昨日は春の陽気に浮かれて宝塚まで歩いたが、疲れていたので、いつも以上に早く寝た。
今朝メールをチェックしていたら、昨日Gooブログが送ってきてくれた昨年の記事があって、
「今日は父の命日・・・雨は本降りです」と題して父のことを書いていた。
すっかり忘れていた。
昨年、「生きていたら今年99歳」と書いているから、今年は100歳。
そうか、もうそんなお爺さんになったか。
よく死んだ子の年を数えるということが言われるが、私の場合は死んだ親の年を数えている。
もし生きていても、寝たきりになっていただろうか。
もしそうなっていたとしたら、私は今頃のんきに出かけたりできていなかった。
それを考えると亡くなってくれていることは有難い。
57歳で亡くなられたときは、泣きに泣いた私であったが・・・。
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★命日を忘れてゐたりこんなこと初めてなれば驚くわれは
★ははそはの母の命日一周忌すませて父の命日わする
★母が逝き父と夫婦を復活し二人で彼の世を楽しみゐるや
★子のわれに忘れられても平気かと己を慰めゐるは子のわれ
★父のこと思い出さざるほど年は経ちて今年は平成も終ゆ
★大正に生まれ昭和に死にし父平成知らず次くる御代も
★亡き父の知るのは孫のわが長女、長男のみであとは知らざる
★初孫のわれの長女と長男を見て死ににける五十七歳
★壮年の姿を残し死にしかば老残さらさず今も壮年
★百歳になりし亡父は命日を忘れられても百歳になる