隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

静かな山を歩く~黒川鶏冠山

2013年10月19日 16時45分13秒 | 私のPLACE(含・旅行記、山記録)

2013.10.17(木)
柳沢峠から「黒川鶏冠山」へ


天  候 晴れ、午後は雲が多くなるが、明るい曇り。
アクセス中央道勝沼ICから、青梅街道(R411)を40分弱で柳沢峠。市営の駐車場あり。


柳沢峠
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%B3%E6%B2%A2%E5%B3%A0


 GW以来の山歩き。
 急にとれた休みのため、あまり体力を要さないコースを、と考え、黒川鶏冠山を選ぶ。
 かなりいい加減な思い出記録で、ちゃんとした山行記録ではないので、実際にここに行かれる方は参考にはされないほうが・・・。

 柳沢峠は黒川鶏冠山への登り口という認識はないようで、駐車場の掲示板や観光案内図にもその記載はなし。
 ツツジの見事な三窪高原の案内ばかりだな。
 やはり落合集落からの入山が主流なのかな?
 
 http://yanagisawatouge.web.fc2.com/

 道路を挟んで駐車場の真正面の階段が六本木峠を経て黒川鶏冠山へのスタート。
 整備されたいくつかの道が、六本木峠への分岐まで続く。私たちはナラの木の道を行く。台風のあとのせいか、あるいは水源林ということもあるのか、湿り気のある空気と落ち葉の道が続く。
 六本木峠への分岐からは、ところどころ間伐されたブナの林が続く。葉の合間から柔らかな秋の陽射しが差し込み、明るい道を行く。傾斜もさほどではなく、幅広に整備され、数か所、くずれた道をきれいに補強してある。
 東京都の水源林にふさわしく、苔むした巨岩や倒木に、趣のある風景がそこここに広がる。

 

 ブナ林に続いて、スギやカラマツの林も。

 

 柳沢峠から40分ほどで六本木峠。丸川峠、大菩薩への分岐。
 なんの変哲もない峠。
 
 そこから少し下りが続き、林道を渡って30分足らずで横手峠。
 ここは時代劇のロケにうってつけ・・・などと話す。落合集落、黒川金山跡への分岐。上からは、それぞれのルートがきれいに見える。
 今日のコースでいちばんの登りが始まるが、でも歩きやすくて傾斜もまあまあで、快適に進む。
 「クマに注意」の文字と、ぬかるみについた動物の足跡に過剰に反応する相方(笑)。
 カウベルを忘れてきたことで、ときどきクマにわれわれの居場所を教えるかのような掛け声を発し、心なしかスピードアップ(笑)。
 こんなに歩きやすい登り坂なのに、私はなぜか息も荒く、あとを追うはめになる。
 
 そうこうしているうちに、「鶏冠山(黒川山)」の道標。
 まずは見晴台を目指す。道標の場所から10分ほどの登りで、岩場(桶岩)の見晴台に到着。
 そこにはすでに7、8名の60~70代の女性パーティが賑やかに昼食中。それで満員だ。
 雲が出てきたけど、遠く多摩川の水源林の山々がひろがって、う~ん、気持ちいい!
 雲の向こうには南アルプスの山々。

 

 おばさま方と少し語らって、でもみなさん、とうぶんここを離れるようすもないので、あきらめて、三等三角点の場所(見晴台から戻ってすぐのところ)で昼食。もちろん眺望はない。
 
 少し休んで、鶏冠神社の奥宮を目指す。
 分岐から、「鶏冠神社」への下り。鞍部まで5分ほどくだり、岩峰をところどころに残っている赤いテープをたよりに左に巻きながら登る。
 ここはけっこうおもしろい登り。15分足らずだけど、ちょっと真剣に。
 「え、ここでいいの?」と思い始めたころに、岩場の上に小さな祠が見える。
 1716メートルの地点。ちなみに三角点のところは1710メートル。

 

 
 
 この岩を左に巻いて登ってきたことになる。

 立派な大菩薩が目の前に。富士山は残念ながら姿を隠しているけど、ま、そんなことはどうでもいい。
 大菩薩への尾根道がよく見える。丸川峠はどのへんなんだろう。あそこを歩いたのは何年前かな、などと。

 

 趣のある枯れ木の向こうには、雲取山につながる山並み。

 

 枯れ枝は曇り空にあう! などとちょっぴり負け惜しみ。
 でも秋の雲は空高く、山並みを隠すことはなかった。

 帰りは来た道を柳沢峠まで快調に。
 横手峠、六本木峠を経て、1時間半ほどで下る。
 登りでも下りでも人に会うことはなく、ピークでのおばさまパーティーと、ピーク下で会ったおじさまパーティーのみ。
 ぜいたくな静けさをいただきました。

 柳沢峠から、帰りは奥多摩湖を抜けて帰る。
 途中、丹波山道の駅にある「のめこい湯」は残念ながら定休日だったけど、夕暮れの奥多摩湖の静けさをおみやげに帰途につく。


     
       
                      


 昨日、東京ドームのクライマックスシリーズ ファイナルステージの巨人 vs 広島を観戦。
 結局、巨人の日本シリーズ進出が決まったわけで、相方もひと安心です。うれしそうです。
 私としては、広島の反撃をかすかに期待はしていたのですが、ま、来年の広島に期待しましょう。
 クールというか天の邪鬼な相方は、セレモニーは「別にいいよ」ってことですぐにドームを出たために、外には広島ファンが大勢。
 なんだか明るい広島ファン。悔しさよりも、「今年はともかく、来年が楽しみよっ!」ということなんだろうな。

 ちなみに今日のシートは、内野席の最上段! ココは初めて。
 声援がハンパなく反響して、けっこうな迫力。
 でも、席までの急な階段をのぼりながら、ふっと思い出しました。
 先日ベルゲンから送られてきた「スピッツ小さな生き物ツアー」のチケットも・・・、2階の最後列だったなあ。
 
ま、いいか。


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2 コメント

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来年ですね。 (かけら)
2013-10-21 01:13:48
こんばんは、mokoさん。

優勝セールのあのBGMは、ご主人にはちょっとお気の毒でしたね。
でも、若い選手が育ってきて、これからが楽しみですから。
野球だけでなく、チームプレイのスポーツって、そういう波が少なからずありますよね。中日とか見ていると。
これから!ですよ、きっと。
返信する
Unknown (moko)
2013-10-20 15:26:08
こんにちは、最近カープのことでコメントしたmokoです。
残念でしたね~
カープファンの夫が荒れ狂うかと思いきや、「接戦だったしよく頑張ったよ」と言っていました。ここまできたことに満足したのでしょうか。でも、買い物先のショッピングモールで♪闘~魂こめて~♪とBGMが流され、優勝セールやっていたら「今日は買い物しない!」と怒っていました(笑)。
来年に期待、ですね!
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