2009年8月22日(土) ロックロックこんにちは! in 仙台~10th Anniversary Special
国営みちのく杜の湖畔公園 みちのく公園北地区『風の草原』
12:00開演 20:00終演
深夜に出発して、途中、東北道の那須高原SAで仮眠をとり、村田ICで下りて国道を国営みちのく杜の湖畔公園へ!
早いから大丈夫?なんて甘いこと言ってのんびり走ってP5(駐車場)に到着。スムーズにチケットをリストバンド(画像は後日引きちぎって腕からはずしたリストバンドの残骸)にかえてシャトルバスに乗り込み会場へ。
すでに行列! でも涼しいしスムーズに流れているから、またまた気分はの~んびり。でも会場に入って、「なんかのどかなところだね~」などと感想を言って進むと、あらら、もうシートエリアのいいところはいっぱいの人、人、人!(画像はかなり後方のテントエリア。ここも開演の頃にはいっぱいだった。でもテントでのんびりして気持ちよさそうだったな。
テントもいいかなともってくることを考えたこともあったけど、どうせ始まったらスタンディングエリアと行ったり来たりだから、ということで断念しました
「やばいぞ!」「テントエリアでもいい?」などと言いながらもシートエリアの奥の奥の木の下に落ち着き、「ここからならステージもスクリーンもOKじゃない」と(結果的には、フードコーナーにはちょい遠かったけど、人は通らないし、OKな場所でした)←なにごともポジティブに考える私たち(笑)。
開演前から午後の早い時間はフードコーナーは長蛇の列。でも、そこは気長に並んで、ビールも広島焼きも牛タン弁当もおなかに入れました。こんな豪華なメンツでチケット8000円以下ですから、もーOKですわ。
もちろんゴミの分別コーナーがちゃんとあったし、スタッフの人が丁寧に応対していたけど、終演後のエリアの状態はどうだったのかな。まあまあきれいだったらいいんだけど。
ここ、みちのく公園北地区『風の草原』は、木立に囲まれた気持ちのいい一角で、ときおり牛舎か馬舎の匂いが漂ってくる。これがなんともロックフェスに不似合いで、むしろ心地よいのです。アジカンの後藤くんもMCで言ってたけど、不思議になごみます。こんなの初めて。
雲がたちこめているけど、今日は降らないぞ!という確信?があるので気にならない。雲の形もどこかのどかです。
ということで、いよいよ始まります! フードコーナーにひっついている場合じゃないっ!
あ、その前にこれ! 「ロックロックこんにちは! IN 仙台」の御旗っす。ぶれているけど、伊達政宗の兜ですね。そこここにたなびいています。オフィシャルグッズのタオルやTシャツやキーホルダーにも。
●映像でサービス●
イベントの始まりと終わり、そして各アーティストのパフォーマンスの前に流れた映像。8月11日にメンバーが仙台を訪れて、あらかじめ撮影していたらしい。雨模様の一日だったのか?
崎ちゃんは遊園地のゴーカート場で注意事項を説明してたけど、肝心なところはゴーカートの爆音に声が消されてしまった、というオチ。
田村君は、メリーゴーランド(後方にメンバーも見える)やジェットコースター(こっちは単独。「ジェットコースターはあえて乗りたいとは思わない!」と発言していたメンバーもいたっけ)に乗って、なにやら声を張り上げていました。かわいい41歳です。
テツヤ氏は牛タンの店「利久」のカウンターの中に入って、「熱い! 暑い!」(どっちかな)と言いながら、カウンターに座ったメンバーに牛タンを焼いて?いました。そういえば、24日に駅ビルの牛タン通りの「利久」店は長蛇の列だったな。人気店なんですか?
