こんにちは  お元気ですか(上郡町 そとかわピアノ教室)

上郡町の、小さなピアノ教室です。
ピアノを通して元気になれる教室を目指しています!

偏差値80,5

2010年01月21日 | その他
お昼のバラエティ番組で、ぱっと見、さえない男の子が、実は代々木ゼミの全国模試で1位をとった生徒だと司会者や出演者が騒いでいました。

興味をそそられて見ていると、偏差値80,5で現在2浪なんだとか。

なぜその成績でいまだに浪人しているのか聞かれて、1年目は受験日に電車を乗り間違え遅刻、次の年には願書を出すのが遅れてしまった、と答えていました。

みないっせいに
「信じられない!」
と、騒いでいましたが、本人は恥ずかしがる風でもなく
「はあ・・・」
と、涼しい顔。

私も見ていて、唖然。

そして、人間って、本当に完璧じゃないんだなあ、と思いました。こういう話を聞くと、この偏差値の値も、ひとつの個性のように思えてしまいます。そして、彼にこういういいところがあるように、みんなそれぞれにある、いいところを伸ばして、足らないところを補い合って、世の中楽しく明るくなれればいいのになあ、なんて思ったのでした。



試験勉強

2010年01月20日 | その他
高校のとき、私たちのクラスに帰国子女で転入してきた、「ウエヤマリコ」ちゃんと言う友達がいました。

髪の毛が少し赤くて、腰まで伸ばしたのを三つ編みにして、鼻が高くて、本人は日本人だというけれど、どこか日本人離れした顔立ちの女の子でした。

定期試験が近づいてきたあるとき、リコちゃんが、
「夜遅く起きて、勉強してるんでしょ?真夜中に電話して、励ましあわない?」と、提案してきて、その夜、1時だったか2時だったか、きっかりに電話することになりました。
始めはリコちゃんから、ということでその夜、時間が来たので電話の前に座って待っていました。

すると、本当にきっかりの時間にベルが鳴り、電話に出ると、少し押し殺したような声で、少しくすくす笑いながら
「のんちゃん、(高校生のときのニックネームでした)起きてる?」
と、聞こえてきました。

携帯もパソコンもないなか、暗くて寒い居間に降りて、友だちと励ましあいっこの電話をかけあう少女時代。

漢検の勉強をしていたら、ふと、そんな懐かしい思い出がよみがえってきました。


私たちはどこにいくのだろう?

2010年01月19日 | その他
アバター

という映画を観にいきました。

このブログにリンクを張っているほぼ日刊イトイ新聞で糸井重里さんが一足早く観に行って絶賛する文章を書いていました。

観にいってみたいな、と思っていたところへ、あまりそういうことを言わない主人が
「アバターは面白いらしいぞ。行ってみよう」
と、言うではありませんか。

二つ返事で行くことになり、観にいってきました。

面白かった!!!!

なんと、地球人が緑豊かな他の星を侵略するという話。

あいも変わらず欲や権力に目がくらんだ悪役と、人との絆、そこに暮らす自然のすばらしさを守ろうとする主人公の格闘、

といえば平たくなってしまうのだけど、たとえて言うならば「風の谷のナウシカ」みたいな壮大さがあり、それが現代の映像技術でさらにリアルに、美しく迫ってきます。

智恵と勇気を持つことのむずかしさ、そして素晴らしさがふんだんに盛り込まれていて、映像の世界にぐいぐい引き込まれていきました。

近未来の話なので、今は不可能でも、そのうちこういうことも可能になるのかなあというような内容で少し気味が悪かったり受け入れがたかったりしたのですが、

地球に緑がなくなったから他の星を侵略するなんて、今までそんなストーリーがなかったので、とうとうこういう話が出てくるようになったかと、差し迫った現実問題である温暖化を意識せずには見ることができませんでした。

人と人が信頼しあい、力を出し合ってよりよいほうへ進もうとする・・・・。
やはり、それが一番だと、映画を見て強く思いました。

見ないよりは、見たほうが、ゼッタイ、いいと思いますよ。
ぜひ、どうぞ。

「奇跡のリンゴ」

2010年01月18日 | その他
愛読しているメルマガの発信者が折に触れてこの本を紹介し、主人公の生き方について論じていました。

題名からどちらかといえば農業をされる人が読む本かなあ・・・という思い込みがあったのですが、

先日たまたま図書室を訪ね、書架にあるのを見つけてメルマガで熱心に紹介されていたのを思い出し、何の気なしに借りてきたのですが・・・・。

おもしろかった!

