こんにちは  お元気ですか(上郡町 そとかわピアノ教室)

上郡町の、小さなピアノ教室です。
ピアノを通して元気になれる教室を目指しています!

投げ出したくなる・・・・!

2011年02月18日 | レッスン室便り
中学生になって初めてピアノに触るという生徒さんのレッスン、初々しくて、いつも新鮮な気持ちにさせてくれます。

この春からかよう高校の授業で使われる、バイエルの曲を何曲か練習していますが、ふとしたときに左右一緒の指が動いてしまい、間違えてしまいます。

わかる、わかる。

遠い記憶の中、自分がまだ小学生だったころ、遊びたい盛りでちっともまじめに練習しなくて、たまに弾いても思ったように指が動かなくてもどかしくて、

「もう、いいや!」

と、投げ出して練習を途中でほっぽらかしちゃうことがしょっちゅうでした。

今、目の前で苦戦している彼女はそんなことはありませんよ。目標に向かってがんばってる。でも、思うように動かない彼女の指に遠い日の自分を見つけて、なんだかとっても懐かしく思ったのでした。

そして、今の生徒たちはきっとそういうもどかしい思いと戦いながら、練習をがんばって(?時には投げ出して)、いろいろ乗り越えながらピアノを続けているんだなあと思うと、いとおしくなってきます。

先生も、がんばるぞ!




<夕べの献立>
パエリヤ風炊き込みご飯
水ギョウザ入りスープ
大根の梅おかか
ベーコン
キャベツ

音楽の効能

2011年02月17日 | その他
興味深い記事を見つけました。

ナショナルジオグラフィックニュース
「脳の言語処置、音楽で改善」
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20100222002

周りが騒がしくても、会話をするために自分に必要な音を聞き分けられる能力が音楽愛好家には多い、というもの。

自分に照らし合わせて考えても、「そういえば・・・」と、思い当たるんです。そりゃ、あまりに騒がしかったり雑音があると聞こえにくいのですが、‘ここではちょっと会話は無理かな’と、思っても案外話ができたりするのです。

これも、ピアノをやってるおかげだったというわけなのでしょうか?

ただ、私は基本的には人の話が聞き取りにくいことがよくあり、主人や家族に何度も聞き返してうっとおしがられています。病院で検査してもらったところ、結果も一般より聞き取りにくいことが判明したのですが、その原因が何であるのかは残念ながらわかりませんでした。

レッスンに行くと、同じ和音を弾いても自分の出す音と先生が出される音の違いが最初はわからず、何度も注意され、そのたびに情けない思いをしていたのですが、何度か聴き比べているうちになんとなくわかるようになってきましたし、もともと持っている耳がこんな耳でも、訓練すれば聞き分けられるようになるのかなあ、と不思議に思います。

レッスンに通う前には、指はまあ動きますし、自分なりにうまく弾いているつもりでしたが自分の出す音に耳を済ませていなかったことがわかり、最近は鍵盤を押さえる前に出す音のイメージに気を配るようになってきました。すると、ついこのあいだ、「だいぶ音がきれいになってきたね」と、言っていただき、ずいぶんうれしく思いました。

ただピアノを弾くよりも、自分の出す音に耳を澄ますこと・・・。これはピアノに限らず他の楽器でも歌でもそうなのでしょう。

「よく聞く」

ということは、本来相手との会話に不可欠なことですよね。ピアノを通してこれからも訓練できれば、と思います。




<夕べの献立>
鍋焼きうどん

雪の日、バレンタインなど・・・

2011年02月16日 | その他
コンサートの翌日、夜に降った雪が残り、幻想的な朝を迎えました。

早朝6時の電車に乗る息子を送って帰り道、薄暗い山がうっすらと雪をかぶり静かにたたずんでいる様子は、美しいというよりも本当に寒々しく、不気味な景色でした。

日が射しはじめると、固まった雪が解け始め、きらきらと輝き始めました。思わず、パチリ。





この冬は本当に寒かったですね。

それから、本番前だけど、がんばって手作りしたチョコレートケーキ。「めいわくかけて、ごめんね」ケーキです。(ここはひとつ、殊勝なところも、ね)





