隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

秋と冬がせめぎ合っている?

2021年11月25日 22時28分38秒 | 日記

2021.11.25(木)



 仕事前に、母に頼まれた化粧品などを施設に届ける。
 まだ面会などは許可されておらず、リモートに頼る日々。
 9時前だったので、幼稚園や保育園に子ども連れていくママたちやパパたちにとすれ違う。
 転んだようで膝に擦り傷を作って泣いている男児。
 「大丈夫ですか。ティッシュペーパーありますよ」と声をかけると、
 「あ、ありがとうございます。大丈夫です。空のベビーカーを押すってきかないんで」とママ。
 「頑張ってね」と泣き顔に声をかけると、ちょっと怪訝そうな表情で泣き止む。
 「私も大昔、こんなことばかりでした」とママに告げて、バイバイと手を振って別れる。

 なにげない出会いだけど、遠い日を振り返って、ちょっと胸が熱くなってしまったではないか。
 こんなことにウルウルするなんて、年はとりたくないもんだ・・・。
 などと言いつつ、このとき同い年の友人から、「一昨日の『おげんさん』(ココ)見た? 松重さんに会えて一気に元気になった」とLINE。
 「よかったね~。洋楽を熱く語ってかわいかったね。三浦大知くんのパフォーマンスと照明が見事で見入ってしまった」と返信すると、「わたしも~」。
 それもひとつの横顔ではある。遠い日に思いを馳せて切なくなってばかりいるわけではない。


 若いころは、大人を勝手にイメージして、まだ40代だった母が初めて登山したときに内心「スゴイナな」と思ったり、親しい人を亡くした50代の母を必要以上にケアして守ろうとしたことがあったけれど、そんなもんじゃないと自分がそれなりの年齢になってきてわかったことだらけだ。

  
  
  そんなことをうだうだと考えながら、施設のわきの清水谷戸を通って帰宅。
  秋が疲れてきて、もうギブアップみたいな光景を見せ始めたな。
  いよいよ12月か。

 
 
 まだ鮮やかな赤と、葉が落ちて寒そうな木々。
 秋と冬がせめぎ合っている今日この頃。
 それでも歩くと額に汗が光るワタシです。



 そして、一昨日は父の命日。
 おじいちゃんのことが好きだった息子たちは、この日と誕生日には、とっておきのエピソードを送ってくれたりする。
 私の知らない父親の顔・・・。
 イヤだったところは、どんどん薄くなっていくなあ。
 好物のお酒と大福とケンタッキーのチキンをどうぞ・・・と優しい気持ちで。


 そういえば、街道を二人で歩いているとき、大きな声で名前を呼ばれた。
 ビックリしてあたりを見たら、車から顔を見せている知り合いの家族! それも近所に住む人たちではない!
 歩いていると、結構おもしろいことに遭遇するもんだ。
 

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