正宗(ここはあえて漢字で)は伊達政宗にちなんで兜をかぶり、先っちょに馬の頭のついた棒を挟んで、階段から下りてきました(笑)。イベント最後のメイキング+NG映像では「暴れん坊将軍」とか言って遊んでいたけど。
グダグダではあったけど、演技下手な(と本人たちが言っています)メンバーががんばってくれたし、そのシロウト臭さに好感度アップでしょう(と、えらそうに)。
●見るたびにかわいくなっていくチャットモンチー●
最初のアーティストは、チャットモンチー。この人たちは見るたびにかわいくなっている。やっぱり常にさらされていること経験と、それとバンドとしての自信なのかな。
【不確かなセットリスト(笑)】←正確なセットリストはほかのサイトで見てください。
○恋の煙
○シャングリラ
○とび魚のバタフライ
○バニーガール(スピッツのカバー)
○8cmのピンヒール
○染まるよ
○Last Love Letter
○風吹けば恋
アルバムをすべてちゃんと聴いているわけではないんだけど、デビュー曲を含めたシングル曲からと最新アルバム「告白」からの選曲だったので、私のようなライトファンにはうれしい限り。
今回は若いツレとアダルトなツレの三人道中なのだが、若いツレはうれしそうにスタンディングエリアに飛んでいきました。
スリーピースのガールズバンドであの音の太さ?がいつも耳に心地よくて、脱力な雰囲気がありつつ演奏がタイトなのがいいなあ、と。
「シャングリラ」の歌詞はちょっと泣ける。「8cmのピンヒール」の切なさも女の子。
aikoみたいに、ああ、わかるなあ、という共感は感じないのだけれど、そのアバウトな?乾き加減が特徴?
緊張しますねえ、という初々しいMCで空気が温かくなる。
学生のときにスピッツのコピーバンドをやっていたというドラムスの高橋さんは「バニーガール」のカバーのあと、以前もうまくたたけなかったけど、やっぱり今回も難しかった~!と言っていた。「そんなことないよ、よかったよ」とメンバーが慰めていたけど(笑)。えっちゃんも「三輪さんになれたかな」って。
「バニーガール」は本当にかわいくてはずむような演奏だった。これって、こんなにかわいい曲だったのね。
以前の「ロックロック in 仙台」でも、「バニーガール」について語っていたっけ。今見てきたら、チャットモンチーについて、同じようなことを書いているワタシ・・・(汗)。
●スキマスイッチ~アフロじゃなくなったのね●
人気ありますね~、スキマスイッチ。フードコーナーにいた母娘が「早く始まっちゃうしないと!」と焦って食べていましたっけ。
スタンディングが揺れていました。
【セットリスト】 ←たぶん間違いないと思う。
○ガラナ
○雫
○奏(かなで)
○雨待ち風
○全力少年
○虹のレシピ
常田さんがアフロじゃなくなってたので(もうずっと前から?)、最初、大橋君とバンドだけ?なんて思ったスキマシロウトな私ですみません。とりあえず曲は王道な感じなのですべてOKでした。相変わらず歌もうまいし。
「奏」とかより「全力少年」のほうが好きなので、大空のもとで「走って」気持ちよかったな。
「これでも4キロ痩せた」発言が愉快でした。へ~、そうなんだ。
大橋君がワンフレーズを歌って、客にリピートさせて、それがどんどん難しくなって、最後に「できてないっ!」って却下するのは彼らのライブでは恒例だそうで。今回も、でした。
ピアノの音が高原に響くというのは、ちょっとぜいたくな時間ですね。
●初体験!モンゴル800●
モンゴル800 「モンパチ」はアルバムも聴いたことがないので、今回本当に楽しみにしていたバンド。
だから、知っている彼らの曲といったら、「あなたに」と「小さな恋の歌」だけ。その両方を聴くことができました。こういうふうにしてファンになっていくケースだってあるんだから、スピッツがライブで三大ヒット曲(笑)から1曲を披露したとしても、「また~。『チェリー』はもういいよ~」とか、コアなファンは言ってはいけないんだぞ。
【セットリスト】←なので、これは同行のツレに教えてもらいました。
○あなたに
○大迷惑
○ターコイズ
○神様
○琉球愛歌
○face to face
○小さな恋のうた
○DON’T WORRY BE HAPPY
メロディック・ハードコアとか言われるけど、ああ、そうなんだ~と。激しいめのギターのリフに実はきれいなメロディーが乗っかって駆け巡る感じ。
