『こわれゆく女』(1975)
【作品概要】
【復元ニュープリント版】
A WOMAN UNDER THE INFLUENCE
1975年/アメリカ/147分/カラー/ヴィスタ/35mm ©1974 Faces International Films,Inc.
ゴールデングローブ賞最優秀女優賞(ドラマ)受賞/アカデミー賞最優秀主演女優賞、監督賞ノミネート
出演:ジーナ・ローランズ、ピーター・フォーク、マシュー・カッセル、マシュー・ラボートー、キャサリン・カサヴェテス、レディ・ローランズ、クリスティナ・グリサンティ
脚本:ジョン・カサヴェテス 製作:サム・ショウ 撮影:カレブ・デスカネル、ミッチ・ブレイト、マイケル・フェリス 編集:トム・コーンウェル 美術:フェドン・パパマイケル 音楽:ボー・ハーウッド
精神のバランスを崩した妻と、土木工事の現場監督を務める夫。壊れかけそうな家庭をつなぎ止めようとする夫婦愛を描いたカサヴェテスの代表作の一つ。脚本はジーナ・ローランズの主演の戯曲として執筆された。(オーディトリウムHPより)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/66/9f4e4c8420973d1429aecfe054260ba8.jpg)
【感想レビュー】@theater
特集の2本目に観ました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
あまりに凄かったです!!!
ジーナ・ローランズさんの表情が!
演技が!身体の動きから何から…その全てが…!本当に、精神のバランスを崩している人…という感じで、特に目の表情は…圧巻でした!
また、夫の葛藤の描かれ方が…!何か分かるような気もするのです…。
妻の精神状態を心配に思いながらも、不安が勝ってしまう感じ…。
仕事でいつもより長く家を空けてしまって帰る時や、妻の長い入院生活が終わり、退院して家に戻ってくる時など…。
夫婦の抜き差しならない世界の始まりに、どこかスッと入れず、或いは入りたくなくて、その戸惑いを、その逡巡を、大勢の客人を招く事で、喧騒の中に誤魔化して終わらせる…みたいな感じ…。
でも、妻の事を一番に解っているのは、心配してくれる同僚や友人でもなく、両親達でもなく、医者でもなく、自分なんだというプライド…。
もうこれ以上は2人で居る事、家族で暮らす事は駄目かもと…なるシーン…本当に観ていて辛かったし、痛かったです。
楽しかった事もあったでしょう?忘れて知らんふりするの?…と妻。何があっても、愛し続けると誓ったのに…と。
これはまた、『ラヴ・ストリームス』と一緒で、一気に作品のテーマがグッと迫ってきて、じわじわと泣いてしまいました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_cry.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
ラストの振り切れ方と、画面の揺れは、凄い臨場感があって、ドキュメンタリーなのではないかと錯覚するほどでした!
期間中に、あと何本観れるか分かりませんが、一本でも多く観たいです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
【作品概要】
【復元ニュープリント版】
A WOMAN UNDER THE INFLUENCE
1975年/アメリカ/147分/カラー/ヴィスタ/35mm ©1974 Faces International Films,Inc.
ゴールデングローブ賞最優秀女優賞(ドラマ)受賞/アカデミー賞最優秀主演女優賞、監督賞ノミネート
出演:ジーナ・ローランズ、ピーター・フォーク、マシュー・カッセル、マシュー・ラボートー、キャサリン・カサヴェテス、レディ・ローランズ、クリスティナ・グリサンティ
脚本:ジョン・カサヴェテス 製作:サム・ショウ 撮影:カレブ・デスカネル、ミッチ・ブレイト、マイケル・フェリス 編集:トム・コーンウェル 美術:フェドン・パパマイケル 音楽:ボー・ハーウッド
精神のバランスを崩した妻と、土木工事の現場監督を務める夫。壊れかけそうな家庭をつなぎ止めようとする夫婦愛を描いたカサヴェテスの代表作の一つ。脚本はジーナ・ローランズの主演の戯曲として執筆された。(オーディトリウムHPより)
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【感想レビュー】@theater
特集の2本目に観ました
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あまりに凄かったです!!!
ジーナ・ローランズさんの表情が!
演技が!身体の動きから何から…その全てが…!本当に、精神のバランスを崩している人…という感じで、特に目の表情は…圧巻でした!
また、夫の葛藤の描かれ方が…!何か分かるような気もするのです…。
妻の精神状態を心配に思いながらも、不安が勝ってしまう感じ…。
仕事でいつもより長く家を空けてしまって帰る時や、妻の長い入院生活が終わり、退院して家に戻ってくる時など…。
夫婦の抜き差しならない世界の始まりに、どこかスッと入れず、或いは入りたくなくて、その戸惑いを、その逡巡を、大勢の客人を招く事で、喧騒の中に誤魔化して終わらせる…みたいな感じ…。
でも、妻の事を一番に解っているのは、心配してくれる同僚や友人でもなく、両親達でもなく、医者でもなく、自分なんだというプライド…。
もうこれ以上は2人で居る事、家族で暮らす事は駄目かもと…なるシーン…本当に観ていて辛かったし、痛かったです。
楽しかった事もあったでしょう?忘れて知らんふりするの?…と妻。何があっても、愛し続けると誓ったのに…と。
これはまた、『ラヴ・ストリームス』と一緒で、一気に作品のテーマがグッと迫ってきて、じわじわと泣いてしまいました
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ラストの振り切れ方と、画面の揺れは、凄い臨場感があって、ドキュメンタリーなのではないかと錯覚するほどでした!
期間中に、あと何本観れるか分かりませんが、一本でも多く観たいです
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