少し変則ですが。

久々に新作テキストをアップしました。

といっても今回は諸般の事情によりサイトでは無くて、ピクシブでの先行公開ということになります。

「森の贈り物」

サイトに来ていただいている方にはアカウントの必要なピクシブでの公開というのは心苦しいのですが、今回はこういう形になりますことをご容赦くださいませ。
もちろん、サイトにはそのうち改めてアップということになりますが、その際には少し手を加えるつもりでいますのでよろしければピクシブの方もご覧いただければありがたいです。


それでは以下は新作についてです。ネタバレありです。


そもそもなぜ公開を急いだかといいますと、実は今回は私にしては珍しい季節ネタ、紅葉＆キノコの話だったもので、やはり季節ネタは季節のうちにということで相方と相談の上でこういう形になりました。
といっても実は相方から校正してもらって返してもらったのはずいぶん前でして、それがここまで遅くなったのはひとえに私のせいであったりします。すいません。

さてピクシブのキャプションにありますが、今回の話の元ネタは27巻28巻の「キノコと熊と探偵団」です。あの時、光彦と一緒にキノコの暗号を考えていたくらいですから、哀ちゃんはキノコについての知識があるんだなあ、そんな漠然と考えていたところからできた話だったりします。
あの時の哀ちゃんはまだまだ探偵団やコナンに心を許して無くて、まだまだみんなと距離がありました。今はだいぶ近づいたようにみえますが、それはやっぱりふとした時には存在の違和感を感じて、でも「過去」に引き込まれそうになる時に「今」に引き戻してくれる博士や探偵団やコナンがいるからかな、というようなイメージで書いた話だったりします。

ちなみにちょうど初稿ができた頃にサンデーではおっちゃんのキノコ食中毒事件があったりしたのにはちょっと焦りましたが、幸いにしてネタが被ることもなくて一安心した楽屋裏があったりします。


とはいえコ哀といいながら、糖分についてはかなり控えめですが、その辺はサイトに上げる時にもう少し加えたいなあと思ってます。