ピアノを習うことで、大事なことは

昨日からまたまた続きます。

そんな中で、数あるお稽古事の中からピアノを選び、さらに、うちのような少し市街地からはずれたような場所にある教室を選んでくださったということは、これはもう、感謝しなくてはならないことなんだと、最近、特に思うようになりました。

親御さんもわが子を思えばこそ、高い月謝を払ってうちに通わせて下さっています。
外川ピアノ教室に来ることで、お子さんの中に「いいもの」をたくさん芽生えさせるために、さあ、センセイは今日もがんばるぞ！

私は、ピアノが弾けるようになることそのものも大事だと思っていますが、色々と講座を受講して思ったことは、

弾けるようになるためにどうしたらいいかを考えさせる
自分がしていることの意味を考えることができるようになる

ように言葉かけできてるかな、ということです。

生徒さんの中には気持ちばかりが先行し、どのように指を動かしたらいいかをきちんと考えずに弾こうとする人がいます。

楽譜に書いてあることをきちんと読み、それを指先に伝え、耳で確かめる・・・・。

目と、耳と、指先をアタマでちゃんとコントロールしながらピアノを演奏することが大事なんだけど。どうも、イメージにある曲らしきものをカタチにすることだけをあせっちゃうんですよね。

わかる、わかる。でも、それでは穴の開いたオールでボートをこいでるようなもの。そのオールではなく、こんなオールがいいよ、と手渡すのが私の役目。

この作業、なかなか根気が要ります。でも、できるようになったときの生徒の得意そうな顔、自信をのぞかせる表情が励みなのです。