22日の「ロックロックこんにちは in 仙台 10th anniversary」行ってきました。
ハプニングもあり、ビックリもあり、本当に楽しいフェスでした。
ちょっと夏休みをとって遊んで、また日常に戻って、ちょっと必死に仕事しつつ、またまたグダグダのレポを書きためています。
完成したらアップしますので、よかったら見に来てくださいませ。
…とその前に、新曲リリースされたではないですか!
「2009年第一弾!」って、第二弾はあるの?と昨年突っ込みましたが、今回も? メンバーの発言からすると、「断定はしないけど、でも今年はこれだけ」みたいですね。
★「君は太陽」 この疾走感★
「スピッツらしい」と言われそうだけど、こういう感じの文句ない疾走感のシングルって、案外久しぶりかも。
風を受けて走り出す勢いをいただきました。歌詞は前向きだけど、前方直視じゃないところで安心。そう、なぜか安心。それがスピッツだから、かも。
そうそうは「理想の世界」なんてみつからないわけで。でもそんなにネガティブにならなくても、「大丈夫そう」と言えることって、まま、ありますから。
「ごめんなさ~い」は『エスカルゴ』で、「ええっ?」って思ったときのほうがインパクトあったけど、「大丈夫そうなんで」で、やっぱりさすがだな、と。
「斜めった」って使ったことない表現だったので新鮮だけど、若者はよく使うんですか?
普通、こういう曲では「涙」は美しいものだけど、草野正宗のつくる詞は「美しくない」ってところもおもしろい。
そうそう、スピッツの曲って、案外擬声語とか擬態語が使われていませんか? 最近では『魔法のコトバ』の「ボソボソ歌う」とか、『正夢』の「キラキラのほうへ」とか…。ちょっと今思いつかないけど。その擬態語や擬声語が普通だったら、あんまりそういう使い方しないんじゃない?というのまで、いろいろ。あ、今度暇なときに調べてみようかな。あ、脱線…。ここの「キラッとなるシナリオ」もおもしろいなあ。
大サビの最初のメロディーと歌詞、なんか湿った感じでドキドキする。それと、「見透かされていたんだね」の「ね」の低いかすれた音。ハイトーンが取り上げられがちだけど、実はひくいところのかすれが魅力です(と思う)。
イントロと間奏のテツヤのギターフレーズ、ちょっと脳内で回っている。独創的とまでは言わないけど、なんだか好きだ。下でうねるベースもいい。最近、自分のイヤホンがあまり「良くない」ことを指摘されたので、もうちょっといいイヤホンで聴きたいな。
音は全体的にキラキラしている印象。
映画の主題歌としてオファーされてつくった楽曲かと思ったら、違うみたいですね。
★「オケラ」最高なロックじゃないですか!!★
で、いつも言ってるけど、スピッツの場合バカにしちゃいけないのがカップリング曲。
今回もっていうか、「今回は!」とくに強力ではないか!
「君は太陽」が疾走感あふれるアッパーな楽曲だったから、「オケラ」はタイトルはともかく(笑)、静かめな曲?とおもってたのが大きな誤算(あ、いい意味でね)。崎ちゃんのドラムスで始まるって小耳にはさんでいたので期待はしていたんだけど、もう期待なんかはるかに越えてくれました。これはオススメです! 「君は太陽」だけダウンロードされた方、ぜひこちらもチェックしてみて! 決して損はしません!(いつも自信のない私がここまで言うのは、ホントに珍しいことですから)
明るいA面に対して、ちょっとダークな感じ。スローなロック、ミディアムテンポのロックとでもいうのかな。
ボーカルが低音を「張って」歌っている感じがかっこよすぎる。繰り返しますが、低い声が魅力ですから。
軽く歌っていながら、演奏がやたら重い。私の大好きな『惑星のかけら』をちょっと思い出したり。『夢追い虫』ほどスケール感はないんだけど、そこが不思議にヘンにはまる。『ネズミの進化』のイメージもあるけど、歌詞がもっとグチャグチャな感じ(笑)。
聴く人によっていろいろ解釈できちゃうんだろうな、という飛んでる言葉もうれしいなあ。
韻の踏み方も心地よい。「崇高な~行動」までの重なりも好きだし、「開拓前の原野」というのも、この楽曲のテーマをどうとらえるかで全然解釈が違ってきそう。
恥ずかしいから一人でこっそり「解釈遊び」できそうですよ。
「野球」ネタも、今回は「球種」やら「バットの持ち方」まで言及してたりして(笑)。
ドラムスが最後までかっこいいので、どんなふうに演奏しているのか、ライブでぜひ見たい! ギターとベースもおなかに響いてかっこいい。
さっき友人からメールで、「『オケラ』はセルフだよ」って。手元にないので確認できないのですが、ほんとうにセルフプロデュースなのかな。それもこっそり、ちょっとうれしいかな。
スピッツ、まだまだ進化しそう。そういう予感が宝物ですよね、ファンとしては。
当分この2曲で過ごします。
さて、仕事に戻ります。
忘れないうちに、「ロックロックこんにちは in 仙台」のレポもがんばろう。
それにしても、涼しくなるのが早すぎませんか?
【追記】
歌詞カードを見ると、「オケラ」の歌詞なんて、なんだかおさまりが悪くて、とってつけたような単語があったりするんだけど、メロディーに乗ってバンドサウンドに支えられると、ものすごく自然に、でもどこかいびつに体に染みこんでくる。不思議だな。
「君の出そうなカード」っていうのもウマイなあ。
『オケラ』の大サビの最後、「風に乗って」の「て」の音がヘンに気になって後を引く。あの低いハモリはボーカル本人? それともテツヤ? クレジットにはないから、たぶん本人だけど、ライブではテツヤ氏でお願いします。
ハプニングもあり、ビックリもあり、本当に楽しいフェスでした。
ちょっと夏休みをとって遊んで、また日常に戻って、ちょっと必死に仕事しつつ、またまたグダグダのレポを書きためています。
完成したらアップしますので、よかったら見に来てくださいませ。
…とその前に、新曲リリースされたではないですか!
