秋の長雨とは言いながらよく降りますね。
先日、呉服関係のお店の人と話をしていたのですが、「何代も着られる」と言いながらもやはり着物や帯の柄にもそれなりに流行があったりします。どうも昨今は太宰や芥川の作品が映画化されるということもあるのか大正調の柄行が流行りだそうで、特に浴衣などは夢路とかそういうモチーフがずいぶん売れたのだとか。
古着などは特にその影響があって意外にも一番高値なのが銘仙だそうです。だいたい銘仙は普段着だし大正から昭和初期の銘仙の柄というのは「ハイカラ」とでも言えばいいのか独特なものが多いのが特徴です。イメージは漫画などで女学生が着ている可愛い柄の着物などは銘仙です。
それこそ流行りがあるので長く着られる柄ではないし、年配の人というよりは若い人向けのものなので遊び着感覚で売れるのかな、と思っていたらじつは着物としてだけでなく古着の場合は古布として小物などをつくる材料としての需要が大きいそうです。確かに和小物の柄には可愛いかも。ただ元が普段着であった銘仙だけに状態の良い古着はあまり市場には出ないらしく、そこでまた値段が上がるということでした。物の価値が相対的とはいえ、銘仙が高く売れるというのに微妙に違和感がある、と言えば「昔の人の感覚」だと笑われましたけど、まあ確かにビンテージジーンズを買うようなものですしね。
そう思うと実は驚くようなものがお宝になっている可能性もあるので、宝くじを買うよりは家に埋蔵されているお宝を探す方が良いのかも知れませんよ。とりあえず私の財産としては子供の頃に集めていた駄菓子屋のくじ引きのドラゴンボールZのマグネットは捨てずにもう少し寝かせておこうと思います(長々と書いても、ただの捨てられない言い訳です)。
先日、呉服関係のお店の人と話をしていたのですが、「何代も着られる」と言いながらもやはり着物や帯の柄にもそれなりに流行があったりします。どうも昨今は太宰や芥川の作品が映画化されるということもあるのか大正調の柄行が流行りだそうで、特に浴衣などは夢路とかそういうモチーフがずいぶん売れたのだとか。
古着などは特にその影響があって意外にも一番高値なのが銘仙だそうです。だいたい銘仙は普段着だし大正から昭和初期の銘仙の柄というのは「ハイカラ」とでも言えばいいのか独特なものが多いのが特徴です。イメージは漫画などで女学生が着ている可愛い柄の着物などは銘仙です。
それこそ流行りがあるので長く着られる柄ではないし、年配の人というよりは若い人向けのものなので遊び着感覚で売れるのかな、と思っていたらじつは着物としてだけでなく古着の場合は古布として小物などをつくる材料としての需要が大きいそうです。確かに和小物の柄には可愛いかも。ただ元が普段着であった銘仙だけに状態の良い古着はあまり市場には出ないらしく、そこでまた値段が上がるということでした。物の価値が相対的とはいえ、銘仙が高く売れるというのに微妙に違和感がある、と言えば「昔の人の感覚」だと笑われましたけど、まあ確かにビンテージジーンズを買うようなものですしね。
そう思うと実は驚くようなものがお宝になっている可能性もあるので、宝くじを買うよりは家に埋蔵されているお宝を探す方が良いのかも知れませんよ。とりあえず私の財産としては子供の頃に集めていた駄菓子屋のくじ引きのドラゴンボールZのマグネットは捨てずにもう少し寝かせておこうと思います(長々と書いても、ただの捨てられない言い訳です)。
銘仙も、最近また作られてるみたいですけど、本当の大正らしさはないので、やっぱり古いものは争奪戦になるようです。
個人的には、江戸小紋や、地の柄が派手で色は利休茶とかのちょっと地味な色無地とか好きですが、今は流行ってないんですよね、そう言うの。
まぁ、普段はウールや木綿で、縞か格子しか着てませんけどw
私は普段から着物を着るわけじゃないんですが、やっぱりどうせ着物を着るならデザインだけじゃなくて着こなし遊べる方が好きですね。小物などを工夫すれば付け下げの方が使い勝手があるし、そこが楽しいんだけど、銘仙の気軽さには負けちゃうのかもしれません。
夏にキリッと色無地の絽を着こなして、日傘で歩く粋な人を見ると年配でもすごく格好良いと思います。