よい人生への入り口には・・・

きのう（４日）は上郡町の子育て学習センターに行ってきました。

子どもたちのグループがリズム遊びをするお手伝いです。私の出番は、まだ一ヶ月さきなのですが、どんな様子か下見に行かせていただきました。

０，１，２歳児のグループ遊びの日でしたが、インフルエンザがはやっているということで参加の親子さんは少なく、こじんまりとしていました。

絵本を読んだ後、絵本の動物のペープサートで遊び、最後にお母さんが絵本を読みながら人形劇にして締めくくり、という流れでした。

久しぶりに見るよちよち歩きの可愛い姿にただただ見とれていた私に、
「じゃあ、ピアノでお話に音楽つけてもらえますか？」
と、声がかかって。

見学だけのつもりだったのが、いきなりのご指名にちょっとびっくりしながらピアノの前に座りました。

前フリの音楽をそれっぽくのどかな感じで弾き始めると、

おお・・・・！

子どもたちの反応がこちらまで伝わってきて、なんだか嬉しくなりました。

それまでそれぞれが自分のしたいことに気持ちが向いていたのが、最初の一音を鳴らしたとたんこちらに視線が集まる、この、一種の緊張感！

子どもだけでなく、お母さんたちの絵本を読む声にも変化が。
小さな動物のときに出す高くてかわいらしい音にあわせてかわいらしく、
大きな動物には低くて不気味な感じにするとお母さんも迫力のある声で。

そうかぁ。

音楽には物言わぬ何かでひとに乗り移るものがあるんだなあ。
美しくていいものがいっぱい詰まっている音楽をこのような小さな人たちにたくさん聞いてもらうことで、どれだけその後の人生にいいものが待っているかと思うと、

ますますもっとたくさんの人に音楽を楽しんでもらいたい、って思ってしまいます！





＜夕べの献立＞
巻きずし（一日遅れの恵方巻きです・・・もちろん、手作り。えっへん）