こんにちは  お元気ですか(上郡町 そとかわピアノ教室)

上郡町の、小さなピアノ教室です。
ピアノを通して元気になれる教室を目指しています!

音楽の効能

2011年02月17日 | その他
興味深い記事を見つけました。

ナショナルジオグラフィックニュース
「脳の言語処置、音楽で改善」
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20100222002

周りが騒がしくても、会話をするために自分に必要な音を聞き分けられる能力が音楽愛好家には多い、というもの。

自分に照らし合わせて考えても、「そういえば・・・」と、思い当たるんです。そりゃ、あまりに騒がしかったり雑音があると聞こえにくいのですが、‘ここではちょっと会話は無理かな’と、思っても案外話ができたりするのです。

これも、ピアノをやってるおかげだったというわけなのでしょうか?

ただ、私は基本的には人の話が聞き取りにくいことがよくあり、主人や家族に何度も聞き返してうっとおしがられています。病院で検査してもらったところ、結果も一般より聞き取りにくいことが判明したのですが、その原因が何であるのかは残念ながらわかりませんでした。

レッスンに行くと、同じ和音を弾いても自分の出す音と先生が出される音の違いが最初はわからず、何度も注意され、そのたびに情けない思いをしていたのですが、何度か聴き比べているうちになんとなくわかるようになってきましたし、もともと持っている耳がこんな耳でも、訓練すれば聞き分けられるようになるのかなあ、と不思議に思います。

レッスンに通う前には、指はまあ動きますし、自分なりにうまく弾いているつもりでしたが自分の出す音に耳を済ませていなかったことがわかり、最近は鍵盤を押さえる前に出す音のイメージに気を配るようになってきました。すると、ついこのあいだ、「だいぶ音がきれいになってきたね」と、言っていただき、ずいぶんうれしく思いました。

ただピアノを弾くよりも、自分の出す音に耳を澄ますこと・・・。これはピアノに限らず他の楽器でも歌でもそうなのでしょう。

「よく聞く」

ということは、本来相手との会話に不可欠なことですよね。ピアノを通してこれからも訓練できれば、と思います。




<夕べの献立>
鍋焼きうどん