「あなたは」などの歌詞の青春100%の青さもどこかに引き戻してくれるなあ。
がっつりした演奏もかっこよかったです。
いわゆるパンク精神からはちょっとはずれた気もするけど、ほかの曲はどうなんだろう。知らないので深くは語れません。的外れだったらごめんなさい。
最後の「DON’T WORRY BE HAPPY」がよかったな。
ボーカルの人は喉の調子が悪くて直前のツアーライブを2本中止したそうで、ここで復活だったらしい。
ふだんのライブを知らないので何とも言えないけど、声も出ていたし、演奏もかっこよかったですよ。フロントの二人はビジュアル的にもかなりOKな気がする。
ユニコーンの「大迷惑」のカバーは、『ユニコーン・トリビュート』に収録されていたっけ。最初がちょっと沖縄調な感じで、あとになってロックなモードに、という流れかな。周囲のユニコーンファンらしき30代が盛り上がっていました。
スタンディングエリアから戻ってきた、ちょっと強面な(笑)お兄さんたちが「モンパチ、よかったな」と言っていたのが印象的でした。なんか、うるさ型な感じの人たちだったから。
うちの若ツレも大満足でした。
●クセになるKREVA●
ヒップホップはあまり興味はないのに(ケツメイシとかは聴くけど)、なぜか生ライブ4度目のKREVA(笑)。まさしくスピッツつながり?
最初は一昨年の「ロックロックこんにちは in 大阪」。これも10周年の野外だったっけ。それから最近では「亀の恩返し」でも。
この人の計算された(いい意味でね)パフォーマンスっていうかMCっていうか、自分の立ち位置への信念っていうか、それは見事です。強気な姿勢にときどき見え隠れするチョイ弱気な横顔まで、そうなのかしらん。
【丸っきり不完全なセットリスト】 ←っていうか、「セットリスト」じゃない。
○ストロングスタイル
○THE SHOW
○あかさたなはまやらわをん
○生まれてきてありがとう(with 草野マサムネ from スピッツ)
○くればいいのに(with 草野マサムネ from スピッツ)
○イッサイガッサイ
○Have a nice day!
「あかさたなはまやらわをん」はマイケル・ジャクソンへ捧ぐ、と。これはけっこうはまってしまう曲。
予想どおりというか、期待どおりというか、スピッツ草野とのコラボ2曲。
自分のニューアルバムでセッションしたアーティストについて説明しながら(古内東子とか)、「この中の…誰も…来ていないっ!」。
で、それじゃ寂しいだろうってことで急遽?「草野マサムネー!!」。
シートエリアにいたのですが、会場にどよめき、そしてまわりの人たちが急に全員立ち上がったのには驚いた。
それで猫背な感じでペコペコお辞儀しながら出てきたのは、こげ茶のTシャツにジーンズの人…。たぶんそのときいた全観客と比較しても「かなりなレベルで」地味だったと思うよ。私服だとしても。
この2曲は「亀の恩返し」でも披露されたけど、いいコラボですねえ。草野の声が際立つし、KREVAのちょっと控えめなところも(と感じたんだけど)好感もてちゃうし。
初めてロックロックに招待されたときは、「なんで?」と戸惑ったらしいけど、そのとき2年連続声をかけられて、ロックのフェスに今ではたくさん出るようになって、「いい経験してる」みたいなこと言ってましたね。ヒップホップ背負ってる感じだな。
そういえば、大阪のロックロックのときとは比べものにならないくらいスタンディングエリアが盛り上がっていた。本人も「この前は前列4人が座ってて、コノヤローって思った」と言ってたし(失礼だよね、それは)。彼はマジで頑張っています(と私が言うのもヘンですけど)。
ニューアルバムも「すごくいいのができたから、聴いて!」と何度も力説していました。売れなかったら「やめる」くらいの勢いで(笑)。
そうそう、ココのKREVAのブログで感想が見られます。楽しかったこと、打ち上げでは初めてアジカンの後藤君とガッツリ話ができたこと。
●ユニコーンの人気はハンパじゃないのね●
そして、ユニコーン。私はナノムゲンで楽しくてかっこいいユニコーンを初体験。今回も見せてくれました。
【セットリスト】
○ひまわり
○服部
○BLACK TIGER
○ヒゲとボイン
○WAO!