<夕べの献立>
いわし生姜煮
味噌汁
しゅうまい
キャベツ千切り

無事、終わりました

2011年02月15日 | その他
このブログの右上方にご案内していたコンサートが、無事終わりました。

お昼ごろから降りはじめた雪がどんどん積もり、お客さんがどのくらい集まってくださるだろうかと心配していたのですが、会場の席がほとんど埋まるほどのお客様に来ていただき、まずそのことに感謝、感謝です。

今回来ていただいたチェロ奏者のスコチッチさんとは今まで何度も共演させていただいているので、さすがに開演前に緊張することはなくなったのですが、本番中の何気ないひっかかりが緊張につながり、肝心なときに指がひきつり、笑顔で隠しながら、案外心中はドキドキの本番を過ごしました。

何とか乗り切ることができ、チケットを買ってわざわざ雪のなか出かけてくださった皆さんのことが本当にありがたく、お一人お一人をお見送りさせていただきました。

二人の生徒さんにも譜めくりを体験してもらったり、コンサートに聴きに来てくれた子もいて、夜遅くまで本当にありがとう!

次の朝は、出発する前にもう一度お会いするために出かけ、一枚パチリ。


奥様の歌声はとても美しく心地よく、人柄も温かく、素敵なご夫婦でした!




今日の出来事

2011年02月13日 | その他
本番を明日に控え、今日は早く寝ます。

今日は一日の覚え書きで失礼します。

朝食後、チョコレートケーキを焼く。

練習。少し、硬くなっていた。不安な気持ちを打ち消す、打ち消す、打ち消す・・・・・。

昼食、NHKの「のど自慢」を見る。(きょうの出場者もみなさん、魅せてくださいました。感動!)

練習。ちょっと落ち着いてきた。

お通夜におまいり。

夕飯のしたく、後片付け。

練習。かなり、いいかんじ。

では、おやすみなさい。




プロの技

2011年02月12日 | その他
コンサートに向けて、先日リハーサルに出かけてきました。

ウィーンの、音楽の世界で第一線で活躍されている人と、こんなしろうとが一緒に演奏させてもらっていいの!?と、ただただ恐縮しながら、でも反面こんないい機会をいただいて本当にありがたい、と思いながら過ごしたひと時でした。

今回のコンサートには伴奏者が三人、交代で出演するのでひとの伴奏の時にはゆっくり聴くことができます。

あらためて、プロってすごいなあと思いました。
プロもいろいろありますが(一万時間練習すればとにかく‘らしく’聴けますから・・・・)、今回のプロはやっぱり違う。

とても、楽そうにリハーサルしていらっしゃるのです。

楽しそう、ではなく「らく」にこなしておられる。でも、それが決して軽くない。「楽に」流しているのにそれで十分こちらに伝わってくる。練習ででこれだけ素敵なのだから、本番はどんな演奏をしてくださるのだろうと、期待が高まります。

これが、プロ。

ひるがえって、伴奏者側は緊張、緊張。同じプロでも(一万時間をクリアしたというだけで)こちらはまるでひよっこです。でも、この心地よいプロとの共演に、胸を借りるつもりで、至福のひと時を作り上げていきたいと思います。




<夕べの献立>
カレーライス
焼き鳥
お刺身
大根の甘酢

???なんという脈絡のない献立!

インフルエンザ

2011年02月09日 | その他
インフルエンザが猛威を振るっています。

上郡中学校でも学級閉鎖があったとか。前回のコンサート当日に倒れた、イヤ~な出来事がよみがえります。

さすがにこのたびは手洗い、うがいを励行。出かけるときはもちろん、レッスン時もマスク着用で厳戒態勢です。生徒のみなさんに学校でのインフルエンザの様子を聞き、事情を説明してマスク姿をお詫びして、レッスンを始めます。

