kamacci映画日記 VB-III

広島の映画館で観た映画ブログです。傾向としてイジワル型。美術展も観ています。

パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト(吹替版)

2006年08月27日 | 洋画(普通、まあまあ、及第点)
日時:8月22日
映画館:バルト11
パンフレット:A4版600円。ボリュームはあるけど、中身はあまり面白くない。
せっかくなら、「フライング・ダッチマン号ひみつ大公開」のページが欲しかった。「船長室:ここにオルガンがあって、時々船長が演奏するぞ。」とか「ジョーズへさき:小さい船ならひと噛みだ!」「クラーケン呼子:海賊どもがこれを回すとクラーケンが出てくる。」なんてね。ワクワクするなあ。
その他:夫婦の日だったので、6歳のチビと3人で鑑賞。

まず、前半はストーリーがあっち行ったり、こっち行ったりで、かなり退屈。ディズニーの割にばったばった人が死ぬけど、ちょっと乗れない。

生きたホモ・サピエンスを食材に使用されるらしき一部地域のみなさん(食人族とか人喰族とかいまだひらけていないひとくいのつちひとなんて言ってはいけない。)のくだりなんて、正直、無くてもいいんじゃないか?

主人公3人の活躍なんてさておき、後半タコゲルゲことデイビィ・ジョーンズが出てきて話は一転面白くなった。
いいなあ、フライング・ダッチマン号。ショッカーの怪人と海賊ごっこが出来て、ガトリング大砲が撃てて、潜水艦もビックリの潜行が出来て、大ダコ怪獣も操れる!

もう、小学校低学年のまま大きくなったワタシには夢のような船。ただ、デイビィ・ジョーンズ船長の吹替が大塚芳忠の声じゃ、善人声すぎる。悪者はやっぱり麦人や柴田秀勝(ビル・タナー役だったね。)、大塚周夫(これじゃフック船長か)、内海賢二ぐらいの迫力がないと、命令を聞く気にならんぞお。

いずれにしても乗るなら、いい加減な船長に振り回されるブラック・パール号よりこっちだね。ものすごく楽しそう。

ゴア・ヴァービンスキーといえば、お楽しみはマカロニウエスタンへのオマージュ。
今回も鍵を盗むかわりに紙切れを残したり、ガトリング大砲が出てきたり・・・。空の宝箱を空けたら、ジャン・マリア・ヴォロンテの笑い声でしょう。シメは当然、三角決闘!

ところでウチのチビ、鍵を盗むシーンはヒヤヒヤしたらしく、指の間から画面を見ていました。まだまだ、可愛いねえ~。



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