チョウ・ユンファが贋札づくりと銃撃戦に帰ってきた!!
と聞いてピンと来る一定の年齢以上か、特殊な映画ファンには響くのだろうが、今やチョウ・ユンファと言っても劇団ひとりに似た人なのかも知れない(閑話休題)
物語はタイの刑務所で服役していたアーロン・クォック(ラミ・マレックとダブる)が香港警察に移送されるところから始まる。彼は贋札づくりのメンバーの一員だったが、彼以外はチョウ・ユンファ扮する首謀者「画家」に殺害され、画家が彼の命を狙おうとする。彼は警察に画家との贋札づくりを語り始める・・・
クォックは卓越した模倣画力の持ち主で贋札づくりにスカウトされるが、それ以外にも原版づくり、進行管理、警備のプロなどが集まってプロジェクトスタート。ひとつひとつ課題をクリアしていく様は悪のミッションものの王道で、技術的な書き込みが細かくてワクワクしてくる。贋札が完成しないとそこから話は進まないので、前半は想定どおりの展開だが、そこに3人の女性の悲恋話が絡み、ストーリーがどんどんややこしくなる。気をつけて話を追わないと混乱するので要注意。
当然、軌道に乗りかけたプロジェクトも途中から破綻しだして・・・
犯罪ものやチョウ・ユンファの過去作は言うに及ばず、小道具の使い方など「裏切りのサーカス」も彷彿とさせて嬉しくなってくる。
やはりこの作品で特筆すべきは、チョウ・ユンファの圧倒的な存在感。御年65歳なのに昔と全然変わっていない。そこにいるだけで何かやってくれるだろうとこちらの期待感が全然違う。
さらにお約束の大銃撃戦では二丁拳銃にAK、ショットガンを大乱射して大殺戮、その上、敵の弾は当たらないし、爆発して吹き飛ばされても立ち上がる!ホンマかいな!(笑)
アテ書きとしか思えないのだが、実はあとでキャスティングされたらしい。別の役者がこの役をやっていたら、全然違う印象だったろうな。
で、あっちこっちいって盛りだくさんの話を最後は力づくで収束。その辺はジョン・ウーの頃とは時代が違うんだと再確認させられたりして(笑)
いろんな意味で楽しめる一作です。
と聞いてピンと来る一定の年齢以上か、特殊な映画ファンには響くのだろうが、今やチョウ・ユンファと言っても劇団ひとりに似た人なのかも知れない(閑話休題)
物語はタイの刑務所で服役していたアーロン・クォック(ラミ・マレックとダブる)が香港警察に移送されるところから始まる。彼は贋札づくりのメンバーの一員だったが、彼以外はチョウ・ユンファ扮する首謀者「画家」に殺害され、画家が彼の命を狙おうとする。彼は警察に画家との贋札づくりを語り始める・・・
クォックは卓越した模倣画力の持ち主で贋札づくりにスカウトされるが、それ以外にも原版づくり、進行管理、警備のプロなどが集まってプロジェクトスタート。ひとつひとつ課題をクリアしていく様は悪のミッションものの王道で、技術的な書き込みが細かくてワクワクしてくる。贋札が完成しないとそこから話は進まないので、前半は想定どおりの展開だが、そこに3人の女性の悲恋話が絡み、ストーリーがどんどんややこしくなる。気をつけて話を追わないと混乱するので要注意。
当然、軌道に乗りかけたプロジェクトも途中から破綻しだして・・・
犯罪ものやチョウ・ユンファの過去作は言うに及ばず、小道具の使い方など「裏切りのサーカス」も彷彿とさせて嬉しくなってくる。
やはりこの作品で特筆すべきは、チョウ・ユンファの圧倒的な存在感。御年65歳なのに昔と全然変わっていない。そこにいるだけで何かやってくれるだろうとこちらの期待感が全然違う。
さらにお約束の大銃撃戦では二丁拳銃にAK、ショットガンを大乱射して大殺戮、その上、敵の弾は当たらないし、爆発して吹き飛ばされても立ち上がる!ホンマかいな!(笑)
アテ書きとしか思えないのだが、実はあとでキャスティングされたらしい。別の役者がこの役をやっていたら、全然違う印象だったろうな。
で、あっちこっちいって盛りだくさんの話を最後は力づくで収束。その辺はジョン・ウーの頃とは時代が違うんだと再確認させられたりして(笑)
いろんな意味で楽しめる一作です。
題名:プロジェクト・グーテンベルク 贋札王 原題:Project Gutenberg/無雙 監督:フェリックス・チョン 出演:チョウ・ユンファ、アーロン・クォック |
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