☆映画の旅の途中☆

色んな映画をどんどん観る旅

『龍三と七人の子分たち』(2015)

2015年06月04日 | 邦画(1990年以降)
『龍三と七人の子分たち』(2015)

監督 北野武
脚本 北野武
出演者 藤竜也
近藤正臣
中尾彬
品川徹
樋浦勉
伊藤幸純
吉澤健
小野寺昭

【作品概要】
北野武監督の前作『アウトレイジ ビヨンド』(2012年)とは打って変わり[1]、引退した元ヤクザの龍三親分がオレオレ詐欺に引っかかったことから、昔の仲間 “七人の子分たち” を呼び寄せ、若者たちを成敗しようと世直しに立ち上がる姿を描いたコメディ映画である(Wikipediaより)


【感想レビュー】@theater
やっと観れた~
映画館であんなヒィヒィ笑うの久しぶりでした
他の方も笑ってらしたなぁ

藤竜也さんがものすっごい格好良よくて格好良くて…ほくほく

古い日本映画へのオマージュが随所に散りばめられ、ジジイ達の生きてきた歴史との重なりに思いを馳せ、なんだかキュンキュンしました

ただ、今回は監督ご自身が出なくても良かったかなぁ…とも思いました…。
もしくはラストの殴った後のアップがなければもっと良かったかなぁ…そこだけちょっと白けてしまって…。

監督自身の役が画面に後姿で入ってくる初登場の仕方やその後も控えめな映り方は好みだったので、最後もそうだったら良かったのに…などと偉そうに思いました

藤竜也さんや中尾彬さんなど、もう重鎮的な役柄が印象的なベテラン俳優陣にそんなことさせるの⁉…というハラハラドキドキ感や新鮮さがハンパない


右翼のくだりや特攻隊に扮したジジイが米軍基地に着陸しちゃうくだりなんかも、北野監督節が出ていて嬉しくなっちゃいました

カーチェイスのスピードがちょっと遅かったのもなんだかツボでした
そこはやっぱりジジイだからね
一瞬で過ぎていっちゃうようなスピード感あるカーチェイスよりも、テンポは少しゆっくりだけど、重い感じが逆にリアルでした
お店の軒下の商品とかを薙ぎ倒していくシーン面白かったなぁ

いやはや、ジジイ達の奥ゆかしいヤンチャぶりがとっても愛おしかったです

奥ゆかしいってところがポイント

最新の画像もっと見る

コメントを投稿