2024.05.08(水)
5月1日の伊藤環境相と水俣病被害者団体との懇談の席でのこと。
参加した8つの被害者団体にはそれぞれに思うところを大臣の前で訴える機会が与えられていて(それ自体が懇談会の目的だったと思われるが)、それが1団体につき3分に設定されていて、その驚くほど短い時間にまずは「ん?」と反応する。
しゃべりのプロではない人たちが思いのたけを訴えるときに、その時間設定が適切だったといえるか? そこも問題にしてほしい。
そして、映像を見た限りにおいて、環境省の関係者および大臣側が、その懇談会を、被害者側の皆さんの訴えを真摯にきく場として捉えていたのか、そこに疑問が残る。
2分40秒を少し過ぎたあたりで、「(話の)おまとめに入ってください」とマイクを通して告げる司会者。
亡くなった妻のことを伝える途中でマイクが切られて(音量が下げられて?)戸惑う被害者団体の男性。
「私たちの3分を差し上げてもいいから」と、男性の発言を続けるように促す、他の被害者団体の女性。
そのやりとりの間、なんの対応もせずに席に座ったまま、被害者団体の男性の話に耳を傾けるふりをしている?伊藤環境相。
抗議の声に対して、彼は退出する前に「マイクが切られたという認識は(私には)ありませんでした」と白々しく発言する。
次の予定があるからさっさと退出しなければならなかったのだろうが、その懇談の場は彼らの単なるパフォーマンスだったのでは?と言われてもしかたのない無様なありさま。
謝罪とか、そういうことで収まる話ではなく、もともとの姿勢が深く問われる問題だと思う。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae16fe4a8f553a7d9b8287cf4e38fae0824f5ab7
街に色が溢れて、寂しい季節ではなくなったけれど、
華やいだ風景に囲まれることで、
反対に追いつめられることもある。
人の心は本当に一筋縄ではいかない・・・。
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