「2009年第一弾!」って、第二弾はあるの?と昨年突っ込みましたが、今回も? メンバーの発言からすると、「断定はしないけど、でも今年はこれだけ」みたいですね。
★「君は太陽」 この疾走感★
「スピッツらしい」と言われそうだけど、こういう感じの文句ない疾走感のシングルって、案外久しぶりかも。
風を受けて走り出す勢いをいただきました。歌詞は前向きだけど、前方直視じゃないところで安心。そう、なぜか安心。それがスピッツだから、かも。
そうそうは「理想の世界」なんてみつからないわけで。でもそんなにネガティブにならなくても、「大丈夫そう」と言えることって、まま、ありますから。
「ごめんなさ~い」は『エスカルゴ』で、「ええっ?」って思ったときのほうがインパクトあったけど、「大丈夫そうなんで」で、やっぱりさすがだな、と。
「斜めった」って使ったことない表現だったので新鮮だけど、若者はよく使うんですか?
普通、こういう曲では「涙」は美しいものだけど、草野正宗のつくる詞は「美しくない」ってところもおもしろい。
そうそう、スピッツの曲って、案外擬声語とか擬態語が使われていませんか? 最近では『魔法のコトバ』の「ボソボソ歌う」とか、『正夢』の「キラキラのほうへ」とか…。ちょっと今思いつかないけど。その擬態語や擬声語が普通だったら、あんまりそういう使い方しないんじゃない?というのまで、いろいろ。あ、今度暇なときに調べてみようかな。あ、脱線…。ここの「キラッとなるシナリオ」もおもしろいなあ。
大サビの最初のメロディーと歌詞、なんか湿った感じでドキドキする。それと、「見透かされていたんだね」の「ね」の低いかすれた音。ハイトーンが取り上げられがちだけど、実はひくいところのかすれが魅力です(と思う)。
イントロと間奏のテツヤのギターフレーズ、ちょっと脳内で回っている。独創的とまでは言わないけど、なんだか好きだ。下でうねるベースもいい。最近、自分のイヤホンがあまり「良くない」ことを指摘されたので、もうちょっといいイヤホンで聴きたいな。
音は全体的にキラキラしている印象。
映画の主題歌としてオファーされてつくった楽曲かと思ったら、違うみたいですね。
★「オケラ」最高なロックじゃないですか!!★
で、いつも言ってるけど、スピッツの場合バカにしちゃいけないのがカップリング曲。
今回もっていうか、「今回は!」とくに強力ではないか!
「君は太陽」が疾走感あふれるアッパーな楽曲だったから、「オケラ」はタイトルはともかく(笑)、静かめな曲?とおもってたのが大きな誤算(あ、いい意味でね)。崎ちゃんのドラムスで始まるって小耳にはさんでいたので期待はしていたんだけど、もう期待なんかはるかに越えてくれました。これはオススメです! 「君は太陽」だけダウンロードされた方、ぜひこちらもチェックしてみて! 決して損はしません!(いつも自信のない私がここまで言うのは、ホントに珍しいことですから)
明るいA面に対して、ちょっとダークな感じ。スローなロック、ミディアムテンポのロックとでもいうのかな。
ボーカルが低音を「張って」歌っている感じがかっこよすぎる。繰り返しますが、低い声が魅力ですから。
軽く歌っていながら、演奏がやたら重い。私の大好きな『惑星のかけら』をちょっと思い出したり。『夢追い虫』ほどスケール感はないんだけど、そこが不思議にヘンにはまる。『ネズミの進化』のイメージもあるけど、歌詞がもっとグチャグチャな感じ(笑)。
聴く人によっていろいろ解釈できちゃうんだろうな、という飛んでる言葉もうれしいなあ。
韻の踏み方も心地よい。「崇高な~行動」までの重なりも好きだし、「開拓前の原野」というのも、この楽曲のテーマをどうとらえるかで全然解釈が違ってきそう。
恥ずかしいから一人でこっそり「解釈遊び」できそうですよ。
「野球」ネタも、今回は「球種」やら「バットの持ち方」まで言及してたりして(笑)。
ドラムスが最後までかっこいいので、どんなふうに演奏しているのか、ライブでぜひ見たい! ギターとベースもおなかに響いてかっこいい。
さっき友人からメールで、「『オケラ』はセルフだよ」って。手元にないので確認できないのですが、ほんとうにセルフプロデュースなのかな。それもこっそり、ちょっとうれしいかな。
スピッツ、まだまだ進化しそう。そういう予感が宝物ですよね、ファンとしては。
当分この2曲で過ごします。
さて、仕事に戻ります。
忘れないうちに、「ロックロックこんにちは in 仙台」のレポもがんばろう。
それにしても、涼しくなるのが早すぎませんか?
【追記】
歌詞カードを見ると、「オケラ」の歌詞なんて、なんだかおさまりが悪くて、とってつけたような単語があったりするんだけど、メロディーに乗ってバンドサウンドに支えられると、ものすごく自然に、でもどこかいびつに体に染みこんでくる。不思議だな。
「君の出そうなカード」っていうのもウマイなあ。
『オケラ』の大サビの最後、「風に乗って」の「て」の音がヘンに気になって後を引く。あの低いハモリはボーカル本人? それともテツヤ? クレジットにはないから、たぶん本人だけど、ライブではテツヤ氏でお願いします。