○大迷惑
○Hello
とにかく、次がユニコーンってところで、私の周囲のシートエリアが見事に閑散となって、みんなスタンディングに流れたみたい。
30代くらいのカップルやグループ、子連れ夫婦はほぼユニコーン目当て?というくらいの印象。再結成はうれしかっただろうなあ、と思う。
赤ちゃんに授乳していた30代くらいのママは(夫と友人たちはすでにスタンディングエリアへ)、「服部」で赤ちゃんが眠ったので、あとはシートの上で一人でもりあがっていたらしい。←私もスタンディングの後方にいたので、これはツレからの情報。
ナノムゲンと同じく、セミ~ゾウ?の鳴き声のSEでダラダラと(笑)登場。メンバー同士で戯れている不思議なおじさん集団です。こういう感じで活動していたら、今度は本当に半永久的に続いていくだろうと思わせてくれる。やっぱり遊び心とか息抜きは大事でしょってね。
奥田民生の声とタイトな演奏が心地よく揺れて、草原は一体となりました。
「服部」も聴けたし、「大迷惑」のはじけっぷりというか楽しさというか、実はユコーンをちゃんと体感してこなかった私もそれは知ってるよ、ということ。
「ここに来るまで、Zeppでやるのかと思ってた」と民生が笑わせる。「こんなデカイところで…」って。
全体が揺れているようなライブパフォーマンスだった。
ふ~。ひとまずここまででUPします。
ちょっと仕事を進めて、またがんばろう。
読んでくださったみなさん、ありがとうございます!!
やっと後半を書き上げました。
グダグダですが、よかったら、ココをのぞいてください。
【無意味な追記】ですが…(2009.09.03 19:06)
KREVAとのコラボで登場した草野マサムネのTシャツを「この上なく地味な」的に書いてしまいましたが、オフィシャルTだったのね。
しかも、クジさんが「似合ってイカス!」とまで(笑)。
失礼しました。
遠目には地味~な学生風に見えちゃったんですよね~。
国営みちのく杜の湖畔公園 みちのく公園北地区『風の草原』
12:00開演 20:00終演
深夜に出発して、途中、東北道の那須高原SAで仮眠をとり、村田ICで下りて国道を国営みちのく杜の湖畔公園へ!
早いから大丈夫?なんて甘いこと言ってのんびり走ってP5(駐車場)に到着。スムーズにチケットをリストバンド(画像は後日引きちぎって腕からはずしたリストバンドの残骸)にかえてシャトルバスに乗り込み会場へ。
すでに行列! でも涼しいしスムーズに流れているから、またまた気分はの~んびり。でも会場に入って、「なんかのどかなところだね~」などと感想を言って進むと、あらら、もうシートエリアのいいところはいっぱいの人、人、人!(画像はかなり後方のテントエリア。ここも開演の頃にはいっぱいだった。でもテントでのんびりして気持ちよさそうだったな。
テントもいいかなともってくることを考えたこともあったけど、どうせ始まったらスタンディングエリアと行ったり来たりだから、ということで断念しました
「やばいぞ!」「テントエリアでもいい?」などと言いながらもシートエリアの奥の奥の木の下に落ち着き、「ここからならステージもスクリーンもOKじゃない」と(結果的には、フードコーナーにはちょい遠かったけど、人は通らないし、OKな場所でした)←なにごともポジティブに考える私たち(笑)。
開演前から午後の早い時間はフードコーナーは長蛇の列。でも、そこは気長に並んで、ビールも広島焼きも牛タン弁当もおなかに入れました。こんな豪華なメンツでチケット8000円以下ですから、もーOKですわ。
もちろんゴミの分別コーナーがちゃんとあったし、スタッフの人が丁寧に応対していたけど、終演後のエリアの状態はどうだったのかな。まあまあきれいだったらいいんだけど。
ここ、みちのく公園北地区『風の草原』は、木立に囲まれた気持ちのいい一角で、ときおり牛舎か馬舎の匂いが漂ってくる。これがなんともロックフェスに不似合いで、むしろ心地よいのです。アジカンの後藤くんもMCで言ってたけど、不思議になごみます。こんなの初めて。
雲がたちこめているけど、今日は降らないぞ!という確信?があるので気にならない。雲の形もどこかのどかです。
ということで、いよいよ始まります! フードコーナーにひっついている場合じゃないっ!
