるあるある」
 
このあたりは、長い時間をともに過ごしてきた呼吸ですね~。
 
今日の「Deuce」は、テツヤくんが「好きな曲」。草野くんの「ああ、いいね~」と。
 
(ライブアルバムはほんとうにいいな。映像がなくても。むしろ映像がないほうが音に集中できるし)。


 特集最後に、
 草野「最近はYouTubeとかでライブ映像見る人も多いと思うけど、音源だけ聴いて想像をめぐらせるというのもいいよね」
 同感です。


 そして最後は「ちょっぴりタイムマシン」のコーナー。
 あの繊細な「ロビンソン」は当然テツヤくんですよね?
 アフリカの子どものあの見事な「ロビンソン」映像にも触れつつ、「去年ちょっと注目された曲」って(笑)。
 そしてここも彼の責任選曲。
 曲は、REBECCAの「ヴァージニティー」。
 草野「高校のころ? クラスにファンの子がいたんだよね」
 テツヤ「人気あったもんね」
 高校卒業して上京したとき、一人暮らしの深夜にレベッカやボウイのライブ映像を見ていた思い出も。
 雨の学祭でのレベッカの映像を見て、「すごいな、この人。ロックな人なんだな」と感動したテツヤくん。
 早稲田大での雨のライブのことだと思うんだけれど、映像を探したらNOKKOのMCをつなげたものしか見つからなかった。とびきり魅力的なNOKKOさんですが。
 テツヤ「スピッツにもあるでしょ、あのころしかできなかったパフォーマンス」
 草野「初期衝動みたいな、ね。レベッカはバンドもうまいよね」
 この曲は「大好きだし、今でも聴くといろんな思い出が蘇る」とテツヤ。
 個人的には、4年前のROCK IN JAPAN FES. でパフォーマンスを堪能しました(ココです)。


 最後に、「またテーマを決めて、きてください」と。
 草野「来週もスピッツメンバー登場ということで、誰が来るんでしょうかっ!」
 テツヤ「スピッツといえば・・・」
 草野「スピッツといえば」(笑)
 誰かな? そしてどんなテーマかな?
 今回は、2人のやりとりが楽しそうで、テツヤくんのこだわりもちゃんと伝わって、ほのぼの1時間でした。
 こんなふうにいまだに楽しそうに音楽を語り合える彼らに、幸せな時間をもらいました。
共通の好きなことを、知り合って30年以上たっている仕事仲間?と楽しそうに語れることがどれだけステキなことか。
 ひとりDJのマサムネくんもいいけれど、聞き手に徹する今日のような雰囲気も貴重です。


                              


 
スタジオがまた閉鎖。「グリーンバード」
 https://twitter.com/studiogreenbird/status/1214007504054571008?s=11
 環七沿いのここは、実家からも、最初の隠れ家からも近くて、馴染みの場所です。

 石田ショーキチさんのコメントに歴史とノスタルジーを感じます。
 https://twitter.com/ishidalf/status/1214093416771932160?s=11


 そういえば、新春恒例のエレカシライブ、よかったよー、とエルレさんから。
 正月にこれに行けなかったなんて・・・。


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