☆映画の旅の途中☆

色んな映画をどんどん観る旅

『アメリカの影』(1959)

2014年01月11日 | 西洋/中東/アジア/他(クラシック)
『アメリカの影』(1959)

【作品概要】
SHADOWS
1959年/アメリカ/82分/モノクロ/スタンダード/BD上映 ©1958 Gena Enterprises.
出演:ベン・カラザース、レリア・ゴルドーニ、ヒュー・ハード、アンソニー・レイ、ルパート・クロス、デイヴィッド・ポキティロウ、デニス・サラス、トム・アレン
脚本:ジョン・カサヴェテス 撮影:エリック・コルマー 編集:モールス・マッケンドリー 録音:ジェイ・クレッコ 音楽:チャールズ・ミンガス 美術:ランディ・リレス、ボブ・リー 製作協力:シーモア・カッセル 製作:モーリス・マッケンドリー、ニコス・パパタキス

マンハッタンに暮らす若者たちのありのままの姿を描いた、カサヴェテスのデビュー作にして、後の映像作家たちに大きな影響を与えたインディペンデント映画の金字塔。シナリオなしの即興演出で、俳優たちの揺れ動く感情を見事に捉え、映画の新たな方向性を確立した。(オーディトリウムHPより)


【感想レビュー】@theater
先日、また時間が出来たので行ってきました

モノクロの即興演出の作品なんですね!?…と、またよく調べないで観たので、観始めてビックリしました

ストーリー展開は、繋がってはいるものの、断片を辿るようなイメージを持ちました。
室内のシーンは、舞台劇のような趣きもありました。一方、外のシーンでは、背景に映るマンハッタンの都会的な雰囲気がスタイリッシュで、古さをまるで感じさせません

虚栄心の塊のような女性:レリアの、ウンザリする恋愛を描いているのかと思いきや…人種差別の問題を描いた作品でした。

登場人物それぞれの心の痛みが、直に伝わってくるようでした。また、反骨精神も感じました。明るさと力強さ。ラストの、街を歩くシーンは、映画っぽくてなんだかとても素敵でした

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