歓喜の歌

　いろいろあって3時間くらい時間が空いたんで、レディースデーだし映画でもと、映画館へ行きました。観たのは「歓喜の歌」というママさんコーラスが舞台のコメディー映画です。以下その感想です。

　本当は「アメリカン・ギャングスター」が見たかったんですけど、時間の関係でこの作品になりました。
　事前に全く知らなかったのですが、説明が「ヒューマンコメディー」になっていたので、まあ良いかと思って観始めたんです。そしたら実はこの映画泣かし系でした。
　三谷幸喜のようなドタバタコメディーなんで笑いどころもあるし、完璧なハッピーエンドなんですけど、随所に泣き所がちりばめてあるんですよ。しかも歌に乗せて。
　最近、何だか涙腺が弱くなったようで終わったらちょっと目が赤かったです。午後から会った人に指摘されて「何かアレルギーみたいで」とか要らん言い訳をするハメになってしまいました。

　映画自体はストーリー展開の強引さとツッコミどころが満載なことが我慢できるなら面白いと思います。私も全く期待せずに観たわりには結構楽しめました。

　ところで、この映画で由紀さおりが重要な役で出てるんですが、最後の方でしっかり安田祥子トルコ行進曲を歌っている姿に会場大爆笑。私も笑っちゃったけど、多分あのシーン、笑いどころじゃないだろうなあ。