☆映画の旅の途中☆

色んな映画をどんどん観る旅

『予告犯』(2015)

2015年07月13日 | 邦画(1990年以降)
『予告犯』(2015)

監督:中村義洋
出演者:生田斗真
戸田恵梨香
鈴木亮平
濱田岳
荒川良々

【作品概要】
「ジャンプ改」で2011年から2013年にかけて連載されて人気を博した筒井哲也のコミックを実写化したサスペンス。。法では裁けぬ悪や罪をネット上で暴露し、その対象への制裁を予告しては実行する謎の予告犯シンブンシとエリート捜査官の攻防が展開する。(Yahoo!映画より抜粋)

【感想レビュー】@theater
うーん!これは面白いしよく出来てるしなんか色々と凄かった!…とかなり観賞後にテンションが上がりました

(原作は読んでいません。WOWOWは録画したのはまだ未見です。)

近年の日本の闇を羅列しながらも、どこかフワッとした空気感。
そこからは、社会派の手堅い作品と言われるのだけは拒むような意地も感じた。こういう題材でポップなエンターテイメントに落とし込む方がよっぽど難しそうなのに←(偉そ…)…凄いっ
なんだかとっても人間ドラマな作品でした
愛を知って育った者。愛を知らずに育った者。愛を捨てる者。愛を拾う者。

登場人物達は、皆一様に光と影を持っている。人生の浮き沈みなど、すべては表裏一体のことで、それは木の葉のようにいとも簡単に裏返ってしまう。。
頑張れる者と頑張れない者の対比、さらに女性の逞しさや男性の女々しさの対比も面白かったです

“頑張ることが出来る者ばかりじゃない”
“頑張ることが出来た幸せ”…こういったニュアンスの台詞にグッときました。

そしてなんやかやポップにしておきながら、ラスト気付いたら泣かされてた

そして現代社会の闇をあれこれ羅列しながらもフワッとしている造りは、ポップに落とし込むのが狙いなだけでなく、そういった現実を、私も含めて多くの人がニュースで知っていても、また、仕事で関わる事があったとしても…結局は日常生活においてどこか他人事、遠くの事と感じている…そんな空気感を演出しているように思えてならなかった。…←ここが一番この作品に恐れいったところです!

それにしても…窪田くん、いいところ持ってったなぁ