こんなすごい人がいるのかと思いました。

リンゴ栽培は農薬なしには育てられないというのがりんご農家の常識だったのを、無農薬でリンゴ栽培にひとりで挑戦する人のすさまじい道のりを記録したものでした。

無農薬で育てたリンゴはとても甘く、腐りにくく、今ではなかなか手に入れることができないほどの人気なのだそうです。

メルマガ氏も書いていましたが、「バカに」なって自分の信じるものに突き進むと他の追随を許さない世界に到達できるとはいうものの、

それにいたるまでの苦しみや、何より家族や親戚まで巻き込んでまわりからは狂人あつかいされた悲しさ、寂しさは尋常でなく、

本当に、なぜそこまでして破滅と思える道を進むことができたのか・・・・。

まさに

「奇跡の」

と冠するにふさわしい偉業だと思いました。

読み終えて、本を閉じてしばらく動けませんでした。

『奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録』
石川拓治・著 NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」製作班 幻冬舎


震災15年

2010年01月17日 | その他
今年の震災特集はいつもと違うな、と思いました。

被害にあった人たちが地震に向き合おうとしていて、それをメディアが積極的に伝えている、と感じました。

神戸新聞の記者や編集者たちの地震発生からの情報を伝えようとする執念、苦悩。
震災で体に障害を負った人の、その後と今。
家族をなくした人たちの思い。
被災直後の人々の暮らしを記録したテープ。

どれもが重く、悲しく、それぞれの15年前を思い起こさせるものでした。

忘れてはならないという思いを持ったそれぞれの立場の人たちが、それぞれの自分の中でくすぶっていた気持ちを、あらためてお互いが確認する15年の節目がきたのだと思いました。



神戸に住む友人から送られてきた、追悼の灯り。毎年早朝の黙祷に参加しています。

漢検・その2

2010年01月16日 | 勉強
「逐電」
「雄図」

読み方、分かります?
意味は?
類義語は?

こういう漢字にお目にかかること、めったにありませんものね。

「逐電」・・・ちくでん
ある事情で今居る所から離れること。出奔。

「雄図」・・・ゆうと
雄大な計画を漢語的表現であらわしたもの。壮挙。

辞書で言葉の意味を調べたり、漢和辞典で漢字の成り立ちや部首の表す意味などがわかると、ほんと、頭のてっぺんに電球がピカッと点(つ)いて、
「へぇ~、そうなんだ!」
と、何かのCMに出てくる子どもと同じように声が出てしまいます。

学ぶって、楽しいことなんですね。

漢検

2010年01月15日 | 勉強
去年、準2級を受け、合格しました。合格証書を渡してくださった先生が、
「来年は、2級やね。」
と、おっしゃいました。

そして、漢検受付の時期になり、
「受験申込書、取ってますよ」
と、わざわざ声をかけてくださいました。

今年はパスしちゃおうかな・・・と、つい怠け心を出してたのですが、ありがたいことです。おかげさまで頑張らせていただいております。(汗)



準2級と2級の違いって、よく分かりませんが、練習問題解いていると、やはり難解な漢字、意味の分からない熟語などが出てきます。

去年よりももう少し頑張らないと、危ないかもしれません。

でも、ボーダーラインにいて、もう少し頑張れば合格できる、という緊張感は久しぶりです。

折りしも、受験シーズン。おばさんも、頑張ってるぞー。

牛乳クッキング

2010年01月14日 | その他
ここ2、3日の間にぐっと冷え込み、暖房を入れても底冷えのする日が続いています。雪花も舞い、山陰では大雪の予報が出ています。

さて、そんな寒いなか、余った牛乳でミルク葛餅を作りました。

どうもこのところ、牛乳をうまく計画購入できません。足らないときもあるのでつい、買い足してしまい飲まないうちに消費期限が迫って、慌てて作ったのが昨年末からプリン、シチューと続き、さて今度は・・・と、この寒い中、葛餅です。



作り方はいたって簡単。

牛乳と、砂糖と、片栗粉を火にかけ、ずっと混ぜ合わせます。すると、熱が通って片栗粉が固まり、ぷるんとした葛餅に。

これに、きな粉と、あれば黒蜜をかけていただきます。

きな粉だけでも十分おいしい。

この次、また牛乳があまったら何に変身させようかな?

気付き

2010年01月13日 | 生き方
危険から守り給えと祈るのではなく、
危険と勇敢に立ち向かえますように。

痛みが鎮まることを乞うのではなく、
痛みに打ち克つ心を乞えますように。

人生という戦場で味方をさがすのではなく、
自分自身の力を見いだせますように。

不安と恐れの下で救済を切望するのではなく、
自由を勝ち取るために耐える心を願えますように。

成功のなかにのみあなたの恵みを感じるような
卑怯者ではなく、失意のときにこそ、
あなたの御手に握られていることに気付けますように。

(ラビンドラナート・タゴール『果物採集』より
   石川拓治訳)

昔の人は、ためになる言葉をたくさん、たくさん残してくださいました。

それなのに、人は(というより、私は)同じ失敗や苦悩を繰り返します。

でも、このような数々の言葉によってなぐさめられたり、希望を見い出したりもします。

できれば、そういう気付きをたくさん持てる人間になりたいものです。

知人宅で出していただいた、京都のお菓子。上品で、かわいい姿にしばらく見とれました。


あらまあ!!

2010年01月12日 | その他
お鍋をしようと思って畑に白菜をとりにいきました。
根っこの部分を切り落としてあらびっくり…。

芯がきれいにかじられていました。大根やカブも抜いてみると、たいていかじられた跡が…。

でも、白菜のこんなかじられ方を見たのは、はじめてです。