特に意識しているワケではないが、ワタシはストップモーション・アニメが好きなようだ。
「チェブラーシカ」や「ウォレスとグルミット」シリーズ「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」の一連のシリーズは観ているし、昨年も「KUBO」は外さなかった。
ということで、本作も何の予備知識もなく、人形アニメっぽいパブ写真1枚だけで劇場に足を運んだ。
アル中の母親から「ズッキーニ」と呼ばれる主人公の9歳の少年は、誤って母親を事故死させてしまい、児童養護施設に入れられる。施設にはヤク中、強盗、精神障害、児童虐待、不法移民などの親を持つ子どもたちが入れられていた。
最初は馴染めなかったズッキーニだが、子どもたちや教師、保護者役の刑事などとの交流を通し、心を開いていく。そして、新しい入所女子のカミーユに心を惹かれていく。
なかなかハードな設定でこれを実写で映像化されていたら、息苦しくて見るのが辛いのだが、ちょっぴりだけ不気味な人形が演じると辛さが和らぎ、さらにはより感情移入しやすくなる不思議。それでも環境に恵まれないズッキーニが切なくて悲しくて涙が出そうになる。
ちょっと異形だけど可愛らしいキャラクターに加え、適度にデフォルメされた世界も心地よくて、自動車やバスの描写はチェブラーシカとか教育テレビの「働くおじさん」を彷彿とさせる。
意地悪な伯母に引き取られそうになるカミーユを救出する以外、大きな波乱もなく、1時間少しで映画はエンディングを迎えるが、とても幸せな気分になれる。エンドクレジットの空の青さが印象的。
今回、残念だったのが吹替。主人公のズッキーニのVCが峯田和伸なのだが、声がオッサン・・・。
「チェブラーシカ」や「ウォレスとグルミット」シリーズ「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」の一連のシリーズは観ているし、昨年も「KUBO」は外さなかった。
ということで、本作も何の予備知識もなく、人形アニメっぽいパブ写真1枚だけで劇場に足を運んだ。
アル中の母親から「ズッキーニ」と呼ばれる主人公の9歳の少年は、誤って母親を事故死させてしまい、児童養護施設に入れられる。施設にはヤク中、強盗、精神障害、児童虐待、不法移民などの親を持つ子どもたちが入れられていた。
最初は馴染めなかったズッキーニだが、子どもたちや教師、保護者役の刑事などとの交流を通し、心を開いていく。そして、新しい入所女子のカミーユに心を惹かれていく。
なかなかハードな設定でこれを実写で映像化されていたら、息苦しくて見るのが辛いのだが、ちょっぴりだけ不気味な人形が演じると辛さが和らぎ、さらにはより感情移入しやすくなる不思議。それでも環境に恵まれないズッキーニが切なくて悲しくて涙が出そうになる。
ちょっと異形だけど可愛らしいキャラクターに加え、適度にデフォルメされた世界も心地よくて、自動車やバスの描写はチェブラーシカとか教育テレビの「働くおじさん」を彷彿とさせる。
意地悪な伯母に引き取られそうになるカミーユを救出する以外、大きな波乱もなく、1時間少しで映画はエンディングを迎えるが、とても幸せな気分になれる。エンドクレジットの空の青さが印象的。
今回、残念だったのが吹替。主人公のズッキーニのVCが峯田和伸なのだが、声がオッサン・・・。
題名:ぼくの名前はズッキーニ 原題:Ma vie de Courgette 監督:クロード・バラす 声の出演:峯田 和伸、麻生 久美子、リリー・フランキー |
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