先日、そうやってレッスンした翌日、
「先生、昨日はどうもなかったのに、今日、急に熱が出て、お医者さんに行ったらインフルエンザやった~
と、電話が入りました。

またまたイヤ~な予感が。

予感に振り回されても仕方がない。
前回、新型インフルエンザにかかったのだから多少免疫はついてるはずだ・・・。
気を取り直してやることやらなくては。

それにしても、いつ何時わが身に降りかかってくるかわからない病気。
予防はめんどうでもこまめにうがい・手洗いを徹底するしかないですね。

り患された方は一日でも早くよくなりますように。





<夕べの献立>
出来合いコロッケ
秋刀魚のひらき
味噌汁
千切りキャベツ

春の足音

2011年02月08日 | その他
久しぶりの雨が降っています。

年明け早々雪が降ったことがまるで嘘のようにしとしとと・・・・。

季節はめぐっているんですね。

梅の小枝で鶯が
春が来たよと歌います
ほ ほ ほけきょ
ほーほけきょ



春の声を聴くと、思い出す歌です。
童謡はなんてシンプルで美しいのでしょう・・・。





<夕べの献立>
やきそば

おもてなしの心

2011年02月07日 | その他
車のガソリンが切れかけていて、セルフのガソリンスタンドに入りました。

ここはセルフなのに何人か店員さんがいつも立っていて、分からないことには親切に答えてくださるようなところです。

きょうは、車もだいぶ汚れたことだし、洗車しようと思い、
洗車コーナーで待っていたら、なんと、機械に入る前にホースで水をかけて機械では落ちにくいドアミラーの隙間などを、洗剤のついたスポンジで下洗いをしてくださいました。

感激していると、さらに車内を拭くタオルと、洗浄後の車体を拭くタオルまで貸してくださったのです!

私、いつもガソリンスタンドに入って、給油を待っている間、外のガラスを拭いていただけるのはありがたいのだけど、じっと待っている間に車内もちょっと拭くタオルを貸してくださると時間が有効に使えてありがたいのになあ、と思っていました。

また、機械で車を洗浄できるようになって、最近は本当にありがたいのですが、手洗いにはやはり程遠い仕上がりで、細かいところまでは仕方ないなあ、と思っていましたから、下洗いをしていただけることにいたく感激してしまいました。

こういう競争が激しい中でどうやってより多くのお客さんに足を運んでもらうか、やはりこういった「おもてなしの心」が現れているところに引き寄せられますよね。

自分の納得のいく仕上がりにして、外側だけでなく車内も久しぶりに埃を拭いて明るくなって今日の運転はとても快適でした。

なんだか職種は違えども、勉強させていただいたなーー、という気持ちになったのでした。



<夕べの献立>
親子どんぶり

困難を乗り越えること

2011年02月06日 | その他
連日でかけています。

昨日(5日)は、上郡小学校の学習発表会。

以前、うちに習いに来ていた生徒さんが、1年前にやめているのですが、クラスに他にピアノを習っている生徒がいないということで、何とかピアノを弾いてくれと先生に泣きつかれて!?コーラスの伴奏をするということで、こっそり見に行きました。

私の姿を見て緊張するかもしれないということで、マスクに黒いコート、という地味ないでたちでお母さん方に混じって参観。

当初はうちにレッスンに来ることも考えたみたいですが、何とか一人でがんばったみたいです。

舞台の上で堂々とピアノを弾く姿に、感激、感動。

ああ、私、この子をピアノを弾けるように育てたんだなあと、少し誇らしい気持ちになってしまいました。本当はもっとレベルの高い曲も弾きこなせるように教えてあげることもできたのではないかというちょっぴり悔しい気持ちも混ざりながら、

合唱コンクールで伴奏者賞をいただいたAちゃんにしろ、昨日の生徒さんにしろ、最初、できるかどうかわからない不安な気持ちでいながら、それでも引き受けてやり遂げる子達がうちの教室にいる、またはいた、ということが何よりうれしい。

これからの人生、伴奏を引き受けるよりももっと困難な状況っていくらでもあるはず。このステージをステップにより高いステージに向かって歩いていってほしいと思います。