あ、その前にこれ! 「ロックロックこんにちは! IN 仙台」の御旗っす。ぶれているけど、伊達政宗の兜ですね。そこここにたなびいています。オフィシャルグッズのタオルやTシャツやキーホルダーにも。
●映像でサービス●
イベントの始まりと終わり、そして各アーティストのパフォーマンスの前に流れた映像。8月11日にメンバーが仙台を訪れて、あらかじめ撮影していたらしい。雨模様の一日だったのか?
崎ちゃんは遊園地のゴーカート場で注意事項を説明してたけど、肝心なところはゴーカートの爆音に声が消されてしまった、というオチ。
田村君は、メリーゴーランド(後方にメンバーも見える)やジェットコースター(こっちは単独。「ジェットコースターはあえて乗りたいとは思わない!」と発言していたメンバーもいたっけ)に乗って、なにやら声を張り上げていました。かわいい41歳です。
テツヤ氏は牛タンの店「利久」のカウンターの中に入って、「熱い! 暑い!」(どっちかな)と言いながら、カウンターに座ったメンバーに牛タンを焼いて?いました。そういえば、24日に駅ビルの牛タン通りの「利久」店は長蛇の列だったな。人気店なんですか?
正宗(ここはあえて漢字で)は伊達政宗にちなんで兜をかぶり、先っちょに馬の頭のついた棒を挟んで、階段から下りてきました(笑)。イベント最後のメイキング+NG映像では「暴れん坊将軍」とか言って遊んでいたけど。
グダグダではあったけど、演技下手な(と本人たちが言っています)メンバーががんばってくれたし、そのシロウト臭さに好感度アップでしょう(と、えらそうに)。
●見るたびにかわいくなっていくチャットモンチー●
最初のアーティストは、チャットモンチー。この人たちは見るたびにかわいくなっている。やっぱり常にさらされていること経験と、それとバンドとしての自信なのかな。
【不確かなセットリスト(笑)】←正確なセットリストはほかのサイトで見てください。
○恋の煙
○シャングリラ
○とび魚のバタフライ
○バニーガール(スピッツのカバー)
○8cmのピンヒール
○染まるよ
○Last Love Letter
○風吹けば恋
アルバムをすべてちゃんと聴いているわけではないんだけど、デビュー曲を含めたシングル曲からと最新アルバム「告白」からの選曲だったので、私のようなライトファンにはうれしい限り。
今回は若いツレとアダルトなツレの三人道中なのだが、若いツレはうれしそうにスタンディングエリアに飛んでいきました。
スリーピースのガールズバンドであの音の太さ?がいつも耳に心地よくて、脱力な雰囲気がありつつ演奏がタイトなのがいいなあ、と。
「シャングリラ」の歌詞はちょっと泣ける。「8cmのピンヒール」の切なさも女の子。
aikoみたいに、ああ、わかるなあ、という共感は感じないのだけれど、そのアバウトな?乾き加減が特徴?
