かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

父の命日を忘れていた

2019-03-06 08:51:43 | ブログ記事

昨日は春の陽気に浮かれて宝塚まで歩いたが、疲れていたので、いつも以上に早く寝た。

今朝メールをチェックしていたら、昨日Gooブログが送ってきてくれた昨年の記事があって、

「今日は父の命日・・・雨は本降りです」と題して父のことを書いていた。

すっかり忘れていた。

昨年、「生きていたら今年99歳」と書いているから、今年は100歳。

そうか、もうそんなお爺さんになったか。

よく死んだ子の年を数えるということが言われるが、私の場合は死んだ親の年を数えている。

もし生きていても、寝たきりになっていただろうか。

もしそうなっていたとしたら、私は今頃のんきに出かけたりできていなかった。

それを考えると亡くなってくれていることは有難い。

57歳で亡くなられたときは、泣きに泣いた私であったが・・・。

*

★命日を忘れてゐたりこんなこと初めてなれば驚くわれは

★ははそはの母の命日一周忌すませて父の命日わする

★母が逝き父と夫婦を復活し二人で彼の世を楽しみゐるや

★子のわれに忘れられても平気かと己を慰めゐるは子のわれ

★父のこと思い出さざるほど年は経ちて今年は平成も終ゆ

★大正に生まれ昭和に死にし父平成知らず次くる御代も

★亡き父の知るのは孫のわが長女、長男のみであとは知らざる

★初孫のわれの長女と長男を見て死ににける五十七歳

★壮年の姿を残し死にしかば老残さらさず今も壮年

★百歳になりし亡父は命日を忘れられても百歳になる

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