一日遅刻ですが

　昨日はサイトの開始記念日だったのに何もできなくて全く持って申し訳ないことです。

　相方から声をかけてもらってサイトに参加して気が付けばもう9年。ここまで続けてこれたのもお出でくださる皆さまのおかげです。心より御礼申しあげます。
　また最近、すっかり停滞してしまっていますこと、改めてお詫び申しあげます。もう少しペースを上げて書けばいいんですが、なんだかんだとオフが騒がしいのを言い訳にしてしまっているなあ、と時間の使い方を整理することを考えなければいけないと反省することしきりなサイト周年記念となりました。



　さて以下はサイト周年記念のかわりにはなりませんが、お茶請け代わりの小話です。

小学校三年生くらいの設定です。


「あ、アジサイが咲いてるよ」
「ホントですね～。そういえばもう六月なんですね」
「でも、ここのアジサイは去年は青色だった気がするんだけど、これはピンクだよね……？」
「ああ、アジサイは土壌の成分によって色が変わるんだよ。きっと肥料かなにかで土壌の成分が変わったんだな」
「一般に土壌が酸性なら青系、アルカリ性なら赤系と言われるわね。赤色を出すためには石灰を使ったりするようよ」
「へ～相変わらずお二人は博識ですね」
「よくわかんないけど、去年の青もきれいだったけど、ピンクのお花も可愛いね」
「まあな。アジサイやバラの色が変わるトリックは推理小説のおうどうって！いて！んだよ！灰原何すんだよ！」
「貴方ね、せっかく綺麗な花を見てるんだから、そういう血なまぐさい話はやめてくれない？」
「だからって殴ることないじゃねーか！」
「殴るだなんて人聞きの悪い。服部君から聞いた……えっと、そう『ツッコミ』ってやつよ！」
「これのどこが『ツッコミ』だ！……ったく服部のヤロー、くだらねえこと教えやがって」
「もう！哀ちゃんもコナン君もせっかくのお花の前でケンカしないで」
「そうですよ。ほら元太君も何か言ってくださいよ」
「ん？こういうケンカの時は何も言わねー方が良いんだって、お客さんが言ってたぞ」
「どうして？ケンカしてるのに？」
「ああ、父ちゃんと母ちゃんがケンカしてる時にオレが止めようとしたら、『こういうのは変に口出ししねーで、ほっておいた方おいたら勝手に仲直りするんだ』ってよ」
「……そうなんですか？」
「おお。なんて言ったかな……ああ！あれだ『犬も食わねー』ってやつだ！」


元太の大声が響き渡る中、真っ赤になるコ哀の姿があったとか無かったとか。



今後ともROOM238へようこそをよろしくお願い申しあげます。