隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

考えるだけで楽しい~スピッツ「THIRTY30FIFTY50」

2017年01月29日 16時16分47秒 | スピッツ

2017.1.29(日)

 ここでは、暖かい一日になりそう。
 昨日の風も穏やかだった。このまま・・・というわけにはいかないんだろうけど。
 まだ2月がひかえているし。

 さっき、女子マラソンを見ていたら、突然、東日本NTTのCMで、スピッツの「みなと」が流れる。
 「君ともう一度会うために作った歌さ~♪」
 いい歌詞だなあ。こうして前触れもなく聞こえてきて、胸の奥のほうを小さくつかんでいく。


★ スピッツツアーの話題
 世間ではどうかわからないけれど(笑)、スピッツファンの間では、結成30周年ツアー「THIRTY30FIFTY50」の話題でもちきり(だと思う)。
 メディアのニュース記事では、これがいちばんよかったかな。
 http://www.musicman-net.com/artist/64790.html
 普段の彼らの活動にも言及してくれていて。

 8月半ばの「さぬき市野外音楽広場テアトロン」の2days。
 20年前の感動的なシチュエーションを思い出す。バックに広がる海。空の広さ。「野外の気持ちよさ」にプラスアルファの心地よさがあったように思う。
 注目度高し。

 どなたかが計算してらしたけど、「醒めないツアー」と「THIRTY30FIFTY50」の会場のキャパ合計を比較すると、後者は前者の3倍くらい・・・とか。
 「醒めないツアー」のチケットは大変だったなあと思い出す。今回は?と期待を抱きつつも、アリーナツアーとなると、「へ~、スピッツか~。行ってみようかな」という方も多いだろうし、楽観はできないのかな・・・。
 そんなことをいろいろ考えるのも悪くはない。

 7月から10月だし、夏のイベントはないのかな、と思っていたら、時期をずらして開催という方向らしい。
 それはうれしいな。自分たちの結成30周年とは別に、あのイベントはもうスピッツの活動の枠を超えている。ファンだけではなく、あそこに呼ばれることを楽しみに待っている若手ミュージシャンも多いわけだし。


★ またドキドキの季節が近づく
 暖かくなれば、大リーグのシーズンも始まる。
 イチローの成績に一喜一憂できることを幸せだと感じたい。
 https://full-count.jp/2017/01/26/post55982/ 


★ すてきでしょ!

 

 いただいた出西窯のコーヒーカップ。
 色合いが淡く鮮やか(矛盾しているけれど、見るたびに異なって、こんな感想)。唇にあたる感じが柔らかい。
 ありがとう、毎日、仕事の友です。
 http://www.shussai.jp/



                              


 車いすで導尿カテーテルのお世話になっている母だが、今年に入ってすでに2度の外出。
 何よりも食べることが好きな母は、次の外出を楽しみにしている。
 休日は避け、私たちの仕事のスケジュールを考えて、また次を考える。
 車いす仕様のレンタカーを借りたり、場所によっては介護タクシーを利用したり。バリアフリーのありがたさを痛感する。お店の対応もスムーズだ。
 デパートめぐりが大好きで、昔は私もよく付き合ったっけ。あのころの母を思えば、車いすで回る買い物はどうなの?と思うこともしばしばだ。だけど、ここ2、3年は外出もそれなりには大変だったのかもしれない。だから、そんなに昔ではない日々と比較して、車いすで楽にショッピングできることは母にはそんなに悪いことではないようなのだ。
 食欲もすごい! バイキングでも、寿司でも、とんかつでも! 何でも美味しいという私と違って、かつては味にうるさい人だったけれど、今はなんでも満足そうに食べてくれる。施設の食事も「量はちょっと少ないけれど、味はいいのよ。みんな美味しい」と一切残さずにたいらげる。母のフロアーでは2番目の高齢だけれど。

 スタッフも、入居者の家族の方たちも、母を「若い」「元気でしっかりしている」と声をかけてくれる。母はますますがんばる。昨年の春ごろと比べても驚くほどのパワーだ。新聞を読み、日記をつけ、親しくなった人たちとの会話も弾む。それはとてもありがたい。
 だけど、外の人には優しい母が、私の前ではときどき醜い顔を見せる。入居者の体の衰えにはとても同情的なのに、認知が進んだ入居者に対して、私の嫌がる言葉を発する。
 そういう母に私はいつも反論して生きてきた。傲慢にも母とは違う「人種」なんだということを意識し、そういう娘を理解しない母を恨んだこともあった。それが母との溝のひとつの原因でもあった。
 車いすになった母に、私は以前よりずっと優しい。もういいか・・・という気持ちもある。だけど、それでも笑って見過ごせないときもある。母を軽くたしなめる。前に比べたら優しいもんだ。
 だから、施設からの帰りの夜道・・・。母が明るく優しい人だったときは、私の心は温かい。なんだかすべてに感謝できる。だけど、ときどきだけれど、そうでない夜もある。そういうときは情けなさで泣きたい気分になる。街灯が揺れてぼやけることもある。
 そうやって、私はこれからの母との道を歩く。永遠ではない限りある道なのだけれど。


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2 コメント

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群青 (ミユ)
2017-01-31 06:36:25
かけらさん、こんにちは!

30周年ツアーの知らせの後の

仕事しなきゃ…っていうかけらさんの文章に思わず笑ってしまいました。
うん!本当、仕事しなきゃ!!って私も思ってました。

夏が待ち遠しいですね。

素敵なカップの色。
口当たり、良さそうで。

あ!そういえば、かけらさん、知ってますか?
(ひょっとして、過去記事にあるかもだけど)
朝のめざましテレビの6:20くらいからの
キラビト ってコーナーで
群青が流れるの♪
朝から青く染まっていけます。

子供は時に残酷な顔をみせますよね。
かけらさんの涙、とてもわかります。
でも、ほんと、永遠ではない時間。
良い時もダメな時も。
ユルく寄り添っていきたいですね。
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知らなかったです (かけら)
2017-01-31 10:24:30
ミユさん
おはようございます。

暖かかったりグッと冷えたり(私の住んでいるところは、ですが)、自然はやっぱり気まぐれです。
天気に左右される情けない私ですが、少しずつ春に向かっています。

夏は楽しみもありますしね。ありがたい!
「夜を駆ける」、聴けるといいですね~。

本当に、いい時も悪い時も・・・ですね。
ミユさんもきっと行ったり来たりしながら、なのですね。私も・・・がんばろう。

「群青」はまったく知りませんでした。
朝から「青く染まって」いけるのはいいですね。画面からスピッツの音が聞こえてくると(あんまり、ないことだから?)、体のヘンなところが刺激されますよね。

それでは今日も!!
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