2020.05.31 21:00~
「草野マサムネのロック大陸漫遊記」
at TOKYO FM
収録時には少しずつ終息に近づいてる?な雰囲気があるんですが、どうなんでしょう、と。
(ホント、どうなんでしょうね)
「みなさんの日常が少しでも取り戻せていたらいいなと願っておりますけど」と。
(簡単にはいかないし、付き合い方もまだ慣れてない状態か)
録音環境は変わらず、部屋には一人、に近い感じで行っているそうです。
そして、今日のテーマは、「旅にまつわるナンバーリクエストで漫遊記・洋楽編」。
「旅はまだままならない中、せめて気分だけでも」ですね。
オンエア曲
01 海を見に行こう(スピッツ)
02 Born To Be Wild(Steppenwolf)
03 Handle With Care(The Traveling Wilburys)
04 Il viaggio(Sonohra)
05 夢中人(Faye Wong 王菲)
06 Me And You And A Dog Named Boo(Lobo)
07 I've Never Been To Me(Charlene)
08 Permanent Holiday(The Suicide Machines)
09 幻惑(椿屋四重奏)
漫遊前の一曲は、スピッツで「海を見に行こう」(2002年、10thアルバム「三日月ロック」)。
「YouTubeで公開されている横浜サンセットのセットリストにも・・・」と。
(小作品だけど、心に残る心地よさ)
個人的なことですが、『横浜サンセット』、まだ見ていない・・・。
諸々事情があり、余裕がない。
田村くんが「まだまだ」と言っていたそうなので、今週こそ,夜中に一人で見て、泣こうと思っています・・・。
最初の曲は、「映画『イージーライダー』で大ヒット! 元祖メタル!」、Steppenwolf で「Born To Be Wild」(1968年、デビューアルバム『Steppenwolf』)。
(誰もが知ってる?聞き覚えがある)
草野「1968年・・・、時代を先取りしていたストレートなハードロック。すげーな。すべてのハードロック、ヘビーメタルのルーツ曲と言っても、オレは過言じゃないと思いますね」
有名なリフを演奏して、「今メタルバンドが使っても全然違和感ない」と。
次は、The Traveling Wilburysで「Handle With Care」(1988年、デビューシングル)。
バンド名に「旅」があるのでリクエストしたというリスナーさん。ボブ・ディランのツアーが延期になって残念だけど、これを聴いたら彼の「ネバ―エンディングツアー」も再開へ・・・のメッセージ。
1988年に結成されたThe Traveling Wilburysのメンバーは、ジョージ・ハリスン、ジェフ・リン、ボブ・ディラン、トム・ペティ、ロイ・オービソンの面々。
草野「すごい面子の覆面バンド。でもこの曲はジェフ・リンさんっぽいELO的な雰囲気が出ているかな」
(サングラス着用というところがちょっと笑える。耳に気持ちいいサウンド。バンドじゃなく個性的なミュージシャンの集まり風なデコボコ感をいつもおもしろく感じる)
次は、Sonohraの「Il viaggio」(2014年、4thアルバム『Il Viaggio』)。
viaggioはイタリア語で「旅」のこと。この曲は「人生の旅」風な趣の楽曲らしい。
イタリアのアーティストで好きな人は?と尋ねられて、
「イタリアねー・・・、ちょっと疎いかも」に続けて、「パッと思い浮かぶのは、ジリオラ・チンクエッティさんというベテランの歌手」と。
(ああ、ちょっと同じレベル?(笑)
ジリオラ・チンクエッティは主演映画も見に行きました。)
「あとは、イ・プーとかゴブリン、それくらいかな」
(イタリアってプログレの宝庫なんていう記事もありますね)
下は、50周年の2016年に解散を発表したイ・プー(イタリアの国民的バンド)が発表したビデオクリップ。
曲も懐かしいけど、こんなふうに大人な雰囲気でロックを貫けたんだな
Pooh - Pensiero (Official Video - 2015)
草野「Sonohraというバンドは、メロディーもアレンジも旅っぽくて・・・。秋冬の旅のイメージかな」
(兄弟ユニットなのかな?)