緊張しますねえ、という初々しいMCで空気が温かくなる。
学生のときにスピッツのコピーバンドをやっていたというドラムスの高橋さんは「バニーガール」のカバーのあと、以前もうまくたたけなかったけど、やっぱり今回も難しかった~!と言っていた。「そんなことないよ、よかったよ」とメンバーが慰めていたけど(笑)。えっちゃんも「三輪さんになれたかな」って。
「バニーガール」は本当にかわいくてはずむような演奏だった。これって、こんなにかわいい曲だったのね。
以前の「ロックロック in 仙台」でも、「バニーガール」について語っていたっけ。今見てきたら、チャットモンチーについて、同じようなことを書いているワタシ・・・(汗)。
●スキマスイッチ~アフロじゃなくなったのね●
人気ありますね~、スキマスイッチ。フードコーナーにいた母娘が「早く始まっちゃうしないと!」と焦って食べていましたっけ。
スタンディングが揺れていました。
【セットリスト】 ←たぶん間違いないと思う。
○ガラナ
○雫
○奏(かなで)
○雨待ち風
○全力少年
○虹のレシピ
常田さんがアフロじゃなくなってたので(もうずっと前から?)、最初、大橋君とバンドだけ?なんて思ったスキマシロウトな私ですみません。とりあえず曲は王道な感じなのですべてOKでした。相変わらず歌もうまいし。
「奏」とかより「全力少年」のほうが好きなので、大空のもとで「走って」気持ちよかったな。
「これでも4キロ痩せた」発言が愉快でした。へ~、そうなんだ。
大橋君がワンフレーズを歌って、客にリピートさせて、それがどんどん難しくなって、最後に「できてないっ!」って却下するのは彼らのライブでは恒例だそうで。今回も、でした。
ピアノの音が高原に響くというのは、ちょっとぜいたくな時間ですね。
●初体験!モンゴル800●
モンゴル800 「モンパチ」はアルバムも聴いたことがないので、今回本当に楽しみにしていたバンド。
だから、知っている彼らの曲といったら、「あなたに」と「小さな恋の歌」だけ。その両方を聴くことができました。こういうふうにしてファンになっていくケースだってあるんだから、スピッツがライブで三大ヒット曲(笑)から1曲を披露したとしても、「また~。『チェリー』はもういいよ~」とか、コアなファンは言ってはいけないんだぞ。
【セットリスト】←なので、これは同行のツレに教えてもらいました。
○あなたに
○大迷惑
○ターコイズ
○神様
○琉球愛歌
○face to face
○小さな恋のうた
○DON’T WORRY BE HAPPY
メロディック・ハードコアとか言われるけど、ああ、そうなんだ~と。激しいめのギターのリフに実はきれいなメロディーが乗っかって駆け巡る感じ。
「あなたは」などの歌詞の青春100%の青さもどこかに引き戻してくれるなあ。
がっつりした演奏もかっこよかったです。
いわゆるパンク精神からはちょっとはずれた気もするけど、ほかの曲はどうなんだろう。知らないので深くは語れません。的外れだったらごめんなさい。
最後の「DON’T WORRY BE HAPPY」がよかったな。
ボーカルの人は喉の調子が悪くて直前のツアーライブを2本中止したそうで、ここで復活だったらしい。
ふだんのライブを知らないので何とも言えないけど、声も出ていたし、演奏もかっこよかったですよ。フロントの二人はビジュアル的にもかなりOKな気がする。
ユニコーンの「大迷惑」のカバーは、『ユニコーン・トリビュート』に収録されていたっけ。最初がちょっと沖縄調な感じで、あとになってロックなモードに、という流れかな。周囲のユニコーンファンらしき30代が盛り上がっていました。
スタンディングエリアから戻ってきた、ちょっと強面な(笑)お兄さんたちが「モンパチ、よかったな」と言っていたのが印象的でした。なんか、うるさ型な感じの人たちだったから。
うちの若ツレも大満足でした。
●クセになるKREVA●
ヒップホップはあまり興味はないのに(ケツメイシとかは聴くけど)、なぜか生ライブ4度目のKREVA(笑)。まさしくスピッツつながり?
最初は一昨年の「ロックロックこんにちは in 大阪」。これも10周年の野外だったっけ。それから最近では「亀の恩返し」でも。
この人の計算された(いい意味でね)パフォーマンスっていうかMCっていうか、自分の立ち位置への信念っていうか、それは見事です。強気な姿勢にときどき見え隠れするチョイ弱気な横顔まで、そうなのかしらん。
【丸っきり不完全なセットリスト】 ←っていうか、「セットリスト」じゃない。
○ストロングスタイル
○THE SHOW
○あかさたなはまやらわをん
○生まれてきてありがとう(with 草野マサムネ from スピッツ)
○くればいいのに(with 草野マサムネ from スピッツ)
○イッサイガッサイ
○Have a nice day!
