ドライブデート

すっかりご無沙汰してますが、相変わらず元気にしてます。
最近は主にルパコナの前情報にひたすらと公開を待ちわびつつ、締切仕事の残り日数を数えるという矛盾した日々を送っています。つまり二次元に行きたいです（笑）


実は昨日Twitterで比護志で車～という話をしていたところからの突発小話です。
京都↔大阪間の新快速の中で書いたので、クオリティは問わない方向でOKという方はどうぞ。



錦繍の木漏れ日に照らされた林道を一台の車が走り抜ける。SUVと呼ばれる車はがっしりとした車体をものともせず軽快に峠を抜けようとしていた。
ステアリングを握る志保の隣りで小さな声とともにモゾリと動く気配がした。
「ん……ごめん寝ちゃってた」
「あら、起きたの？気にしないで。まだ時差ボケ残ってるんでしょ？」
「ここどこ？」
「最後の峠を越えたからもうすぐ湖のはずよ。着いたらご飯にしましょう。お弁当作ってきたの」
「やった！おかず何？」
「ふふ、秘密。その方が楽しみでしょ？」
「ちぇっ。でも、ありがとう。きみも忙しいのに」
「良いのよ。久しぶりに会えたんだし……それにお店だったら周りに人がいて貴方ゆっくりできないもの」
「……ごめんな。オレが名前や顔が売れてるせいで」
「謝らないで。そのおかげで私と貴方は会えたのよ。それに今日は私の貸し切りだもの」


というわけでドライブデートって良いですよね。というただそれだけのお話です。


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