☆映画の旅の途中☆

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『復活の日』(1980)

2016年01月10日 | 邦画(クラシック)
『復活の日』(1980)

原作:小松左京
監督:深作欣二
出演:草刈正雄、オリビア・ハッセー、ジョージ・ケネディ、千葉真一、緒方拳

【作品概要】
 小松左京の同名SFを映像化。1982年、東ドイツの研究所から猛毒ウイルスMM-88が盗まれた。ところが盗み出したスパイの乗った飛行機はアルプス山中で事故に遭い、ウイルスが蔓延した地球は、南極にわずかな人類を残して滅亡する。その生存者の一人、地震研究者吉住は、さらに大きな危険が近づいていることに気づく。アメリカ東部に大地震がおきる可能性があり、それは核ミサイルの発射を誘発するものだった……。(Yahoo!映画より)

【感想レビュー】
久しぶりに感想をUP

ネットレンタルで観たのですが、夏八木勲さんの出演作品の旅でチェックしていたのが忘れかけていた頃に送られてきたものです

ストーリー設定といい、登場人物の多さといい、ロケ地といい、スケールの大きい作品でした
潜水艦のシーンにもテンションがあがったなぁ
いやぁ、それにしても面白かったです‼ 現実にこんな事になったら…怖いけど…と思っていたら、北朝鮮の水爆実験のニュースが入ってきて…、改めて考えさせられました…。

映画としては、細々と辻褄が合わないところとか、ツッコミどころ満載ですが、そんなことを吹っ飛ばす面白さでした(なんなら逆にそういうところも含めて面白かった…!)

結局、冷戦の影響で世界が破滅していくわけだけど、タイトル通り、一筋の希望があるわけで、そこはSFといえど救いでした。
人が作り出したウイルスによって、ではあるけど、どんなに社会的権力があっても、ウイルスから逃れることは難しく、等しく死が訪れる様子や、権力の象徴的な衣服を纏ったまま骸骨になっている様子、ラストの廃墟となった教会、ボロ布を纏ったヨシズミ(草刈正雄)が丘をヨタヨタと歩き進めるシーンなど、第七の封印を彷彿とさせるものがあって、引き込まれました。。

音楽も良かったし、とにかくスケールの大きさに、こんな日本映画もあったのかとびっくりしました

あと、草刈正雄さんのお若い頃のルックスが伊藤英明さんに似ていて、そこにもびっくりもしました

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