「あかさたなはまやらわをん」はマイケル・ジャクソンへ捧ぐ、と。これはけっこうはまってしまう曲。
予想どおりというか、期待どおりというか、スピッツ草野とのコラボ2曲。
自分のニューアルバムでセッションしたアーティストについて説明しながら(古内東子とか)、「この中の…誰も…来ていないっ!」。
で、それじゃ寂しいだろうってことで急遽?「草野マサムネー!!」。
シートエリアにいたのですが、会場にどよめき、そしてまわりの人たちが急に全員立ち上がったのには驚いた。
それで猫背な感じでペコペコお辞儀しながら出てきたのは、こげ茶のTシャツにジーンズの人…。たぶんそのときいた全観客と比較しても「かなりなレベルで」地味だったと思うよ。私服だとしても。
この2曲は「亀の恩返し」でも披露されたけど、いいコラボですねえ。草野の声が際立つし、KREVAのちょっと控えめなところも(と感じたんだけど)好感もてちゃうし。
初めてロックロックに招待されたときは、「なんで?」と戸惑ったらしいけど、そのとき2年連続声をかけられて、ロックのフェスに今ではたくさん出るようになって、「いい経験してる」みたいなこと言ってましたね。ヒップホップ背負ってる感じだな。
そういえば、大阪のロックロックのときとは比べものにならないくらいスタンディングエリアが盛り上がっていた。本人も「この前は前列4人が座ってて、コノヤローって思った」と言ってたし(失礼だよね、それは)。彼はマジで頑張っています(と私が言うのもヘンですけど)。
ニューアルバムも「すごくいいのができたから、聴いて!」と何度も力説していました。売れなかったら「やめる」くらいの勢いで(笑)。
そうそう、ココのKREVAのブログで感想が見られます。楽しかったこと、打ち上げでは初めてアジカンの後藤君とガッツリ話ができたこと。
●ユニコーンの人気はハンパじゃないのね●
そして、ユニコーン。私はナノムゲンで楽しくてかっこいいユニコーンを初体験。今回も見せてくれました。
【セットリスト】
○ひまわり
○服部
○BLACK TIGER
○ヒゲとボイン
○WAO!
○大迷惑
○Hello
とにかく、次がユニコーンってところで、私の周囲のシートエリアが見事に閑散となって、みんなスタンディングに流れたみたい。
30代くらいのカップルやグループ、子連れ夫婦はほぼユニコーン目当て?というくらいの印象。再結成はうれしかっただろうなあ、と思う。
赤ちゃんに授乳していた30代くらいのママは(夫と友人たちはすでにスタンディングエリアへ)、「服部」で赤ちゃんが眠ったので、あとはシートの上で一人でもりあがっていたらしい。←私もスタンディングの後方にいたので、これはツレからの情報。
ナノムゲンと同じく、セミ~ゾウ?の鳴き声のSEでダラダラと(笑)登場。メンバー同士で戯れている不思議なおじさん集団です。こういう感じで活動していたら、今度は本当に半永久的に続いていくだろうと思わせてくれる。やっぱり遊び心とか息抜きは大事でしょってね。
奥田民生の声とタイトな演奏が心地よく揺れて、草原は一体となりました。
「服部」も聴けたし、「大迷惑」のはじけっぷりというか楽しさというか、実はユコーンをちゃんと体感してこなかった私もそれは知ってるよ、ということ。
「ここに来るまで、Zeppでやるのかと思ってた」と民生が笑わせる。「こんなデカイところで…」って。
全体が揺れているようなライブパフォーマンスだった。
ふ~。ひとまずここまででUPします。
ちょっと仕事を進めて、またがんばろう。
読んでくださったみなさん、ありがとうございます!!
やっと後半を書き上げました。
グダグダですが、よかったら、ココをのぞいてください。
【無意味な追記】ですが…(2009.09.03 19:06)
KREVAとのコラボで登場した草野マサムネのTシャツを「この上なく地味な」的に書いてしまいましたが、オフィシャルTだったのね。
しかも、クジさんが「似合ってイカス!」とまで(笑)。
失礼しました。
遠目には地味~な学生風に見えちゃったんですよね~。