次は、Faye Wong(王菲)の「夢中人」。
1994年の映画『恋する惑星』の中で使われていた楽曲。
リクエストされた方は、「クランベリーズのオリジナルも好きだけれど、フェイオンの声に飛び立つようなワクワクで感じます」と。
こちらはオリジナルのほう。
The Cranberries - Dreams (Official Music Video)
映画が公開されたころ、草野くんもフェイ・オンのファンで。ただ筋とか覚えていなくて、「フェイ・オンさん、きれいだったな」しか記憶にないとか(笑)。
中国の曲、「洋楽」でいいのかな?と思ったりもしたらしいけど、「懐かしいから」という理由で、OKとしたそうです。
次は、「東京の草野マサムネさんのリクエストで(笑)」、Loboの「Me And You And A Dog Named Boo」(1971年、1stアルバム『Introduce Lobo』)。
DJによってねじ込まれたこの曲、「オレのなかで『旅ソング』と言ったらこれだな」という楽曲だそうです。
主人公の「ボク」と恋人と犬がボロイ車に乗って旅をした、という内容。
旅先でのかわいいエピソードを思い出しつつ、「また旅に出たいなあ、自由になりたいなあ」と歌っている。
メロディー、聞き覚えがある・・・。
次は、Charleneの「I've Never Been To Me 愛は陽炎のように」。
ロックかどうか迷ったけれど、「久々に聴いてみたら妙に心に響いたので」と。
歌詞も「自分探し」のような哲学的深みもあると。
(美しい声だけど、押しつけがましくない歌い方が好きだったなあ、と思い出す。
リクエストされた方も言ってらした地名の羅列の聴こえ方だ心地いい。
曲自体はかなり多くの人にカバーされていますよね)
映画でもそうだけれど、本質が邦題で流されちゃうケースってよくあります)
1977年リリースのときにはそれほど注目を浴びず、1982年にラジオでオンエアされて火が付いたとか。モータウンとの契約がきれてお菓子屋さんで働いていた彼女のところに社長から直々の連絡が入り再契約に至る。
「曲自体が時空の旅をしているような」と。
最後は、The Suicide Machinesで「Permanent Holiday」(2000年、3rdアルバム『The Suicide Machines』)。
日常のストレスから解放されて旅に出る、という内容の曲・・・。
草野くん自身は、このあたりのメロディアスなパンクにはあまり詳しくなくて、初めて聴いた楽曲とか。
草野「夏に聴くとよさそうだね。ザクザクしたギターが心地よい」
(ストレートに迫ってくる感じが気持ちいいけれど、歌詞や内容は結構マジな感じなのかしら)
そして、特集の最後に。
「まだまだ簡単な動機では旅に出られない状況。なので脳内旅行ができるような番組に・・・」という決意をほんのちょっと。
(本当は気持ちの中で、いろいろ計画していたこと、あったんだっけ、と自分でも思い出す。
ちゃんと生きていよう、そして、また始めようと思う。)
そして最後は「ちょっぴりタイムマシン」のコーナー。
曲は、椿屋四重奏の「幻惑」(2006年、2ndシングル)。
2006年ごろ、沖縄の友人を訪ねたときの飛行機の中で聴いて、「はまってしまった」楽曲。
その旅の間、彼の中でずっとぐるぐる回っていて、旅のテーマ曲になっていたそうだ。
今聴いても、2006年の暑い夏を思い出す・・・。「熱くて、すごいカッコイイ曲です」。
(中田裕二の粘っこいボーカルと暑い夏はよく合う)
(そういう曲って、案外ありますよね。少し長めの旅に出たとき、ラジオからそのころのヒット曲がずっと流れていたとか・・・)
予告!
来週は「意外な国の70年代ロックで漫遊記」。
あのロックにとっては華やかな70年代・・・。中東やアフリカ、中南米でも、ロックの萌芽が見られたそうで、そのあたりを特集。
草野「番組史上最もマニアックな回になるかも」(笑)
ああ、ぎりぎり間に合った(笑)(誰かが待ってるわけではないんだけど、一応、次の回までにはまとめておきたい、という、個人的なこだわり。
70年代の中東のロックが、もうすぐ聴けるよ!
★フラカンからの差し入れ?
フラワーカンパニーズ × スピッツ Special Live Session at「フラワーカンパニーズ presents DRAGON DELUXE DELUXE ~30周年スペシャル~」
ありがとう、フラカン!
昨秋の楽しい時間。
かっこいいバンドメンバーが、ここではぐだぐだのかわいいおじさんたちになってる(笑)。
ココにレポあります、よかったら。
★寂しいけど、しかたないか
スピッツの夏のイベントも軒並み中止。
https://spitz-web.com/news/6116/
イベントでお世話になっているクルーたちを支援しようという試みのご案内。
●「ロックロックこんにちは」
http://www.plumchowder.com/nky/
●「ロックのほそ道」
https://www.north-road.co.jp/detail/detail.php?eid=46536
●「サンセット」
http://www.sun-set.info/
有明サンセット、行きたかったなあ。
身近な人たちにいつもの感謝をこめて。
次の季節の活動がちゃんと始まりますように。
いただいたアジサイが来年も咲くように・・・。
花を早めに切って、一輪挿しに。
質素な朝食も華やいで見えます。
始まったばかりの実家の解体の画像を相方が撮ってきてくれて。
思いがけず胸がズキンとする。
時間をかけて荷物を整理して、一応、さよならしてきたんだけどね。
「様子は画像や動画で残せるけど、匂いは保存できないね」と言った息子。
記憶の中に生きていくだろうか。
新しい建物ができあがってからも、別のどこかに残っているだろうか。
それとも私のほうがあっさり先に進んじゃったりしてね。
そっちの可能性のほうが大きいかな。
あれから、わが家の荷物は少しずつ片付いているけれど、毎晩、仕事部屋で寝たりリビングで寝たり・・・。
すごい現実的な、そしてときにはありえないくらい飛んでる夢を見ては、3時間睡眠で乗り切っている。
春はあっという間に遠のく。
梅雨のジメジメが近づく。
マスクは慣れたけど、すぐにビショビショになる、汗かきおばさん・・・。
コメントありがとうございます。
草野くんが推してくれる曲って、王道のスピッツっぽくないものが多いから、それも新鮮だし楽しみですよね。
中田裕二さんのエモーショナルな歌唱・・・。いつかカバーしてほしいですね。
ラジオから流れる曲で刺激されて新たなバンドやミュージシャンを知る、というのは若いころは当たり前の日常でした。
いい時間ですよね。
今日も暑くなりそう。
水分補給で!!
ありがとうございました。
好きな音楽やってる人の好きな音楽はやっぱ好きなのかな。友達の友達は気が合うみたいな。
次回も楽しみにしてます!